IPF・IFA公認品マズレンコ製作所公式ブログ 

脊柱起立筋の構造・作用・起始停止・支配神経と筋トレにおける具体的な働き

脊柱起立筋(musculus erector spinae)の構造や作用を解説するとともに、その起始停止および支配神経もご紹介します。また、日常や筋トレにおいての具体的な働きについても解説します。

※本記事は提供元サイト(GLINT&bukiya.net)より転載・出力しています。著作権・コンテンツ権・引用および免責事項についてはこちらをご参照ください。また、執筆者情報についてはこちらをご参照ください。

※当サイトでは厚生労働省・Wikipediaなどの公共性・信頼性の高いサイトの情報を元に科学的な根拠(エビデンス)を担保しています。それらについてはこちらの一覧をご参照ください。
スポンサーリンク

脊柱起立筋の構造

腸肋筋・最長筋・棘筋から構成されています。

腸肋筋の構造

腸肋筋は腰腸肋筋・胸腸肋筋・頸腸肋筋に分けられます。

腸肋筋の作用

脊柱の後屈および側屈

腸肋筋の起始停止

起始

腰腸肋筋:仙骨および仙骨稜

胸腸肋筋:第7~12肋骨

頸腸肋筋:第3~7肋骨

停止

腰腸肋筋:第7~12肋骨

胸腸肋筋:第1~7肋骨および第7頸椎横突起後結節

頸腸肋筋:第4~6頸椎横突起後結節

腸肋筋の支配神経

脊髄神経

最長筋の構造

最長筋は頭最長筋・胸最長筋・頸最長筋に分けられます。

最長筋の作用

頭部および脊柱の後屈・側屈・回旋

最長筋の起始停止

起始

頭最長筋:第5頸椎~第5胸椎横突起

胸最長筋:仙骨・腰椎棘突起・下位胸椎横突起

頸最長筋:第1~6胸椎横突起

停止

頭最長筋:乳様突起

胸最長筋:腰椎副突起・腰椎副突起・肋骨・腰椎肋骨突起・胸筋膜

頸最長筋:第2~6頸椎後結節

最長筋の支配神経

脊髄神経

棘筋の構造

棘筋は頭棘筋・胸棘筋・頸棘筋に分けられます。

棘筋の作用

頭部および脊柱の後屈・側屈

棘筋の起始停止

起始

頭棘筋:第1~7頸椎横突起

胸棘筋:第10胸椎横突起~第2腰椎横突起

頸棘筋:第6頸椎横突起~第2胸椎横突起

停止

頭棘筋:大後頭孔

胸棘筋:第2~第9胸椎棘突起

頸棘筋:第2~4頸椎棘突起

棘筋の支配神経

脊髄神経

脊柱起立筋の具体的な働き

頭を上げる・背中を反らす・横に曲げる動作において働きます。

スポンサーリンク

筋トレにおける具体的な働き

プル系種目やバックエクステンション・グッドモーニング系種目のフィニッシュポジション付近で、背すじを反らせて背筋群を完全収縮させる動作において働きます。

関与する主な筋トレ種目

懸垂
パラレル懸垂
斜め懸垂

チューブデッドリフト
チューブラットプル
チューブローイング
チューブベントオーバーロー
チューブショルダーシュラッグ
チューブリバースフライ

ダンベルデッドリフト
ダンベルローイング
ワンハンドダンベルローイング
ダンベルベントオーバーロー
ダンベルベンチローイング
ダンベルリバースフライ
ダンベルショルダーシュラッグ
ダンベルストレートアームプルオーバー

Tバーローイング
スミスマシンデッドリフト
ラットマシンプルダウン
ケーブルローイング
ケーブルショルダーシュラッグ
ケーブルプルオーバー

バーベルデッドリフト
バーベルベントオーバーロー
バーベルプルオーバー
バーベルショルダーシュラッグ

スポンサーリンク

全身の主な筋肉の名称・作用

身体を鍛えていく上で、まず理解したいのが全身の主な筋肉の名称と作用です。それぞれの筋肉の役割を知ることで、効率のよいトレーニングを行うことが可能になります。

▼筋肉名称デジタル図鑑

【筋肉名称デジタル図鑑】各部位の名前・作用・筋トレ方法(鍛え方)

主な体幹インナーマッスル

体幹インナーマッスルの作用・名前と鍛え方|深層筋の筋トレ方法

女性のための筋肉図鑑

【筋肉の名前の読み方と役割】女性が筋トレで鍛えるべき部位と効果を図解

各スポーツで必要となる筋肉

スポーツのための筋肉図鑑|ゴルフ・テニス・水泳・サッカー・野球などに必要な部位

スポンサーリンク
当サイト運営・トップ競技者厳選ショップ
生産工場から直接輸入のためリーズナブル

人気OEMパワーベルトがフルラインナップ

愛用ベルトが最新式になるバックル

試合や高重量トレーニングに最適化

北米に続き日本でもブレイク開始

マシン筋トレの疑問を解決する人気記事

自宅トレーニングに必要不可欠な器具は

執筆アスリート陣がリピートしている食材

競技者が本音で解説シリーズ
高品質トレーニングギア武器屋・鬼・GLFIT

当サイト提携ジムONI GYM 24
ONIGYM24大阪店ONIGYM24東京店

当サイト運営ジムで実際に使用している用品

記事制作©FutamiTC/MazurenkoJapan

筋肉部位
マズレンコ製作所公式ブログ|筋トレ専門サイトGLINT