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おすすめのリストラップをトレーナーが本音で解説|初心者向きの使い方(巻き方・選び方)と上級者(競技者)向き説明

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初心者におすすめのリストラップのメーカーと適切な長さを、ジムトレーナーが本音で解説します。

実際、ほとんどのメーカーのリストラップを保有していますが、全国的に有名なジムやブランドのメーカー製品のなかには、ペラペラすぎて初心者にも使えないものが少なくありません。

ちなみに、ネットに溢れている少なからずの「おすすめリストラップ」記事はほとんどがアフィリエイト記事で、はっきり言って大人の都合で書かれていますので、注意が必要です(実際に競技レベルでリストラップを使ったことがない方が書いたような記事があまりに多いです)。

※記載内容はあくまで個人的な主観です。

【追記情報】2021年5月より当サイト運営ショップではオリジナル開発リストラップを、2022年11月からはLARA★STARリストラップの取り扱いも始めましたので、あわせてご紹介していきます。

この記事の参照にしたページ:「リストラップの巻き方とレベル別(初心者~上級者)におすすめの長さ・使い方

 


※本記事は提供元サイト(GLINT&bukiya.net)より転載・出力しています。著作権・コンテンツ権・引用および免責事項についてはこちらをご参照ください。また、執筆者情報についてはこちらをご参照ください。

※当サイトでは厚生労働省・Wikipediaなどの公共性・信頼性の高いサイトの情報を元に科学的な根拠(エビデンス)を担保しています。それらについてはこちらの一覧をご参照ください。
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リストラップの主なメーカー

国内で入手できるリストラップの主なメーカーには以下のようなものがあります。このほかにも、たくさんの格安ブランドがありますが、1000円以下のものはおすすめするレベルにありませんので、省略しました。


TITAN
INZER
GLFIT
------------------
GOLD’s GYM
BODY MAKER
IROTEC

「---」で区切った上がおすすめできるメーカー製、下が僕は個人的におすすめしないものです。


↑実際に装着しての試用テスト

↑ウエイト下垂負荷による耐久実験

↑ウエイト下垂2ヶ月放置後の伸び

↑1cmあたりの重量測定

実際、僕自身トレーニングジムを運営しておりまして、所属選手には全日本大会に出場する人から、ベンチプレスが60kgくらいしか上がらない初心者の人までいます。

さらに、さまざまなサイトにトレーニンググッズの記事を書いているので、写真のようにほとんどのリストラップを試用したり、ウエイトをぶら下げる実験までしており、リストラップに関しては非常に詳しいと自負しています。

この記事で、僕が「おすすめしない」と言ったメーカーには、有名なジムやブランドも含まれており、「おすすめする」と言ったメーカー製より高価だったりします。

しかし、それは「ブランド代」であり、今回、「おすすめしない」と言ったものは、あえて言いますが…

ペラペラすぎて初心者にも使えません。

リストラップというよりは、「おしゃれリストバンド」ですね。

また、「---」より上のブランドは全てIPF(世界パワーリフティング協会)の公認品で、地方大会から世界大会まで使用でき、かつ記録が公式に認定されます。そうでないリストラップは大会で使用できない、または記録が認定されません。

さて、本題に戻りますが、リストラップは主にベンチプレスで使いますが、テクニックとして「リストラップのサポート力に頼って斜め軌道で挙げる」というものがあり、記録を伸ばす上で非常に重要です。

競技でのリストラップの使い方

これが競技でのリストラップの使い方=本当の使い方です。ちなみに、写真はパワーリフティングの元全日本チャンピオンの友人に撮影モデルになってもらったものなので、「超」がつくほど本物でコアな情報です。

かつてベンチプレスは手首を真っ直ぐにして前腕を垂直に保って行う、というのが技術論でしたが、最新理論では、人間の関節構造に自然に、斜めに下ろして斜めに上げるというのが最適軌道とされています。このためには、手首を完全にリストラップにあずける必要があり、高性能なリストラップが必要となります。
ですので、リストラップは手の甲にかぶせるのが正しい巻き方で、競技では2cmまでかぶせることが許可されています。この状態で、リストラップの弾性にバーベルの重量をあずけて挙上すると高重量の記録を狙いやすくなります。

ネットに溢れている、素人ライターさんが書いた「なんちゃっておすすめ記事」には、こんなことは絶対に書いてないですね。

つまり、リストラップを選ぶ場合、このテクニックが使えないようなペラペラのものは「絶対におすすめしません」と断言します。いつまでたってもベンチプレスが上達しません。

▼元全日本王者執筆記事

【ベンチプレス100kgを挙げるやり方】フォームとメニューの組み方を元全日本王者が解説

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本音でおすすめのリストラップ

では、本音でおすすめのリストラップはと言いますと、ずばり下のものです。

鬼XX

TITAN
INZER
GLFIT

なお、「初心者におすすめ」となると、硬すぎる鬼XXとTITAN(ベンチプレス130kg以上推奨)は候補から消えますので、次のような感じです。


INZER
GLFIT

硬さで言うと、鬼>INZER=GLFIT、です。

ですので、これからベンチプレス100kg越えを狙っていく方には鬼リストラップ一択ですかね。

とりあえず、初めてのリストラップならINZERまたはGLFITです。

ちなみに、INZERもGLFITも柔かめの設定・設計ですが、決してペラペラではありません。非常にしっかりした分厚い生地で、実際、僕のジムでベンチプレス120kgを挙げる選手も、この硬さのリストラップを使っています。そろそろ、鬼リストラップをすすめるつもりですが。

そして、INZERかGLFITで悩んだら、GLFITで決まりです。

ほとんど使用感に差がなく、GLFITは左右の区別があって使いやすく、繊維の縫い方の特性上、耐久性がある=伸びずに長持ちします。

なお、SCHIEKというブランドもありますが、あれはINZERと同一のものです。違いはIPF公認をとっているかいないかです。公認をとっていないSCHIEKはベンチプレス・パワーリフティングの全国大会や国際大会では使用できません。また、地方大会でも記録が認定されませんのでご注意ください。

おすすめのリストラップ

鬼・GLFITブランドには、目的・レベルに応じてさまざまなタイプのリストラップがあります。筆者は、「本物のトレーニングを志す人に本物のギアを届けたい」という思いから、IFA公認およびIPF公認のトレーニング用品を扱うハイエンドな用品ショップを開設しました。

各リストラップの詳細は下記リンク先でご確認ください。

エキスパート・上級者向けから初心者向けまで各種リストラップ一覧はこちら

普段の筋トレ・練習用に最適なリストラップ

最新情報(2024年3月追記)

当ショップの人気商品であるOEMパワーベルトシリーズの製造元OEM工場(ERG)が生産した滑り止めゴムつき高強度リストラップを新たに販売開始しました。

OEMアンチスリップリストラップ高強度仕様2本1組 | アームレスリング器具・パワーリフティング用品・マズレンコ製作所日本正規輸入代理店
高品質製品の製造で定評のあるOEM工場「BlueEagleSport」製の滑り止めシリコンラバー埋め込み式のリストラップで、IPF公認リストラップ(高強度タイプ)に匹敵するサポート力で設計されています。質剛健かつシンプルな構造に、要求される全ての要素が織り込まれています。①高耐久な生地素材②頑丈な裁縫処理③セット中のゆ...

追加実験(2022年追記)

新たに当サイト運営ショップで取り扱いを始めた、北米に大きなシェアを持つLARA★STAR製リストラップの強度・伸び率比較実験・検証を行いました。

まずは、LARA★STAR製リストラップとGOLD’S
GYM製リストラップを同一条件になるよう、長さを揃えてセットします。

そして、両方に5kgのウエイトを取り付けて下垂させ、その伸び率・強度を記録しました。

LARA★STAR製リストラップはIPF公認品と同等以上の高性能リストラップですので、結果は一目瞭然、その強さは鬼リストラップXXLARA★STAR鬼リストラップ>>普及品といったところです。

リストラップは消耗品で、繰り返し使用しているとフル性能のサポート力は発揮できなくなります。
IPF公認ストラップは高価なため、マックス測定や試合の時に使用し、通常のトレーニングでは本製品のような安価で高品質なリストラップを使用するトレーニーも少なくありません。
内巻き・外巻きにこだわる人にも最適な、左右の区別がある構造です。
公式サイトより引用

▼LARA★STARリストラップを見る

LARA★STARリストラップはこちら

オリジナル開発リストラップの検証(2021年追記)

北米で大きなシェアのあるV-TRUST社製リストラップを45cmから60cmに延長してサポート力を強化したリストラップを独自開発・販売しています。

このように、有名ブランドであるゴールドジム製品と同等以上の性能を持っています。

また、これをベースにオリジナル品として長さを60cmに延長していますので、ベース製品よりも33%のサポート力が強化されています。

▼オリジナル開発リストラップを見る

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最新のリストラップ解説記事

競技用品専門店による最新のリストラップ解説は以下の記事をご参照ください。

専門店が本音でおすすめのリストラップと競技向き使い方・巻き方およびメーカー別強度比較実験

リストラップの構造

ラップ本体・サムループ・マジックテープから構成される

こちらが、当ジム所属のベンチプレス選手が実際にトレーニングや試合で使用している60cmタイプのリストラップです。

リストラップは、写真に示したようにラップ本体・マジックテープ・サムループから構成されており、その役割は以下の通りです。

ラップ本体:伸縮性があり手首関節を保護

マジックテープ:ラップ本体の固定

サムループ:装着開始時に親指にかけ仮固定

リストラップを使うメリット

プレス系種目の動作が安定する

こちらの写真は、実際のベンチプレス競技の様子ですが、手首を拡大するとリストラップを使用していることがわかります。

このように、リストラップはプレス系種目(押す動作)で使用することにより手首関節のブレがなくなり、挙上動作が安定するだけでなく、手首関節の保護にもなるというメリットがあります。

プル系種目でも実は効果がある

一般的にはプレス系トレーニングではリストラップ、プル系トレーニングではリストストラップやパワーグリップを使い分けますが、競技規定でリストストラップ類の使用が禁止されているパワーリフティング選手のなかには、使用が許可されているリストラップをデッドリフトに使用する選手もいます。

リストラップを手首に巻くことで、若干の握力向上効果が期待できるからです。

また、リストストラップを使ってプル系トレーニングを行うと、握力でシャフト保持をする必要がなくなり、トレーニングのなかで握力が鍛えられなくなります。

筆者の行う競技であるアームレスリングでも握力は大事な要素ですので、筆者自身もプル系トレーニングではリストストラップは使用せず、必要に応じてリストラップを使用しています。

リストストラップとの違いとは


※写真左:リストストラップ・右:リストラップ

言葉が似通っているため、リストラップと混同されがちなのがリストストラップです。リストストラップとは、グリップ時にバーベルシャフトに巻きつけ、セット中に握力がなくなってもシャフト保持を補助してくれるトレーニングギアです。

リストストラップはこの写真のように、まず手首に通し、それからシャフトに数回巻きつけて使用します。自身で保持できる以上の強度で背筋群を追い込むことができるので、効率的に背中を筋肥大できます。

ボディービル系のトレーニングなどでは非常に有効な補助ギアと言えるでしょう。

なお、パワーリフティング公式競技のデッドリフトでのリストストラップの使用は認められておりませんが、リストラップの使用は認められています。

リストラップを使うデメリット

頼りすぎると前腕筋群が鍛えられない

リストラップ使用のトレーニングにおけるデメリットは、ずばり「頼りすぎると前腕筋群が強くならない」ということです。本来、手首関節の角度維持は前腕筋群の筋力によって行われています。

軽い使用重量でもリストラップを常に使用する癖がついてしまうと、前腕筋群が強くならない、または弱くなってしまうというデメリットがあることは覚えておきましょう。

なお、ベンチプレスでのリストラップ使用の目安としては80kg程度以上の重量からとなります。

リストラップの巻き方

間違った巻き方と正しい巻き方

リストラップの間違った巻き方

こちらが、典型的な間違ったリストラップの巻き方です。これでは手首関節は完全にフリーとなり、手首の保護とサポートの意味をなしません。

リストラップの正しい巻き方

こちらが、リストラップの正しい巻き方で、親指関節付近まで深く巻き、完全に手首関節を覆うように巻きます。

競技大会での巻き方

手首関節から2cmまで

リストラップは、親指付近までできるだけ深く巻くことで、サポート効果が向上しますが、パワーリフティング・ベンチプレスの公式競技では、手首関節より2cmまでという規定があります。

競技に出場する方は、普段から競技規定内での使用に慣れておきましょう。

基本的な巻き方のコツ

こちらが、リストラップの巻き方を詳しく解説している動画です。一般的な60cmタイプのリストラップの基本的な巻き方のコツは「一周目をきつく巻き二周目は好みで調節する」ということです。

ロングタイプの巻き方

上の動画でも解説されていますが、90cm前後のロングタイプのリストラップでは、さらにコツが必要になり、その手順は以下の通りです。

①一周目をきつく巻く

②巻き終わったらマジックテープを仮止めする

③サムループを外す

④マジックテープをはがし再度きつくしめ直す

内巻きと外巻きについて

※写真はマスターズ世界ベンチプレス王者:奥谷元哉氏による実演

ベンチプレスのグリップには大きくは、①真っ直ぐ握る、②八の字に握る、の2種類があり、また手首の使い方には、①手首を寝かす、②手首を立てる、の2種類があります。

また、内巻き・外巻きとは次のような巻き方です。

①内巻き:手の平を手前に向けた状態で小指方向へ巻いていく。

②外巻き:手の甲を手前に向けた状態で小指方向へ巻いていく。

内巻きと外巻きの一般的な適合グリップは次の通りです。

①内巻き:手首を立てた握り・真っ直ぐなグリップ(肩は内旋)

②外巻き:手首を寝かした握り・八の字のグリップ(肩は外旋)

あくまでこれらは一般論であり、個人差が激しい問題ですので、まずはこの一般論で巻いてみて、個人の使い勝手や感覚に合わせて決めていくのが最良です。

※逆八の字グリップは肩関節は内旋になります。

引用:リストラップの巻き方とレベル別(初心者~上級者)におすすめの長さ・使い方

 

初心者におすすめのリストラップの長さ

初心者は60cmタイプの一択

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リストラップを初めて購入する場合、何cmの長さにするかですが、全く悩む必要はありません。

60cmタイプだと、ちょうど手首に二巻きなのでジャストです。

ちなみに、リストラップの正しい巻き方は、一周目をしっかり巻いて、二周目で調節します。60cmタイプだと、ちょうど二周なので、慣れてなくても簡単に、しっくりと巻くことができます。

なお、40~50cmだと中途半端に短く、70cm以上だと硬くなりすぎて初心者の方には使いこなせません。

ベンチプレス競技におけるリストラップの使用方法

トレーニングと競技での挙げ方の違い

ほとんどの方が、ベンチプレスはトレーニング種目の一つとして出会います(最初からパワーリフティングを始める人は少ない)。

そして、トレーニングとして正しいベンチプレスのフォームとされているのが、前腕を床と垂直に保つ、すなわち握り・手首・肘を一直線かつ垂直に維持したまま行うやり方です。

もちろん、このやり方が大胸筋に負荷を加えるためには効率的なのですが、高重量を上げるためには全く逆の発想で「なるべく筋肉に負荷がかからない挙げ方をする」必要があります。

それが以下のようなやり方で、その解説はベンチプレス元日本王者・現マスターズ世界王者の奥谷元哉氏によって詳しく解説されています。

元日本王者による詳細な解説

パワーリフティング元全日本王者・ベンチプレス種目別世界二位&アジア一位の奥谷元哉さまに客員執筆いただいた当サイトのベンチプレスに関する記事では、リストラップの使用方法についても解説されています。

【以下、当該記事より抜粋】


手首が立った握り方:リストラップ無し


手首が立った握り方:リストラップあり


手首が自然に寝た握り方:リストラップあり


手首が自然に寝た握り方:リストラップ無し

何も考えずにベンチプレスの姿勢をとってバーを握ると、手首は自然に傾きます。

そして、手首が自然に傾くので、何も考えずにベンチプレスをすると自然に斜めの軌道を描くようになります。

手首を立てろという指導をよく見かけますが、これは肩周囲の関節への負担が増大しますのであまりおすすめできません。

手首が傾いたら手首を痛めるという意見がありますが、そのためにリストラップというギアがあります。

手首はリストラップで保護できますが、肩は保護できるギアがありません。

リストラップにバーの重量をあずけるぐらいの感覚でベンチプレスを行う方がよりスムースにバーを動かすことができます。

▼元全日本王者執筆記事

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最新のリストラップを試用した感想

武器屋・鬼リストラップXX

鬼リストラップの最新バージョンである「XX」を入手したので、さっそく当ジム所属のベンチプレス県チャンピオンに試用してもらいました。

従来の鬼リストラップと比べ、非常にハードな硬い作りになっており、TITANと同様かそれ以上のハードさです。

硬いリストラップは、ごわついて隙間ができてしまうのがデメリットですが、鬼リストラップXXは裏地に滑り止めのゴムが施されており、ハードながらもしっかりと皮膚に喰いつくような装着感です。

実際に試用したベンチプレス選手の感想は、「硬い、手首が反らない、逃げない。しかし、タイタンのようにただ硬いだけでなく、隙間があかず密着する。滑り止めが凄い。」とのことでした。

鬼リストラップXXはこちらから購入可能

●GLFITマルチラップ

GLFITの最新リストラップを入手したので、さっそく試用してみました。

本リストラップは新発想が盛り込まれており、従来のサムループではなく、写真のようなバンドタイプのサムループになっています。

手首への装着に関しては、従来のタイプと違和感はなく、さらにサムループが飛び出さない構造のため、肘や膝のサポーターとしても使用できます。

一石二鳥、一本二役のアイテムであると感じました。

GLFITブランドのリストラップはこちらから購入可能

リストラップ比較実験の詳細データ

ウエイト下垂による負荷実験とゴムの伸び率測定

こちらが、今回の実験に使用するために新規に入手した「武器屋・鬼」「ゴールドジム」「アイロテック」の3メーカーのリストラップです。

まずは新品未使用時での長さを測定

まずは、各メーカーのリストラップの本体部分の未使用時点での全長を測定します。なお、ゴールドジムおよびアイロテックのリストラップは長さが50cmタイプ一種類だけですが、武器屋・鬼リストラップは4種類の長さがありますので、他の2メーカーに近い60cmタイプを使用しています。

その未使用時本体の長さは以下の通りです。

武器屋・鬼:52cm

ゴールドジム:50cm

アイロテック:46cm

同一条件でウエイトを下垂して負荷を加える

次に同一条件で各メーカーのリストラップを比較するために、上の写真のように本体先端から35cmで長さを揃え、壁に設置しました。

負荷として下垂するウエイトは5kgで、上の写真のように5cmの巻きしろをとりましたので、各メーカーとも負荷実験に使用する部分の長さは30cmとなりました。

ウエイト下垂負荷実験当初の結果

このように、3メーカーのリストラップに同一条件下で5kgのウエイトを取り付け、その伸び率を測定しました。結果は以下の通りです。

武器屋・鬼:36cm

ゴールドジム:46cm

アイロテック:46cm

実験に使用した部分の実質的な長さは30cmですので、その伸び率は以下のようになります。

武器屋・鬼:120%

ゴールドジム:153%

アイロテック:153%

このことから、3メーカーの新品リストラップの締め付け強度は「武器屋・鬼」>「ゴールドジム」=「アイロテック」であることがわかります。

ウエイト負荷下垂実験48時間後の結果

ウエイト負荷の下垂実験を開始してから48時間経過後の測定結果は以下の通りです。

武器屋・鬼:37cm

ゴールドジム:47cm

アイロテック:49cm

ウエイト負荷下垂実験48時間後の結果

ウエイト負荷の下垂実験を開始してから48時間経過後の測定結果は以下の通りです。

武器屋・鬼:38cm

ゴールドジム:48cm

アイロテック:50cm

この後、さらに一ヶ月間下垂実験を行いましたが、各メーカーともこれ以上伸びることはありませんでした。

今後、ウエイト下垂状態でさらに継続放置し、その伸び率を測定し耐久力の実験を行うとともに、最終的な戻り率の測定も行っていきたいと考えています。

その結果は、またこちらの記事内に追記していきます。

下垂実験後の最終的な戻り率

二ヶ月間の下垂実験の後に、ウエイトを取り外した状態がこちらの写真です。リストラップを真っ直ぐにするためにピン止めしていますが、引っ張らないように留意して固定し、その長さを計測しました。

武器屋・鬼:35cm

ゴールドジム:39cm

アイロテック:41cm

武器屋・鬼リストラップは完全に元の状態に復帰しており、やはりIPF公認品の質の高さが証明されました。こちらは、全く緩むことがありませんでしたので、日々のトレーニングに使用していく予定です。

一方、普及品であるゴールドジム・アイロテック製のリストラップは、それぞれ伸びたゴムが若干戻らず、その伸び率はそれぞれ110%・117%でした。

今回行った下垂実験と戻り率測定は、あくまでも目安でしかありませんが、締め付け強度と耐久性の一つの指標になると考えています。

リストラップの入手先

鬼リストラップ・鬼リストラップXX・GLFITリストラップ&マルチラップなどトレーニング目的・強度・シチュエーションにあわせた各種リストラップは下記のリンク先で詳細がご確認いただけます。

エキスパート・上級者向けから初心者向けまで各種リストラップ一覧はこちら 

リストラップの選び方は?

【おすすめのリストラップ】初心者むけに使いやすい長さやリストストラップとの違いも解説

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