棘筋の構造・作用・起始停止・支配神経と筋トレにおける具体的な働き

この記事は全日本3位以上・日本代表の各競技選手のみが執筆した専門記事です。

棘筋(musculus spinalis)の構造や作用を解説するとともに、その起始停止および支配神経もご紹介します。また、日常や筋トレにおいての具体的な働きについても解説します。

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棘筋の構造

棘筋は頭棘筋・胸棘筋・頸棘筋に分けられます。

棘筋の作用

頭部および脊柱の後屈・側屈

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棘筋の起始停止

起始

頭棘筋:第1~7頸椎横突起

胸棘筋:第10胸椎横突起~第2腰椎横突起

頸棘筋:第6頸椎横突起~第2胸椎横突起

停止

頭棘筋:大後頭孔

胸棘筋:第2~第9胸椎棘突起

頸棘筋:第2~4頸椎棘突起

棘筋の支配神経

脊髄神経

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棘筋の具体的な働き

頭を上げる・背中を反らす・横に曲げる動作において働きます。

筋トレにおける具体的な働き

プル系種目やバックエクステンション・グッドモーニング系種目のフィニッシュポジション付近で、背すじを反らせて背筋群を完全収縮させる動作において働きます。

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関与する主な筋トレ種目

懸垂
パラレル懸垂
斜め懸垂

チューブデッドリフト
チューブラットプル
チューブローイング
チューブベントオーバーロー
チューブショルダーシュラッグ
チューブリバースフライ

ダンベルデッドリフト
ダンベルローイング
ワンハンドダンベルローイング
ダンベルベントオーバーロー
ダンベルベンチローイング
ダンベルリバースフライ
ダンベルショルダーシュラッグ
ダンベルストレートアームプルオーバー

Tバーローイング
スミスマシンデッドリフト
ラットマシンプルダウン
ケーブルローイング
ケーブルショルダーシュラッグ
ケーブルプルオーバー

バーベルデッドリフト
バーベルベントオーバーロー
バーベルプルオーバー
バーベルショルダーシュラッグ

全身の主な筋肉の名称・作用

身体を鍛えていく上で、まず理解したいのが全身の主な筋肉の名称と作用です。それぞれの筋肉の役割を知ることで、効率のよいトレーニングを行うことが可能になります。

▼筋肉名称デジタル図鑑

【筋肉名称デジタル図鑑】各部位の名前・作用・筋トレ方法(鍛え方)

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体幹インナーマッスルの作用・名前と鍛え方|深層筋の筋トレ方法

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