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【空手などの中段突きのコツ】一撃KOのカウンターハートパンチは正拳では撃てない

幼少からフルコンタクト空手をはじめ、五輪種目テコンドーに転向、小・中・高とジュニア強化指定選手を経て、現在は東日本地区チャンピオンのHayate Kamioka選手の得意技での一つでもある「中段突き」のなかでも、一撃で相手を倒す威力のあるカウンターハートパンチの撃ち方を解説します。

※本記事は免責同意下での格闘スポーツ競技でのノウハウを解説したものです。他の目的で訪れた方はブラウザの「戻るボタン」で移動してください。

HAYATE選手プロフィール

テコンドー主戦績

全日本選手権東日本地区大会3位
全日本選手権東日本地区大会優勝
全日本学生選手権準優勝
全日本選手権準優勝

【Hayate Kamioka選手監修ここから】


※本記事は提供元サイト(GLINT&bukiya.net)より転載・出力しています。著作権・コンテンツ権・引用および免責事項についてはこちらをご参照ください。また、執筆者情報についてはこちらをご参照ください。

※当サイトでは厚生労働省・Wikipediaなどの公共性・信頼性の高いサイトの情報を元に科学的な根拠(エビデンス)を担保しています。それらについてはこちらの一覧をご参照ください。
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一撃で相手を倒す中段突き

※動画にはダウンシーンが含まれます

まずは、こちらの動画をご覧ください。Hayate選手のパンチ(中段突き)シーンを編集した動画です。一般的にキックだけの競技と思われているテコンドーですが、実は要所でのワンパンチが非常に重要で、筆者と息子は10年以上にわたり「最適なパンチ」を研究・模索してきました。

特に、動画最後の一撃はハートへの瞬間打撃で、一撃で相手を倒した、この時点での完成形と言える中段突きです。

今回、ご紹介する内容は、長年の実戦を通じて培われた「生きたノウハウ」です。

中段突きカウンターを撃つタイミング

あえてコート角を背負い相手の出際に撃ち込む

先にご紹介した動画のなかで、相手に大きなダメージを与えたり、一撃で倒すような中段突きは、全てカウンターブローです。

これは、追いかけて撃つ打撃と違い、迎え撃つ打撃(カウンターブロー)は相手の体重も打撃パワーに加わるためです。

空手やテコンドーなどの打撃武道格闘技の試合は四角いコートで行われますが、多くの流派・種目ルールで場外に出ると減点になります。

カウンターの中段突きを撃つためには、このルールを逆に利用し、わざとコート角が背面になるように位置を取ります。多くの場合、相手は減点狙いでコート外に押し出そうと慌てて一気に前に出てきますので、そこに大きな隙が生じます。

前に出てきた相手に対して、適切な打撃方法で中段突きをカウンターで決めれば、一撃でKOすることも不可能ではありません。

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突きは撃つ場所で二つに分けられる

上段突きと中段突き突きの違い

突きは、ターゲットとする部位により大きく二つに分けられます。一つは首から上を打つ上段突き、もう一つは胴体を打つ中段突きです。この二つの部位を打つ場合、打ち方に大きな差異があります。

※画像は中段突き

上段突きは、打撃対象である頭部の重量が軽いので、打撃の瞬間に反動は少なく突きを打った拳・腕が反作用で押し戻されることはありません。ですので、速い突きを「打ち抜く」または「振り抜く」といった動作が重要となってきます。

いわゆる「手打ち」と呼ばれる肩から先の打撃でも十分に有効打となりえます。

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一方、中段突きの対象である相手の胴体は、重量が自分の腕より遥かに重く、「打ち抜く」や「振り抜く」といった打ち方はできません。無理に打ち抜こうとしても、反作用で拳・腕が押し戻されるか、ただ相手の身体を押すだけになってしまいます。

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※画像左「押すだけの打ち方」画像右「鐘を突く打ち方」

この場合、重要なのは打撃を相手のボディーに置いてくることで、わかりやすく表現すると「鐘をつく要領」でヒッティングと同時に、素早く拳を引くことが肝心です。

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また、ただ速いだけの突きでは威力はなく、つま先の踏み込みを、体幹を通し腰の捻りで腕の力に変換し、全ての力を拳一点に集中させて打ち込む必要があります。

その一連の動作を習得するためには、多くの技術練習を積んで体得する必要がありますが、サンドバッグなどに打って練習をしても、それが有効な打ち方なのか本人にはわからないので、練習相手がミットを身体に当てて突きを受けながら指導アドバイスすることが大切です。

強い中段突きを撃つためにはトレーニングも重要

下半身・体幹・回旋筋腱板・前鋸筋などを鍛える

強い突きを撃つために必要となってくるのが筋力トレーニングです。よくある誤解に「強い突きを撃つために腕を鍛える」というものがありますが、腕の筋肉は肘から先を動かす作用があるだけで、腕自体を動かすのは体幹の筋肉です。

また、その体幹の力の原動力となるのが下半身の筋力ですので、まずは下半身と体幹を鍛え、腕を直接的に動かす回旋筋腱板や前鋸筋などのインナーマッスルを鍛えていきます。

突きの威力=パンチ力を上げるための筋トレ方法は、下記の記事に詳しくまとめましたので、そちらをご参照ください。

▼関連記事

パンチ力を上げる筋トレ|スピードとパワーを向上させる鍛え方を解説

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一撃で相手を倒す中段突き

正拳ではなく縦拳で胸骨を打つ

今回の主題である「一撃で相手を倒す中段突き」はハートパンチと呼ばれるものです。「心臓は左にある」とよく言われますが、実際にはほぼ中央、胸骨の直下に位置しています。

左図のように正拳突きで中段を突いても、胸骨に接合する肋骨に阻まれて、打撃をハートに直撃させることはできません。

ハートに突きを直撃させるためには、右図のように縦拳で「胸骨だけを撃つ」必要があります。

なお、あくまでもこの技は、お互いに覚悟を決めた選手同士が、免責同意のもと試合で行うためのものですので、絶対にその他の場所では使わないようにしてください。

今回のまとめ動画

【Hayate Kamioka選手監修ここまで】

戦績:全日本選手権準優勝・全日本学生選手権準優勝・東日本選手権優勝・全日本ジュニア選手権準優勝など

※2020年追記

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