
本記事で記録している「ハヤテ(HAYATE)」は、現在は上岡颯(かみおかはやて)として活動する社会人アスリートです。幼少期から始めた打撃格闘技では、全国大会での複数回の入賞に加え、全日本選手権準優勝2回、JOC強化指定選手としても選出され、国際大会JapanOPENでは4連覇(V4)を達成しました。これらの競技育成は、父である上岡岳が家庭での父親としてだけでなく、生物学学芸員として筋肉構造を理解し、フィジカルトレーナーとしても長年にわたり指導してきた結果に基づくものです。現在は打撃競技からフィジーク競技に転向し、実戦で培った身体操作と科学的トレーニングをもとに競技を継続するとともに、当サイトGLINTの次世代監修者(トレーニング技術・競技経験担当)として解説や監修にも携わっています。本戦闘記録は、上岡颯が「ハヤテ」として歩んできた10年以上の育成・挑戦・成長の軌跡を、当時のままの呼称でまとめたものです。
執筆者・監修者・運営者情報
運営者|一般社団法人JAWA日本アームレスリング連盟広報部
上岡岳|アームレスリング元日本代表・アジア選手権メダリスト・トレーナー・生物学学芸員・生物学および筋力トレーニングの専門家として記事執筆|プロフィールはこちら
上岡颯|五輪競技テコンドー元JOC強化指定選手・全日本選手権準優勝2回・現フィジーク選手。競技力向上の専門家として記事執筆|プロフィールはこちら
また、記事毎にそれぞれの専門家が監修・執筆。詳しくは
こちら|
本記事の著作権・コンテンツ権・引用および免責事項については
こちら|
当サイトでは厚生労働省・Wikipediaなどの公共性・信頼性の高いサイトの情報を基に科学的根拠(エビデンス)を担保・それらについては
こちらの一覧|なお、本サイトの技術解説およびトレーニング情報は、当サイト運営のクラブチームジムFutamiTCでの実際の指導経験・実績に基づいています
記事本文
全日本ジュニア選手権で準優勝し、全ての権利を手にしたハヤテでしたが、一つだけロストしたものがありました。
それは、U17の強化指定枠です。
例年は、全日本ジュニア選手権の優勝・準優勝者が自動的にU17の強化指定選手になるのですが、この年は別で選考会が開かれました。
試合開始。
準々決勝・準決勝と順当に勝ち上がったハヤテの、決勝の対戦相手はフルコンタクト空手から転向してきた新人選手でした。
テコンドー家として徹底的に勝ちたい、という気持ちが出すぎてしまったようで、1ラウンド・2ラウンドとフル回転のめった撃ちに近い状態で試合を有利に進めていたハヤテですが、あまりに気負いすぎ3ラウンドでスタミナ切れを起こし失速、まさかの敗退となりました。
結局、U17の強化指定選手にはなれず、彼が強化指定枠を奪取するのは、ずいぶん先の全日本選手権準優勝を待つことになります。
この一戦は苦い思い出として残りますが、スタミナ配分や精神状態のコントロールなどがいかに重要かを痛感する経験となったようです。
スポンサーリンク
ハヤテの戦闘記録トップページ
心臓撃ちの理論と実践
鎖骨撃ちの理論と実践
レバー蹴りの理論と実践
かかと落としの理論と実践
スポンサーリンク
当サイト取り扱いUFCグッズ

五輪種目テコンドーの全日本メダリスト・強化指定選手である上岡颯選手が選定・推奨しているマウスピースなど格闘技用品(UFC製品)の一覧です。

mazurenkojp.base.shop