【チェストプレス換算表】使用重量・回数からベンチプレスMAX重量を試算する

この記事は全日本3位以上・日本代表の各競技選手のみが執筆した専門記事です。

チェストプレスの重量は伸びてきたのに、ベンチプレスに置き換えるとどれくらいになるのか分からないと感じる人は多いと思います。このページの換算表は、いま使っている重量と回数を当てはめるだけでベンチプレスのMAX重量の目安が分かるように作っています。

チェストプレスが限界までできた「重量と回数」が交わる位置の数値がベンチプレスの推定MAXになります。まだベンチプレスを行っていない段階でも、筋力レベルの目安を把握できます。

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この換算表の考え方

チェストプレスは軌道が固定されているため押す動作に集中できますが、ベンチプレスはバーを自分で支える必要があります。そのため同じ筋力でも扱える重量は少し軽くなります。この表ではその差を補正するために係数を掛けています。

使用している計算の流れは次の通りです。

ベンチプレス推定1RM=チェストプレス使用重量×(1+0.0333×回数)×0.75

先に回数から1RMを求め、その数値に0.75を掛けてベンチプレス換算にしています。

チェストプレスは軌道が安定している分だけ高い重量を扱えるため、その差を最後に補正しています。

この数値は、一般的にトレーニング現場で用いられている換算の目安と大きく一致しており、さらに実際に筆者のジムでの指導経験の中でも、チェストプレスの記録とベンチプレスの実測値を比較した際に最も近い数値に収まるケースが多かったことから採用しています。

もちろん個人差はありますが、初心者から中級者の範囲では現実的な換算値になりやすく、現在の筋力レベルを把握する指標として十分に機能します。

チェストプレス中心でも問題ない

トレーニングを始めたばかりの段階では、フォームが安定しやすく安全に追い込めるチェストプレスを中心に行う方が筋力を伸ばしやすくなります。その中で「いまの自分ならベンチプレスはどれくらいか」を確認するためにこの換算表を使ってください。

数値は目安として使う

マシンの種類やシートの角度、可動域、フォームの安定度によって実際のMAX重量は前後します。表の数値はぴったり一致させるためのものではなく、いまの筋力レベルを知るための指標です。

同じ回数で扱える重量が増えていれば筋力は確実に伸びています。数字で変化を確認しながらトレーニングを続けていくことが大切です。

チェストプレスの使用重量・回数とベンチプレスMAX換算表

重量/回数 2 3 4 5 6 7 8 9 10
40kg 32 32 33 34 35 35 36 37 38
45kg 35 36 38 38 39 40 41 41 42
50kg 40 41 41 42 44 44 45 46 47
55kg 44 44 46 47 47 49 50 50 52
60kg 47 49 50 51 52 53 54 56 56
65kg 51 53 54 55 56 57 59 60 61
70kg 56 56 58 59 61 62 63 65 66
75kg 59 61 62 63 65 66 68 69 71
80kg 63 65 66 68 69 71 72 74 75
85kg 67 68 71 72 74 75 77 78 80
90kg 71 73 74 76 78 80 81 83 85
95kg 75 77 79 80 82 84 86 87 89
100kg 79 81 83 85 86 89 90 92 94
105kg 83 85 87 89 91 92 95 97 98
110kg 87 89 91 93 95 97 99 101 104
115kg 91 93 95 97 99 101 104 105 108
120kg 95 97 99 101 104 106 108 110 113
125kg 98 101 104 106 108 110 113 115 117
130kg 103 105 107 110 113 115 117 119 122

チェストプレスのやり方解説

マシンチェストプレスの正しいフォーム図解。肩甲骨を寄せて背すじを伸ばし、腰を浮かせずシートに密着。顎を引いて押し、肘はやや下向き。足で軽く踏ん張り安定させて押す動作ポイントを示している

マシンチェストプレスにテクニックはあまり必要ありませんが、一つ注意したいことがあります。

それは、拳を肩のラインよりも下にすることで、これは肩関節への負担を避けるため必ず注意して欲しいポイントです。

この図のように肩と拳の位置関係がなるように、シートの高さを調節してからセットに入ってください。

◆マシンチェストプレスのやり方と動作ポイント
①バーが肩のラインよりも下になるようにシートの高さを調整する

②シートに座り、肩甲骨を寄せ、バーをグリップして構える

③肩甲骨を寄せたまま、肘を伸ばしてバーを前に押し出す

④バーを押し出したら、顎を引いて大胸筋を完全収縮させる

⑤ゆっくりと筋肉に効かせながら元に戻る

◆ワンポイントアドバイス
肩を痛めないためには、バーが肩のラインよりも下になるようにシート調整を行うことが大切です。

動画付き解説

【マシンチェストプレス】大胸筋の基本ジムトレーニングを動画で解説
大胸筋のマシントレーニングの基本種目と言えるのがマシンチェストプレスです。そのやり方とポイントを動画をまじえて解説します。 マシンチェストプレスが効果のある筋肉部位 筋肉の構造と作用に関しては下記の学術サイトを参照しています。 ・ ...

当サイト運営ジム「FutamiTC」での指導経験をもとに記載しています。

フィジーク選手からのアドバイス

競技者・上岡颯による筋トレアドバイスの見出し画像

マシンチェストプレスは大胸筋に効果的な基本となるジムマシン筋トレです。

チェストプレスマシンは、まず座る前に適切なシート高に調整するのが大切で、グリップが肩関節より下になるようにセットしてください。

グリップが肩関節より高い状態でチェストプレスを行うと、肩関節に開き負荷がかかり痛めるリスクがありますので注意が必要です。

シートに座ったら、まず肩甲骨をしっかりと寄せて構えます。肩甲骨の寄せ方が甘いと、肩から先に動作するフォームになり肝心の胸の筋肉に効かないので、セット中は常に肩甲骨を寄せた状態を保ちます。

肩甲骨を寄せて構えたら、そこから腕を押し出していきます。胸の筋肉・大胸筋と首の連動性を考慮して、腕を押しきったポジションでやや顎を引くようにすると、大胸筋が完全収縮して効果が高まります。

また、戻る時はウエイトに耐えながらエキセントリック収縮(伸長性収縮)を筋肉にかけるよう、ゆっくりとコントロールして動作してください。

なお、チェストプレスマシンは機種によっては腕を押し出す角度を変えられるタイプがありますが、胸まわりをリフトアップする観点からは、斜め上方に押し出す(マシンインクラインチェストプレス)設定が大胸筋上部に負荷がかかりますので効果的です。

本種目の動作手順

①グリップが肩関節より下になるようにシートを調整する

②肩甲骨を寄せて腕を押し出す

③腕を押し出したら、顎を引いて大胸筋を完全収縮させる

④ゆっくりと効かせながら元に戻る

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部位分割メニュー例


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主な筋トレ種目一覧


図解付き主要種目の一覧ページ

下記にリンクしています主要種目の個別解説記事は、動画だけでなく一目で理解しやすい図解付きでフォームについて説明しています。

自重トレーニング

腕立て伏せ(大胸筋)
パイクプッシュアップ(三角筋)
ベンチディップス(上腕三頭筋)
懸垂(背筋群)
バックエクステンション(背筋群)
逆手懸垂(上腕二頭筋)
自重スクワット(下半身)

チューブトレーニング

チューブチェストプレス(大胸筋)
チューブチェストフライ(大胸筋)
チューブショルダープレス(三角筋)
チューブキックバック(上腕三頭筋)
チューブローイング(背筋群)
チューブカール(上腕二頭筋)
チューブレッグプレス(下半身)

ダンベルトレーニング

ダンベルプレス(大胸筋)
ダンベルフライ(大胸筋)
ダンベルショルダープレス(三角筋)
ダンベルサイドレイズ(三角筋)
ダンベルキックバック(上腕三頭筋)
ダンベルローイング(背筋群)
ダンベルカール(上腕二頭筋)
ダンベルスクワット(下半身)

マシントレーニング

マシンチェストプレス(大胸筋)
ケーブルフライ(大胸筋)
スミスマシンベンチプレス(大胸筋)
マシンショルダープレス(三角筋)
ケーブルプレスダウン(上腕三頭筋)
ラットプルダウン(背筋群)
ケーブルローイング(背筋群)
スミスマシンデッドリフト(背筋群)
ケーブルカール(上腕二頭筋)
マシンレッグプレス(下半身)
スミスマシンスクワット(下半身)

バーベルトレーニング

バーベルベンチプレス(大胸筋)
バーベルショルダープレス(三角筋)
ナローベンチプレス(上腕三頭筋)
バーベルデッドリフト(背筋群)
バーベルベントオーバーロウ(背筋群)
バーベルグッドモーニング(背筋群)
バーベルカール(上腕二頭筋)
バーベルスクワット(下半身)

全トレーニング種目一覧

筋トレメニュー全200種目一覧|動画つき解説記事(男女別)
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