【筋トレ向きテイクアウト弁当】ほっともっと&ほっかほっか亭で競技者が実際に選んでいたメニュー

この記事の数値は食品成分データベース(文部科学省)に基づいて算出し、栄養(PFC)バランスに関しては食事バランスガイド(農林水産省)の情報を参照しています。

筋トレをしていると、「弁当は筋トレ向きじゃない」「高タンパクじゃないから意味がない」と言われがちです。実際、テイクアウト弁当は構造的にタンパク質量が控えめになりやすく、筋トレ食として理想的とは言えません。

それでも私は、競技を続ける中で弁当に助けられてきた場面が何度もありました。下宿生活、移動日、練習後で自炊ができない日。そうした状況で「今日はもう食べない」という選択をすると、次の日の練習に確実に影響が出ます。

だから私は、弁当を筋トレ向きに最適化しようとはせず、破綻しない選択肢として使ってきました。

この記事を書いた競技選手

上岡颯選手プロフィール

テコンドー主戦績
全日本選手権東日本地区大会優勝
全日本学生選手権準優勝
全日本選手権準優勝
2020年度強化指定選手

フィジーク主戦績
マッスルゲート北関東2優勝

私はテコンドーをしていた大学生時代、親元を離れて下宿生活をしていました。授業・競技練習で一日が終わるのが遅く、自炊をする気力も体力も残っていない日には、外食に助けられ競技を続けてこれました。

執筆者・監修者・運営者情報

テイクアウト弁当が筋トレ食として厳しい理由

多くのテイクアウト弁当は、ご飯の量が多い・主菜の量が限られる・揚げ物や味付けで満足感を作る、という一般向けの設計になっています。

その結果、炭水化物と脂質が多く、タンパク質は20g台に収まることがほとんどです。

これは欠点というより、弁当という商品の性質です。だから私は、弁当に「高タンパク」を求めるのをやめました。その代わり、コンビニで買ってサラダチキンを1個追加するという形で調整しています。

弁当だけで完結させようとせず、足りないタンパク質は別で補う。それだけで、テイクアウト弁当は筋トレを続ける生活の中で、十分に使える食事になります。

私が弁当を選ぶときの基準

競技生活の中で、弁当を選ぶ基準は一貫しています。

主菜がはっきりしていること、何を食べているかが自分で分かること、食後の身体の反応が予測できること、この3点を満たしていれば、弁当は筋トレを続ける生活の中で「使える食事」になります。

逆に、主菜が曖昧で、揚げ物が重なり、内容が分かりにくい弁当は選びません。

焼き魚系弁当について

さば塩焼き弁当やしゃけ塩焼き弁当のような焼き魚系は、タンパク質量は多くありませんが、内容が非常に分かりやすいのが利点です。

脂質と炭水化物は多めでも、揚げ物中心の弁当よりは調整しやすく、自炊ができない日の現実的な選択肢として使ってきました。

さば塩焼き弁当1食あたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:776kcal
タンパク質:28.5g
脂質:28.8g
炭水化物:104.0g

しゃけ塩焼き弁当1個あたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:733kcal
タンパク質:27.5g(110kcal)
脂質:24.5g(220.5kcal)
炭水化物:104.3g(417.2kcal)

なお、数値は「ほっともっと公式ホームページ」を参照しています。

肉系・揚げ物系弁当について

しょうが焼き弁当、から揚げ弁当、カルビ焼肉弁当、ハンバーグ弁当などは、エネルギー量は十分に確保できます。

ただし、脂質が多くなりやすいため、毎日の筋トレ食の中心には向きません。

それでも、活動量が多い日や、食べないと翌日に響く状況では、割り切って使う価値がある弁当だと考えています。

しょうが焼き弁当1食あたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:782kcal
タンパク質:29.2g
脂質:26.3g
炭水化物:110.3g

カルビ焼肉弁当1食あたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:767kcal
タンパク質:22.9g
脂質:26.3g
炭水化物:113.4g

デミハンバーグ弁当1食あたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:731kcal
タンパク質:22.8g
脂質:22.7g
炭水化物:113.3g

から揚弁当1食あたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:794kcal
タンパク質:33.9g
脂質:26.9g
炭水化物:107.2g

なお、画像と数値は「ほっともっと公式ホームページ」を参照しています。

のり弁・のり唐揚弁について

のり弁当やのり唐揚弁当は、タンパク質量が少なく、筋トレ後の食事としては不足します。そのため、タンパク質は別で補う前提で使う弁当です。

脂質が比較的控えめな点や、炭水化物量が多い点を活かし、エネルギー補給を優先したい場面で条件付きで成立します。

ほっかほっか亭のり唐揚弁当1食あたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:789kcal
タンパク質:28.1g
脂質:23.0g
炭水化物:117.3g

ほっかほっか亭のり弁当1食あたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:687kcal
タンパク質:21.2g
脂質:16.0g
炭水化物:114.4g

ほっかほっか亭とりめし1食あたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:812kcal
タンパク質:31.0g
脂質:26.6g
炭水化物:112.4g

なお、数値と画像は「ほっかほっか亭公式サイト」を参照しています。

まとめ|弁当は「最適化」ではなく「破綻回避」

テイクアウト弁当は、筋トレ向けに最適化された食事ではありません。それでも私は、弁当を完全に排除しなかったからこそ、筋トレと競技を継続できたと感じています。

完璧な食事を求めて破綻するより、破綻しない選択を積み重ねる。

この記事は、そのための現実的な基準をまとめたものです。

必要な弁当だけ拾って、自分の生活に合わせて使ってください。

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