
文部科学省では、昭和39年以来、「体力・運動能力調査」を実施してきました。
そして、これにより、学校や職場での体力診断テストで実施されてきた項目のなかに「握力テスト」があり、全国的な男女・年齢別の平均値が算出されていました。
なお、「体力・運動能力調査」は平成10年より「新体力テスト」に移行しました。
文部科学省では、昭和39年以来、「体力・運動能力調査」を実施して、国民の体力・運動能力の現状を明らかにし、体育・スポーツ活動の指導と、行政上の基礎資料として広く活用しています。平成11年度の体力・運動能力調査から導入した「新体力テスト」は、国民の体位の変化、スポーツ医・科学の進歩、高齢化の進展等を踏まえ、これまでのテストを全面的に見直して、現状に合ったものとしました。「新体力テスト」の理解が深まり、「新体力テスト」が有意義に活用され、ひいては21世紀の社会を生きる人々が心身ともに健康で活力ある社会を営んでいくことを期待いたします。
世界の成人握力平均値(男女・年齢別)
世界の成人男女の握力平均値は以下の通りです。
【世界の成人握力調査】
年齢:男性|女性
20-24:48.9kg|29.1kg
25-29:49.2kg|29.5kg
30-34:50.3kg|30.2kg
35-39:50.0kg|30.6kg
40-44:49.2kg|30.5kg
45-49:48.1kg|29.7kg
50-54:46.7kg|28.2kg
55-59:44.7kg|27.1kg
60-64:22.0kg|25.7kg
65-69:38.4kg|24.0kg
日本人の握力平均値
年齢:男性|女性
6歳:9.15kg|8.54kg
7歳:10.95kg|10.37kg
8歳:13.00kg|11.90kg
9歳:4.80kg|13.77kg
10歳:6.97kg|16.78kg
11歳:19.80kg|19.42kg
12歳:24.58kg|21.95kg
13歳:30.15kg|24.37kg
14歳:35.38kg|25.53kg
15歳:39.05kg|25.85kg
16歳:41.08kg|26.98kg
17歳:43.01kg|27.45kg
18歳:42.12kg|26.40kg
19歳:42.34kg|26.58kg
20-24歳:46.46kg|28.24kg
25-29歳:47.26kg|28.15kg
30-34歳:47.36kg|28.73kg
35-39歳:47.64kg|28.97kg
40-44歳:47.23kg|29.12kg
45-49歳:46.62kg|29.21kg
50-54歳:46.31kg|28.04kg
55-59歳:44.90kg|27.51kg
60-64歳:42.87kg|26.01kg
65-69歳:39.77kg|24.72kg
70-74歳:37.46kg|23.75kg
75-79歳:35.02kg|22.34kg
※文部科学省平成26年度年齢別テスト結果より
握力に関する基礎知識

握力の三種類
一般的に「握力」とされるのは三種類ある握力のうちの「クラッシュ力」ですが、握力の種類は以下の通りです。
①クラッシュ力

ものを握るつぶす強さがクラッシュ力で、一般的に握力と呼ばれています。
②ピンチ力

ものをつまむ力がピンチ力で、柔道・レスリングなどの対人コンタクト競技で重要となる力です。
③ホールド力

ホールド力はグリップを維持する力で、体操競技、クライミング競技、ウエイト競技などで重要な力です。
握力に関する豆知識
リンゴを握りつぶす握力

純粋にクラッシュ力だけでリンゴを握りつぶすためには約70~80kgの握力が必要とされています。しかし、実際は指を立てるように加圧することで握力50kg前後でもリンゴを割ることは可能です。
握力の世界記録

握力の世界記録は、スウェーデンのアスリート(アームレスリング・ストロンゲストマン選手権)のマグナス・サミュエルソン氏が保持しており、192kgが記録されています。
マグナス・サミュエルソン(Magnus Samuelsson、1969年12月21日 – )は、スウェーデンエステルイェータランド県シンダ市キサ出身のアスリート。各国の怪力コンテストでタイトルを総なめにし、人類屈指の力持ちとして知られる。1998年に最高峰たるワールド・ストロンゲストマンで優勝し、世界中に勇名を轟かせた。
幼少時より農作業で鍛えられていたが、やがて2メートル150キロ(最盛期)の巨体に成長、各種コンテストで頭角を表すようになる。はじめアームレスリングで名を馳せ・・・
引用:Wikipedia「マグナス・サミュエルソン」
なお、握力と密接な関係のある腕相撲(アームレスリング)のテクニックや鍛え方については、下記の記事に詳しく記載されています。
腕相撲のコツと使う筋肉・握力の筋トレ|技(吊り手・噛み手)ごとの握り方と構え方
腕相撲(アームレスリング)に必要な3種類の握力の特徴と鍛え方
ゴリラの握力

動物のなかで最も握力が強いとされているのはゴリラですが、その握力は400~500kgとされています。
動物の平均的な握力
ヒト:成人男性50kgw>成人女性30kgw
ニホンザル:推定30kgw
チンパンジー・オランウータン:推定200kgw
ゴリラ:推定400kgw~500kgw
握力の鍛え方

クラッシュ力・ピンチ力・ホールド力それぞれの具体的な筋力トレーニング方法については、下記リンク先で動画つきで解説されていますので、ご参照ください。
【前腕と握力の鍛え方完全版】自宅で太く強くする筋トレ方法をアームレスラーが解説
握力トレーニング器具
可変式ハンドグリッパー
こちらが可変式ハンドグリッパーと呼ばれる握力トレーニング器具で、一般的なハンドグリッパーと違ってつまみを回して負荷強度調整ができ、握力が強くなるたびに買い替える必要がなく経済的です。
スーパーグリッパー
握力60kg以上の方がトレーニングをする場合、ハンドグリッパーは金属製のものになってきますが、スプリングの本数と位置を調整することで、約150kgまでの強度を出せるのがスーパーグリッパーと呼ばれるタイプです。
グリップボール
グリップボールの詳細
ホールド力を鍛えるためには、ハンドグリッパーではなく、ボール状の物体を掴んで懸垂などで負荷をかけるトレーニングが必要です。
ファットグリップ
ファットグリップは世界的に人気の高いグリップアタッチメントで、バーベルシャフト・ダンベルシャフト・マシンバーなどの直径を太くするためのグッズです。
通常のトレーニングでファットグリップを使用することで、自然と前腕の筋力や握力が向上していきます。
オーバルグリップ
普段のトレーニングのなかで握力を鍛えるためには、このようなグリップアタッチメントの使用が有効です。

このグリップアタッチメントは最新型のタイプで、オーバルグリップと呼ばれるもので、バーベルやダンベルのシャフト、マシンのバーなどにかぶせて使います。
重心と握りの中心がオフセットされているため、握力を含めた前腕全体の強化に効果的です。
追加資料
なお、文部科学省による過去五年間の日本人の握力平均値は以下の通りです。
文部科学省の平成26年度年齢別テスト結果
文部科学省の平成25年度年齢別テスト結果
文部科学省の平成24年度年齢別テスト結果
文部科学省の平成23年度年齢別テスト結果
文部科学省の平成22年度年齢別テスト結果
※参照サイト:http://akuryoku.noyokan.com/
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週2・3・4回の部位分割筋トレメニュー
主な筋トレ種目一覧

図解付き主要種目の一覧ページ
下記にリンクしています主要種目の個別解説記事は、動画だけでなく一目で理解しやすい図解付きでフォームについて説明しています。
自重トレーニング
腕立て伏せ(大胸筋)パイクプッシュアップ(三角筋)
ベンチディップス(上腕三頭筋)
懸垂(背筋群)
バックエクステンション(背筋群)
逆手懸垂(上腕二頭筋)
自重スクワット(下半身)
チューブトレーニング
チューブチェストプレス(大胸筋)チューブチェストフライ(大胸筋)
チューブショルダープレス(三角筋)
チューブキックバック(上腕三頭筋)
チューブローイング(背筋群)
チューブカール(上腕二頭筋)
チューブレッグプレス(下半身)
ダンベルトレーニング
ダンベルプレス(大胸筋)ダンベルフライ(大胸筋)
ダンベルショルダープレス(三角筋)
ダンベルサイドレイズ(三角筋)
ダンベルキックバック(上腕三頭筋)
ダンベルローイング(背筋群)
ダンベルカール(上腕二頭筋)
ダンベルスクワット(下半身)
マシントレーニング
マシンチェストプレス(大胸筋)ケーブルフライ(大胸筋)
スミスマシンベンチプレス(大胸筋)
マシンショルダープレス(三角筋)
ケーブルプレスダウン(上腕三頭筋)
ラットプルダウン(背筋群)
ケーブルローイング(背筋群)
スミスマシンデッドリフト(背筋群)
ケーブルカール(上腕二頭筋)
マシンレッグプレス(下半身)
スミスマシンスクワット(下半身)
バーベルトレーニング
バーベルベンチプレス(大胸筋)バーベルショルダープレス(三角筋)
ナローベンチプレス(上腕三頭筋)
バーベルデッドリフト(背筋群)
バーベルベントオーバーロウ(背筋群)
バーベルグッドモーニング(背筋群)
バーベルカール(上腕二頭筋)
バーベルスクワット(下半身)




