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トレーニングベルト(パワーベルト)の選び方をトレーナーが本音で解説|種類別の効果や巻き方も説明


トレーニングベルト(パワーベルト)の効果と種類別の特徴について解説するとともに、筋トレ目的別に最適なおすすめのタイプをご紹介します。

なお、本記事はジムトレーナーとして20年以上の経験を持つ筆者が、その経験に基づいて本音で解説したものです。その意見は、あくまでも個人的な見解です。

トレーニングベルトを巻く意味


トレーニングベルトを巻く意味には大きく2つあり、それは以下の通りです。

①腰の保護や腰痛の予防

②最大筋力の向上

まず第一に、トレーニングベルトを巻くことによって物理的に腰が保護・サポートされます。そして、次に腹圧を上昇させることにより最大筋力が上昇できるという意味があります。

次の項目では、それらをさらに詳しく解説します。

トレーニングベルトの効果

物理的な腰の保護や腰痛の予防


トレーニングベルトを巻くことにより、物理的に腰回りを圧迫固定し、脊柱起立筋に代表される腰回りの筋肉をサポートすることができます。


脊柱起立筋は腸肋筋・最長筋・棘筋から構成される背骨に沿った筋肉群で、「体幹を伸展させる」「体幹を回旋させる」「背骨を真っ直ぐに維持する」働きがあります。

トレーニングベルトは、この脊柱起立筋の作用のなかでも「背骨を真っ直ぐに維持する」作用をサポートする働きがあります。

また、脊柱起立筋を痛めることにより腰痛が発生しますので、脊柱起立筋をサポートすることにより「腰痛を予防する」働きがあるとも言えます。

隠された効果とは

トレーニングベルトには、ここまで解説した三つの物理的効果のほかにも隠された意味・効果があります。

トレーニングのセットに臨む直前、トレーニングベルトを締めなおし「パチッ」とバックルを閉じる瞬間、心のスイッチが入り精神的にたかぶります。

この時に、活動をつかさどる交感神経が刺激され、アドレナリンに代表される最大筋力を向上させるホルモンが分泌されます。

上の動画は、そんな精神と肉体の融合関係がイメージできる内容となっています。是非、ご覧ください。

人は、物理科学だけでは説明できない「精神の生き物」なのです。

腹圧上昇と最大筋力の向上


脊柱起立筋の拮抗筋(反対の作用を持つ筋肉)が腹筋群で、腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋の4層構造をしています。

腹筋群は「体幹を前に屈曲させる」「体幹を横に屈曲させる」「体幹を回旋させる」「腹圧と姿勢の維持」という作用を持ちますが、トレーニングベルトは「腹圧と姿勢の維持」という作用に深い関わりがあります。

つまり、トレーニングベルトによって外部から腹部・腰部を圧迫することで、腹横筋の持つ「腹圧と姿勢の維持」作用をさらに増幅させることができます。

腹圧が上昇すると、最大筋力も上昇することが知られており、これにより特に体幹を伸展させる(背すじを伸ばす)動作における最大筋力が上昇します。

トレーニングベルトの巻き方


トレーニングベルトの巻き方が詳しく解説されているのがこちらの動画です。

具体的には、息を吐いて腹囲を縮めた状態でトレーニングベルトしっかりと密着させて巻き、そこからお腹を膨らませて腹圧を上げて使用します。

緩くては意味がないがきつすぎてもダメ

トレーニングベルトの締め方は、まず緩くては全く意味がありません。装着したままベルトを回せるような締め方ではほぼ効果はありません。

また、トレーニングベルトはきつく締めすぎても最大の効果は発揮できません。この締め具合には個人差があり、最適な締め具合は自分自身が日々のトレーニングのなかで見つけていくことになります。

考えているよりもきつく締めるのが目安

初心者の方にアドバイスするとすれば「考えているよりもずっと強く締める」ということです。

お腹をへこませ、ほぼいっぱいいっぱいまでベルトを締め、バックルを閉じるという感じです。

イメージとしては腹部とベルトの間に、何とか指が差し込めるかどうか、という程度の締め方がおおよその目安になります。

また、幅の広く硬い革製パワーベルトなどは、新品のうちはかなり痛く、トレーニング後にアザができることもありますが、そのくらいが適切な巻き方です。

硬いベルトも、何度も装着しトレーニングを繰り返すうちに少しずつ自分の体型にフィットするように微妙に変形しますので、最初は痛くても少し我慢してトレーニングを行ってください。

セット中以外は外すか緩めておく

なお、実際に負荷がかかっているトレーニングセット中以外の時は、トレーニングベルトは外すか緩めるようにしてください。きつく締めたままだと呼吸や血流の妨げになり、インターベルで十分に回復することができなくなります。

トレーニングベルトの種類


トレーニングベルトにはさまざまな種類があり、主にナイロン製か革製のものが主流です。また、形状もさまざまなタイプがありますが、主にトレーニングベルトタイプ・パワーベルトタイプの2種類に分類されます。

トレーニングベルトは腰部分に比べて腹部(バックル)部分が細くなっているのに対し、パワーベルトは全周が同じ幅になっているのが特徴です。

次の項目では、トレーニングベルトの種類ごとの特徴と対応する筋トレ強度について解説していきます。

ナイロントレーニングベルト

このトレーニングベルを詳しく見る

ナイロンベルトトレーニングベルトは、革製のトレーニングベルトやパワーベルトに比べるとサポート力が低いというデメリットがあります。

反面、軽くてかさばらないためジム通いの持ち運びが手軽であったり、革と違い丸洗いができるため清潔に保てるという大きなメリットがあります。

また、写真のようなダブル構造のタイプであれば、重めの重量でトレーニングする時はダブルにし、軽めの重量でトレーニングする時はシングルにして装着するといった使い分けも可能です。

実際のところ、初心者や女性のトレーニング、中〜上級者の軽めのトレーニングであれば、そのサポート力は十分であると言えるでしょう。

本音を言えば、がっちりとしたパワーベルトのほかにこのタイプを1本持っておくことをおすすめします。

なんでもかんでもパワーベルトをつけてトレーニングしていると、腰回りの筋肉が弱くなります。ですので、軽い重量の肩・腕トレーニングはあえてサポート力の低いナイロンタイプで軽めに腰を保護しつつ、腰回りの筋肉も使っていくのが最良です。

革製トレーニングベルト


革製のトレーニングベルトは筋トレ中級者の入門タイプとして人気です。

ナイロントレーニングベルトよりも高いサポート力があるのがメリットですが、持ち運びに重い、カビが生えないように気をつける必要がある、などのデメリットもあります。

また、このタイプにはピンバックル式しかないため、きつく締めると脱着にかなり時間がかかってしまうのも難点です。

なお、腹部が狭くなっている構造上、腹圧を上げる作用が弱いため、多くのトレーニーが結局はパワーベルトに買い替えるのが実情です。

実際のところ、上記のような理由で本タイプはあまりおすすめしていません。「帯に短したすきに長し」という感じで、結局は高重量トレーニングではパワーベルト、通常トレーニングではナイロンベルトを使うことになります。

ピンバックル式パワーベルト


ピンバックル式パワーベルトは、パワーベルトとしてはもっとも安価なタイプになり、トレーニングベルトに比べると腹圧上昇効果が飛躍的に揚がる魅力があります。

ただ、パワーベルトはかなりきつく(指が隙間に入らないくらい)締める必要があり、ピンバックル式だと脱着が一人では困難になり、多くの場合トレーニングパートナーに手伝ってもらう必要があります。

このため、このタイプのパワーベルトはあまり人気が高くありません。

実際、ジムトレーナーをしていると、このタイプのベルトの脱着を手伝う仕事がやたらと多いです。本人も周りの人も、なかなか外れないピンタイプパワーベルトの脱着に疲れれてしまうので(周りの人に少し面倒くさがられることもあり)、本音を言えばおすすめしません。

フックバックル式パワーベルト


フックバックル式パワーベルトは、ピンバックル式と違い、ベルト穴に金具の爪を引っ掛ける構造のため脱着が容易なことが特徴です。

このタイプのパワーベルトは、サポート力・腹圧上昇効果・脱着の容易さ・価格の面でとてもバランスがよく人気のタイプです。

なお、1ピン式と2ピン式がありますが、装着時の安定感が強い2ピン式がおすすめです。

写真のタイプは2ピンフックバックル式ベルトのなかでもIPF(世界パワーリフティング協会)公認の高品質タイプで、サイズは競技ルールの規定限度いっぱいの強度です。

公認品のため、地方大会から世界大会まで全てのパワーリフティング・ベンチプレス競技会で使用可能です。

最大厚フックバックルパワーベルト


フックバックルタイプのパワーベルトのなかでも、最もおすすめなのが、こちらの「レッドステッチ鬼ベルトフックバックル超強仕様」です。

パワーリフティング競技規定最大値の幅100mmにくわえ、厚さが13mm(競技規定最大値)と非常に分厚くて頑強な仕様となっています。体重の二倍を超えるような高重量トレーニングでもしっかりと腰を保護してくれるとともに、非常に高い腹圧上昇も望めます。


レバーアクション式パワーベルト

このパワーベルトを詳しく見る

パワーベルトのハイエンドクラスとなるのがレバーアクション式パワーベルトです。

フックバックル式よりもさらに脱着が容易で、事実上ワンタッチで操作が可能なため、厳密なトレーニングインターバルが要求される高重量でのトレーニングのマストアイテムです。

多くのトレーニーが、最終的にはこのレバーアクション式パワーベルトにたどり着きます。

当ジム所属のベンチプレス選手も武器屋「鬼ブランド」のレバーアクションパワーベルト(現在、写真のタイプは鬼ブランドでは発売されていません)を着用して全日本大会に出場しており、その性能の高さは量販品やフックバックルタイプとは別格です。

また、パワーリフティングの競技大会では、呼び出し(コール)から60秒以内に試技を始めなくてはいけないので、ピンタイプやフックバックルタイプに比べて装着時間が短いレバーアクションタイプは、競技的にも挙上フォームをとる時間に余裕ができるので有利です。

※実際に全日本大会での装備品チェックの印鑑が押されています。

人気のOEM製品


写真のタイプは国内でも販売されているメーカー品のOEM製品で、当サイト運営ショップが海外生産工場から無印のまま直接輸入しているものです。

このため、一般的なレバーアクション式パワーベルトの性能を持ちながらも、価格は半分近くに抑えられている逸品です。

現在までにかなりの販売実績がありますが、購入者から高い評価を得ています。

高いブリッジが組みやすい幅5mmのパワーベルト

こちらは、かなり特殊なベンチプレス競技専用のレバーアクションパワーベルトで、通常のパワーベルトの半分の50mm幅をしています。

幅が細い分、腰周辺の自由度が高くなり、競技ベンチプレスに非常に大きな要素である「高いブリッジ」が組みやすいのが最大の特徴です。

こちらのパワーベルトも、当ジム所属のマスターズ全日本出場のベンチプレス選手が愛用していますが、たしかにブッリジが組みやすく、なおかつ腰の保護効果、腹圧向上効果もかなりあるとのことです。

国際大会でも使用できるレバーアクションパワーベルト

IPF公認のパワーベルトしか使用できない

最後にご紹介するのが、こちらのハイエンドクラスのレバーアクションパワーベルトです。ここまでご紹介してきたパワーベルトは、全てパワーリフティング・ベンチプレスの国内公式競技大会で使用できますが、国際大会では使用できません。

国際大会で使用できるパワーベルトは、IPF(世界パワーリフティング協会)の公認品に限られるからです。

こちらの「13mm鬼レバーアクションベルト」は数多くのパワーリフティング・ベンチプレスの日本代表選手が世界選手権やアジア選手権で使用し幾多のメダルを奪取してきてる「日本が世界に誇る逸品」です。

自分の名前をベルトに彫刻することができ、まさに「一生もの」ともいえる最高級仕様となっています。


トレーニングベルトの選び方ポイント

迷ったら今の自分よりワンランク上のものを選ぶ

次の項目から詳しく解説していきますが、トレーニングベルトは目的や使用者のレベルによって最適なものが異なります。

しかし、トレーニングを続けていけば、筋トレ初心者はいずれ中級者に、中級者はいずれ上級者になります。そして、ひょとしたらパワーリフティング競技者に進んでいくかもしれません。

どのレベルのベルトにしようか悩んだり迷ったりしたら、今の自分よりもワンランク上のトレーニングベルトを選ぶことをおすすめします。

ベルト選びの超重要ポイント

意外と知られていない、ベルト選びの超重要ポイントが「上下の縫い合わせ部分はダブルステッチにかぎる」ということです。

革製ベルトのヘタレは、上側の合わせ目か下側の合わせ目か、必ずどちらからきます。そして、この上下2か所の縫い合わせ部分がシングルステッチだと、糸が切れてしまうと一巻の終わりです。

見た目がだいたい同じなのに、ちょっと安めの商品というのは、この部分でコストカットをしています。安さにつられて、この部分に目をつぶると必ず後で後悔します。

もちろん、当サイト運営ショップは「全日本3位以上のアスリート厳選品」を扱っていますので、鬼フックバックルベルトもOEMレバーアクションベルトも当たり前にダブルステッチです。

トップ競技者推奨のパワーベルト

おすすめのトレーニングベルト(パワーベルト)|武器屋・鬼フックバックルベルト13mm 超強仕様 2019IPF公認です。【正規販売最安値】武器屋・GLFITグッズは、武器屋本店・楽天市場・Amazonショップなどと比較しても、当代理店メルカリショップが端数切り捨てのため国内最安値となっています。▼当代理店メルカリショッ
国内でも販売されているレバーアクションベルト(10mm厚10cm幅)のOEM元製品(生産メーカー:BlueEagleSport)です。20年近い生産実績のある工場製ですので、細部までとても安定した品質です。本来は倍前後で販売されている製品ですが、仲介業者を通さず、生産元から直接仕入れのため、一般的な販売価格の半額程度で

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※本記事は提供元サイト(GLINT&bukiya.net)より転載・出力しています。著作権・コンテンツ権・引用および免責事項についてはこちらをご参照ください。また、執筆者情報についてはこちらをご参照ください。

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