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細マッチョ自宅筋トレメニュー完全版|自重+チューブの一週間の組み方



細マッチョになるために自宅で行う筋トレメニューを解説するとともに、現在の体型に応じて最適な負荷回数の決め方、具体的な一週間の筋トレプログラムの組み方をご紹介します。

本記事では、手軽な方法=自重トレーニングで追い込み、チューブトレーニングで仕上げるプログラムをご紹介します。



ウエイトトレーニングに関する厚生労働省の記載

スクワットや腕立て伏せ・ダンベル体操などの標的とする筋肉に抵抗(レジスタンス)をかける動作を繰り返し行う運動をレジスタンス運動と言います。10-15回程度の回数を反復し、それを1-3セット無理のない範囲で行うことが勧められます。

レジスタンス運動にはダンベルやマシンなどの器具を用いて行う方法と、スクワットや腕立て伏せのように自体重を利用して行う方法があります。自体重を用いて行う方法は手軽に行えることから、筋力向上の指導プログラムに広く活用することができます。しかし負荷の大きさを調節しにくいという欠点もあります。例えばスクワットならしゃがみ込む深さを調節する、机などに手をついて行う、何かを持って行うなどの工夫で負荷の調節をすると良いでしょう。

筋肉には疲労からの回復の時間が必要です。レジスタンス運動は標的の筋肉に負荷を集中する運動ですから、その筋肉に十分な回復期間としてトレーニング間隔をあける必要があります。毎日行うのではなく、2-3日に一回程度、週あたり2-3回行うくらいの運動頻度が推奨されます。無理のない範囲で「継続的」に行うようにしてください。

引用:厚生労働省eヘルスネット「レジスタンス運動」

■細マッチョとは?



細マッチョとは、きっちりとした基準があるわけでなく、あくまでも一般的なイメージ・概念ですので、当然ながら明確な基準があるわけではありません。

しかしながら、一般的な概念としては、「体脂肪が少なく腹筋が割れて見える」「過度に筋肉がつきすぎていない」といったものがありますので、おおよその基準値として以下のことが言えるでしょう。

体脂肪率:腹筋が割れる10~15%前後

BMI値:中央値の22前後

なお、体脂肪率は体脂肪測定機能つきの体重で計ると簡単に測定でき、BMI指数は以下の計算式で算出できます。

BMI=体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)]

例えば、体重70kg身長180cmの場合、BMI値は70÷(1.8×1.8)≒21.6となります。

BMI指数に関する厚生労働省の記載

肥満度を表す指標として国際的に用いられている体格指数で、[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で求められます(身長はcmではなくmで計算します)。

計算方法は世界共通ですが、肥満の判定基準は国によって異なり、WHO(世界保健機構)の基準では30以上を”Obese”(肥満)としています。

日本肥満学会の定めた基準では18.5未満が「低体重(やせ)」、18.5以上25未満が「普通体重」、25以上が「肥満」で、肥満はその度合いによってさらに「肥満1」から「肥満4」に分類されます。

引用:厚生労働省eヘルスネット「BMI」

■細マッチョになるための2通りのアプローチ



一部の体脂肪率が低くて筋肉質な人をのぞき、ほとんどの人が最初から細マッチョではありません。多くは「痩せ体質」または「ぽっちゃり体質」のいずれかです。

細マッチョになるためには、「痩せ体質」と「ぽっちゃり体質」ではアプローチの仕方が変わってくるのは当然で、簡単に表現すると以下のようになります。

①痩せ体質の場合:まず筋肥大バルクアップ筋トレを行う(筋肉量を増やす)

②ぽっやり体質の場合:まず引き締めダイエット筋トレを行う(体脂肪を減らす)

この異なる二つのアプローチはターゲットにする筋繊維の種類とそれに最適なトレーニング方法(負荷回数設定)もおのずと異なってきますが、それは次の項目で解説します。

■目的別の筋トレ負荷回数設定

●ターゲットにする筋繊維に最適な反復回数



筋力トレーニングの対象となる骨格筋は筋繊維が束となって構成されていますが、その筋繊維には主に速筋と遅筋の二種類があり、さらに速筋は2つのタイプに分けられます。そして、それぞれに特性が異なり、トレーニングでの適正反復回数も異なります。

①遅筋(筋繊維タイプⅠ)

1分以上の持久的な運動において、持続的に収縮する筋繊維です。トレーニングをしても筋肥大は起こらず、筋スタミナが向上します。筋トレにおいては20回の反復で限界がくるような軽負荷でトレーニングを行います。

②速筋(筋繊維タイプⅡa)

30~60秒程度のやや持久要素もある瞬発運動において、持続的かつ瞬発的に収縮する筋繊維です。トレーニングによってやや筋肥大するとともに筋スタミナも向上します。筋トレにおいては12~15回程度の反復で限界がくるような中負荷でトレーニングを行います。

③速筋(筋繊維タイプⅡb)

30秒未満の瞬発運動において、爆発的に収縮する筋繊維です。トレーニングによって強く筋肥大します。筋トレにおいては6~12回程度の反復で限界がくるような高負荷でトレーニングを行います。

骨格筋を構成している筋繊維には大きく分けて速筋と遅筋の2種類があります。速筋は白っぽいため白筋とも呼ばれます。収縮スピードが速く、瞬間的に大きな力を出すことができますが、長時間収縮を維持することができず張力が低下してしまいます。遅筋は赤みがかった色から赤筋とも呼ばれます。収縮のスピードは比較的遅く、大きな力を出すことはできませんが、疲れにくく長時間にわたって一定の張力を維持することができます。

▼厚生労働省公式ページ

骨格筋(こっかくきん)

参照記事:筋トレ目的別の適切な負荷回数設定

●痩せ体質なら筋繊維TYPE2b|ぽっちゃり体質なら筋繊維TYPE1

細マッチョの基準体型から外れている場合、筋繊維の特徴と最適な負荷回数設定から、痩せ体質なら筋繊維TYPE2bを鍛えて筋肉量を増やし、ぽっちゃり体質なら筋繊維TYPE1を鍛えるダイエット筋トレで体脂肪を減らしていくのが正しいアプローチになります。

また、もともと細マッチョ体型、またはトレーニングの結果として細マッチョ体型になったら、筋繊維TYPE2aを主体にトレーニングして筋肉の形を整えていきます(ボディーデザイン)。

厚生労働省による筋繊維に関する記載

骨格筋を構成している筋繊維には大きく分けて速筋と遅筋の2種類があります。速筋は白っぽいため白筋とも呼ばれます。収縮スピードが速く、瞬間的に大きな力を出すことができますが、長時間収縮を維持することができず張力が低下してしまいます。老化が早く、20歳前後から急速に衰えるといわれています。遅筋は赤みがかった色から赤筋とも呼ばれます。収縮のスピードは比較的遅く、大きな力を出すことはできませんが、疲れにくく長時間にわたって一定の張力を維持することができます。年齢を重ねても衰えにくいといわれています。骨格筋の収縮は、筋繊維の中にあるアデノシン三リン酸(ATP)と呼ばれる化合物が分解してリン酸基がひとつはずれ、アデノシン二リン(ADP)になるときに発生するエネルギーを利用しています。

引用:厚生労働省eヘルスネット「骨格筋」

■筋肉部位ごとの細マッチョ筋トレ



一般的にイメージされる、いわゆる細マッチョ体型とは、胸まわりにはしっかりと筋肉がつき、腹筋が割れており、あまり逆三角形体型になりすぎず、腕は程よく太く、脚は引き締まっている、というものです。

ですので、最終的な細マッチョ体型のボディーデザインと各筋肉部位の鍛え方・ターゲット筋繊維は以下のようになります。

大胸筋:筋繊維TYPE2b

三角筋:筋繊維TYPE2a

上腕三頭筋:筋繊維TYPE2a

背筋群:筋繊維TYPE2a

上腕二頭筋:筋繊維TYPE2b

腹筋群:筋繊維TYPE1

下半身:筋繊維TYPE1

※筋繊維TYPE2b(10回前後の反復)|筋繊維TYPE2a(15回前後の反復)|筋繊維TYPE1(20回以上の反復)

▼さらに詳しい筋肉の構造と作用

【筋肉名称デジタル図鑑】各部位の名前・作用・筋トレ方法(鍛え方)

それでは、次の項目からは、自重トレーニングで身体・筋肉を鍛えていくメリット・デメリットについて解説していきます。

■自重トレーニングのメリット・デメリット



①安価にトレーニングを始められる

まず、自重トレーニングには基本的に器具が必要ありません(補助器具を使うと効率的にできますが)。

このため、器具類を購入・準備することなく安価にトレーニングを始めることができます。

②いつでどこでもトレーニングができる

自重トレーニングは器具を必要としないので、いつでもどこでも行うことができます。会社や学校の昼休みにトレーニングすることも可能ですので、「鍛えたい」という気持ちのタイミングを逃さずに取り組むことができるの大きなメリットです。

●自重トレーニングで鍛えるデメリット



複合関節運動(コンパウンド種目)しかない

自重トレニングには複数の筋肉と関節を同時に動かす「複合関節運動」=「コンパウンド種目」しかありません、

具体的には腕立て伏せの場合、肩関節と肘関節を動かし、大胸筋・三角筋・上腕三頭筋を同時に動かすことになります。

このため、「大胸筋だけ集中的に鍛える」といった、個別の筋肉を集中的にトレーニングできないというデメリットがあります。

●自重トレーニングのデメリットを補う方法

・チューブを使って単関節運動(アイソレーション種目)で追い込み筋トレを行う



自重トレーニングの最大のデメリットは単一の筋肉を集中的に鍛える単関節運動(アイソレーション種目)がないことです。

ですので、まずは自重トレーニングの複合関節運動で全体的に筋肉を鍛え、その後、図に示したようなトレーニングチューブを使った単関節運動で、追い込み・仕上げトレーニングを行うのが理想です。

■大胸筋の自宅細マッチョ筋トレ

●腕立て伏せ



自宅での自重トレーニングで大胸筋を鍛える最もスタンダードな種目が腕立て伏せです。

背筋を伸ばし、肘の真下に手がくるように構えて行ってください。

また、プッシュアップバーを併用すると可動範囲が広がり、腕立て伏せの効果が大幅に高まります。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・背すじを真っ直ぐ保つ

・顎をやや引く

●チューブチェストフライ

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ダンベルフライのかわりにチューブチェストフライを行っても大胸筋内側に効果的です。

チューブチェストフライは、両手でトレーニングチューブをグリップし、大きく腕を開いて構えます。

そこから腕を閉じていきますが、肩甲骨をしっかりと寄せることが重要で、肩甲骨の寄せ方が甘いと肩から初動することになり、三角筋に負荷が分散してしまいます。

セット中は常に肩甲骨を寄せた状態を保ってください。

腕を胸の前で閉じたら、そこから腕を少し前に押し出すとともに顎を引いて大胸筋内側を完全収縮させます。

また、本種目は腕を閉じる時のコンセントリック収縮(短縮性収縮)だけでなく、腕を開いて元に戻る時にもゆっくりとした動作で大胸筋にエキセントリック収縮(伸長性収縮)を加えることが大切です。

なお、本種目は腕を閉じる角度によっていくつかのバリエーションがあります。それぞれの種目名と特徴は以下の通りになります。

◯インクラインチューブチェストフライ

斜め上方に腕を閉じる軌道で行うバリエーションで、大胸筋上部内側に効果的です。

◯デクラインチューブチェストフライ

斜め下方に腕を閉じる軌道で行うバリエーションで、大胸筋下部内側に効果的です。

◯クロスオーバーチューブチェストフライ

トレーニングチューブをグリップした手と反対側まで深く腕を閉じるバリエーションで大胸筋内側に非常に強い負荷がかかります。

■三角筋の自宅細マッチョ筋トレ

●パイクプッシュアップ

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自重だけで三角筋を鍛える方法が、腰を大きく曲げて腕立て伏せ動作を行うパイクプッシュアップです。身体に対して腕を上方に伸ばす軌道になるように、斜め後方に身体を押し上げる動作をしてください。

本種目は、身体を押し上げる時に、肘が身体の背面側に入らないようにすることも重要です。肘が後ろに入ってしまうと、肩関節に開き負荷がかかりますので、あまり上半身を反らせすぎず、常に肘が身体の前側にあるように動作しましょう。

また、さらに負荷を高めたい場合は、台の上などに足を乗せて行う足上げパイクプッシュアップや、さらに角度を強くした逆立ち腕立て伏せを行うという方法もあります。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・肘を背中側に引きすぎない

・斜め後ろ方向に身体を押し上げる

●チューブアップライトロー




チューブアップライトローイングは初心者でも三角筋を的確に鍛えることのできるチューブトレーニングです。

ゆっくりとした動作で上体を反らさずに行ってください。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・肩甲骨を寄せない

・肘を拳よりも先行させる

■上腕三頭筋の自宅細マッチョ筋トレ

●ベンチディップス

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自宅で椅子を二つ使って行える効果的な上腕三頭筋の自重トレーニングがリバースプッシュアップ(ベンチディップス)です。

足と手をついて構えたら、肩甲骨をしっかりと寄せて身体を下ろしていきますが、肩甲骨の寄せ方が甘いと肩関節に負荷がかかりますので、必ず肩甲骨は寄せたまま動作を行ってください。

なお、本種目は肘を開き気味に動作を行うと上腕三頭筋の外側・短頭に、肘を閉じ気味に動作を行うと上腕三頭筋の内側・長頭に負荷がかかります。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・できるだけ深く身体を下ろす

・身体を上げながら息を吐く

・肘を開かず動作する

●チューブキックバック



チューブキックバックは上腕三頭筋長頭を集中的に鍛えられる種目です。

肘を伸ばしたポジションで、手の平が上を向く方向に回旋させると、上腕三頭筋長頭が完全収縮して効果が倍増します。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・肘を固定して動作する

・伸展時に手の平をやや上に向ける

■背筋群の自宅細マッチョ筋トレ

●斜め懸垂

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懸垂ができない人におすすめなのが、懸垂よりはやや強度の低い「斜め懸垂」です。特別な器具がなくても、テーブルの下に仰向けに潜り、テーブルの縁を持って行うこともできます。

斜め懸垂は、いかに背筋群を完全収縮させて追い込むかが重要で、このためには胸を張り、腕の力ではなく背中の筋力で身体を引き上げることが大切です。

胸を張って、背すじを伸ばして構えたら、腕を引いて身体を引き上げていきますが、この時に肩甲骨を寄せながら動作してください。

肩甲骨を寄せずに動作を行うと、腕の筋力で動作することになり、背筋群まで負荷が届きにくくなります。

そして、身体を十分に引き上げたら、肩甲骨を寄せきり背筋群を完全収縮させます。この時に顎を上げるような動作を加えると、さらに背筋群が強く収縮して効果が高まります。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・身体を真っ直ぐ保つ

・肩甲骨を寄せる

●チューブラットプル



トレーニングチューブを使って、上方から腕を引く動きで広背筋を鍛えることのできるチューブラットプルダウンは、懸垂の仕上げにも最適な種目です。

肩甲骨をしっかりと寄せる意識で行ってください。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・腕を伸ばした時に背中を丸める

・肘を開かず引く

・引く時に肩甲骨を寄せる

■上腕二頭筋の自宅細マッチョ筋トレ

●逆手懸垂

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自重を使った上腕二頭筋トレーニングで効果的な種目が逆手懸垂(チンニング)です。なお、一般的には順手懸垂をプルアップ、逆手懸垂をチンニングと呼びます。チンニングは順手懸垂と違い背中の筋肉を使わずに腕の筋力だけで行うのが上腕二頭筋には効果的です。このためには、順手懸垂とは逆に、背中をやや丸め気味で行うとよいでしょう。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・肩幅以下に手幅をとる

・やや背中を丸める

・腕だけで上がるように意識する

●チューブカール



トレーニングチューブを使ったチューブカールでは、アイソレーション(単関節運動)で上腕二頭筋の仕上げトレーニングが可能です。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・反動を使わない

・肘をしっかり固定する

・戻す時もゆっくり動作する

■腹筋と腰の自宅細マッチョ筋トレ

●バックエクステンション



長背筋に効果的な筋トレがバックエクステンションです。

背中を反らせた姿勢を維持することで長背筋だけでなく体幹インナーマッスルも鍛えることができます。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・反動を使わない

●カールアップクランチ

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腹筋はクランチがおすすめの筋トレメニューです。身体を起こしながら息を吐き、起こしきったポジションで息を吐ききり腹筋群を最大収縮させることがポイントです。

なお、腹筋群はその筋繊維の特性上、20回以上の反復回数で鍛える必要があります。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・顎を引く

・体を曲げたときに完全に息を吐ききる

●レッグレイズ

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腹筋群のなかでも腹直筋下部を集中的に鍛えられるのがレッグレイズです。反動を使って腰を浮かすと、腰椎損傷の原因になりますので注意をしてください。また、足を上げる時だけでなく、足を下ろす時にも効かせるように意識すると効果が倍増します。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・顎を引く

・足を上げたときに完全に息を吐ききる

●四の字クランチ

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足を「四の字」に組んで、体幹をひねりながらクランチを行う四の字クランチ(ツイストクランチ)は腹直筋だけでなく腹斜筋にも効果的なトレーニング方法です。上体を起こすことよりも、しっかりとひねることに意識を集中して行ってください。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・顎を引く

・上体をひねったときに完全に息を吐ききる

■下半身の自宅細マッチョ筋トレ

●自重スクワット



自宅で行う自重トレーニングとして最適な種目が自重スクワットです。

胸を張り、背中を反らせたニーベントスタイルが動作の基本です。

また、膝関節を痛めないために、膝がつま先より前にでないように気をつけてください。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・胸を張り上を見る

・膝をつま先より前に出さない

・やや斜め後ろに腰を下ろす

●ブルガリアンスクワット

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下半身の筋トレメニューの基本は「筋トレBig3」の一つであるバーベルスクワットですが、指導なしで行うのは危険なので、ここでは高強度の自重系トレーニングであるブルガリアンスクワットを紹介します。負荷が足りなければ、両手にダンベルを持つとよいでしょう。

ブルガリアンスクワットは、片足を前に出し、片足を後ろにして足の甲を台などに乗せて構えます。

そこから、胸を張り、背すじを伸ばして斜め後ろにしゃがんでいきます。そのまま真下にしゃがむと、負荷が下半身背面にかかりにくいので、必ず斜め後ろにしゃがむのがポイントです。

また、この時に前にした脚の膝がつま先より前に出ないように気をつけてください。膝が飛び出したフォームになると、膝関節に強い負担がかかり、痛めるリスクがありますので、十分に注意しましょう。

前にした脚の太ももが床と平行になるまでしゃがんだら、そこから立ち上がっていきますが、この時に後ろにした脚を主働にして立ち上がるのが、下半身背面に効かせるための大切なコツです。

なお、本種目は足の置き方を変えて、合わせて1セットになりますが、構えにくい足の置き方から先に行ったほうが、足の置き方を変えてからの後半でセットを完遂しやすくなります。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・胸を張り上を見る

・膝をつま先より前に出さない

・やや斜め後ろに腰を下ろす

●シシースクワット

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上体を反らせ、斜め後ろに腰を下ろす独特の軌道をとることで、大腿四頭筋に対して負荷を集中できるスクワットのバリエーションがシシースクワットです。柱などを持って行うと初心者でも比較的簡単に行うことができます。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・柱などを持ち安定させる

・顎を引きバランスをとる

・膝の反動を使わない

●チューブレッグカール



チューブレッグカールは、ゴムの持つ漸増負荷を利用して効率的にハムストリングスを鍛えることのできる種目です。

膝を曲げた位置で、つま先を伸ばすように動作するとハムストリングスが完全収縮してさらに効果的です。

◆執筆者のジムで実施・指導しているポイント

・反動を使わない

・上げる時も下ろす時もゆっくり動作する

・最後につま先を伸ばす

■超回復理論に基づいた筋トレの頻度

●超回復とは?



筋力トレーニングを実施すると、レジスタンス運動によって筋繊維は微細な裂傷を受け、その回復には数日を要します。そして、数日の回復期間の後、筋繊維はトレーニング前よりも強く太くなって回復します。これを「超回復」と言い、超回復を計画的に繰り返すことで筋力を向上させていくのが筋トレの基本的な考え方です。

一部ネット情報には「超回復に科学的根拠はない」という記載も散見されますが、実際には厚生労働省も認めている理論ですので、筋力トレーニングは超回復理論にのっとった実施が望ましいでしょう。

”筋肉はレジスタンス運動を行うと筋線維の一部が破断されます。それが修復される際にもとの筋線維よりも少し太い状態になります。これを「超回復」と呼び、これを繰り返すと筋の断面積が全体として太くなり筋力が上がります。筋力のトレーニングはこの仕組みを利用して最大筋力に近い負荷でレジスタンス運動し、筋が修復されるまで2~3日の休息ののち、またレジスタンス運動でトレーニングということの繰り返しによって行われます。(厚生労働省|e-ヘルスネット)”

▼厚生労働省公式ページ

レジスタンス運動

筋肉の超回復に関する記載

●筋肉部位ごとの超回復期間



筋トレによってダメージを受けた筋繊維の超回復期間は、その部位によって長さが異なります。また、年齢・性別によっても回復速度は異なりますが、おおよその目安(20~30代男性基準)は以下の通りです。

・大胸筋:48時間
・三角筋:48時間
・上腕三頭筋:48時間
・僧帽筋:48時間
・広背筋:72時間
・上腕二頭筋:48時間
・腹筋群:24時間
・脊柱起立筋:72時間
・大臀筋:48時間
・大腿四頭筋:72時間
・ハムストリングス:72時間
・前腕筋群:24時間
・下腿三頭筋:24時間

参照記事:筋肉痛と部位ごとの超回復期間

■具体的な一週間の自宅細マッチョ筋トレ

運動プログラムに関する厚生労働省の記載

有効な運動プログラムを作成するためには、トレーニングの原理原則に従うことが大切です。また健康づくりのための運動プログラム作成の際には安全性を最重視する必要があります。その際は個人の潜在的なリスクや体力水準、体組成などの評価が重要となります。

3つのトレーニングの原理

「過負荷の原理」

ある程度の負荷を身体に与えないと運動の効果は得られないということです。その強度の最低ラインは、日常生活の中で発揮する力以上の負荷です。

「特異性の原理」

運動中のエネルギーの使われ方や筋肉の活動の仕方と関係する能力が増加することです。わかりやすくいうと、短距離走のトレーニングをすれば短距離は速くなりますが長距離は速くなりませんし、脚のトレーニングをすれば脚のパフォーマンスは高まりますが腕のパフォーマンスは向上しないということです。

「可逆性の原理」

せっかく獲得した効果もトレーニングを中止すると失われてしまうことです。

引用:厚生労働省eヘルスネット「運動プログラム作成のための原理原則」

●週1回目の自重トレーニング

①腕立て伏せを2~3セット+チューブチェストフライを1~2セット

②パイクプッシュアップを2~3セット+チューブアップライトローを1~2セット

③ベンチディップスを1~2セット+チューブキックバックを1~2セット

④カールアップクランチを1~2セット

⑤レッグレイズを1~2セット

⑥チューブサイドベントを1~2セット

●週2回目の自重トレーニング

①自重スクワットを2~3セット

②ワイドスクワットを2~3セット

③チューブレッグエクステンションを1~2セット

④チューブレッグカールを1~2セット

●週3回目の自重トレーニング

①斜め懸垂を2~3セット+チューブラットプルを1~2セット

②逆手懸垂を2~3セット+チューブカールを1~2セット

③バックエクステンションを2~3セット

■筋トレと食事について

●食事もトレーニングの一環



筋力トレーニングを行ったら、それで終わるのではなくしっかりと目的に合わせた適切な食事を摂ることが重要です。筋トレの成果は「トレーニング半分、食事半分」とも言われるほどです。


■細マッチョ筋トレメニュー一覧

具体的には、下記の筋肉部位別のトレーニング方法をご参照ください。

大胸筋トレーニングのやり方と組み方

背筋群トレーニングのやり方と組み方

三角筋トレーニングのやり方と組み方

三頭筋トレーニングのやり方と組み方

二頭筋トレーニングのやり方と組み方

腹筋群トレーニングのやり方と組み方

下半身トレーニングのやり方と組み方

また、トレーニング方法別の細マッチョメニュープログラムについては下記をご参照ください。

自重トレーニングの細マッチョメニュー

チューブ筋トレの細マッチョメニュー

ダンベル筋トレの細マッチョメニュー

ジムマシン筋トレの細マッチョメニュー

バーベル筋トレの細マッチョメニュー

なお、最新の筋トレメニュープログラムは下記の記事をご参照ください。


また、全トレーニング種目の解説は以下の記事をご参照ください。


■全自重トレーニング種目一覧

●大胸筋の自重トレーニング


●背筋群の自重トレーニング


●三角筋の自重レーニング


●上腕三頭筋の自重レーニング

ナロー腕立て伏せ
ベンチディップス

■全チューブトレーニング種目一覧

●大胸筋のチューブトレーニング


●背筋群のチューブトレーニング


●三角筋のチューブトレーニング


●上腕三頭筋のチューブトレーニング

チューブフレンチプレス
チューブキックバック
チューブプレスダウン

●上腕二頭筋のチューブトレーニング


●体幹・腹筋のチューブトレーニング

チューブクランチ
チューブレッグレイズ
チューブグッドモーニング

●下半身のチューブトレーニング


■全ダンベル筋トレ種目一覧

●大胸筋のダンベル筋トレメニュー


●背筋群のダンベル筋トレメニュー


●三角筋のダンベル筋トレメニュー

ダンベルショルダープレス
ダンベルアップライトロー
ダンベルフロントレイズ
ダンベルサイドレイズ
ダンベルリアラテラルライズ
ダンベルリアデルタロー

●上腕三頭筋のダンベル筋トレメニュー


●上腕二頭筋のダンベル筋トレメニュー


●体幹・腹筋のダンベル筋トレメニュー

ダンベルクランチ
ダンベルレッグレイズ
ダンベルサイドベント
ダンベルウッドチョッパー
ダンベルトゥタッチクランチ
ダンベルグッドモーニング

●下半身のダンベル筋トレメニュー




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