
鶏むね肉と同様に「高タンパク質低カロリー」で筋トレの標準食扱いの「ささみ肉」ですが、それがどこの筋肉かは意外と知られていません。
先に答えを言います。それは人間で言うところの小胸筋にあたり、鳥類のそれは烏口上筋と呼ばれています。
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画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/鳥類の体の構造
ささみ肉(烏口上筋|Supracoracoideus muscle)は、いわゆるむね肉(胸筋|Pectoralis muscle)と対をなす拮抗筋で、この双方で飛翔の原動力となる羽ばたきを行っています。
具体的には、次のような作用を持っています。
胸筋:翼を振り下ろす
烏口上筋:振り下ろした翼を持ち上げる
筋トレとささみ肉(烏口上筋)の関係
ささみ肉(烏口上筋)は、飛翔中は常に使われる筋肉で、動員率が非常高い筋肉のため、ほとんど脂質を蓄積しません。鶏むね肉と同様に「高タンパク質低カロリー」で筋トレの標準食とされる「ささみ肉」ですが、その正体はほとんど語られていません。
鶏ささみ肉100g当たりのカロリー・栄養素
エネルギー:45kcal
タンパク質:9.89g (39.56kcal)
脂質:0.34g (3.06kcal)
炭水化物:0g (0kcal)
なお、数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。また、食品の栄養素(PFC)および食事全体の栄養(PFC)バランスに関しては食事バランスガイド(農林水産省)の情報を参照しています。
鶏ささみ肉レシピ集

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