
上腕三頭筋の仕上げアイソレーション種目(単関節運動)として、ダンベルキックバックやケーブルプレスダウンは最適な筋トレ種目です。
しかし、ただ真っ直ぐ肘関節を伸展させるだけでは上腕三頭筋の作用の半分しか使っていないことになります。
本記事では、上腕三頭筋のアイソレーション種目において、肘の動きだけに意識が向いた結果、筋肉の作用を十分に使い切れていないケースを扱います。
上腕三頭筋の構造と作用

単関節種目であっても、筋肉の構造と作用を理解していなければ、動作は単なる関節運動で終わってしまいます。
上腕三頭筋には腕の体幹側に位置する長頭と、腕の外側に位置する短頭(内側頭・外側頭)があり、それぞれの作用は以下の通りです。
上腕三頭筋短頭:肘関節を伸展させる
上腕三頭筋長頭:肘関節を伸展させる・腕を回内させる
上腕三頭筋のなかでも最も体積が大きく、筋力も強いのが上腕三頭筋長頭で、上腕筋群のなかで唯一体幹と接合しています。
このため、上腕三頭筋長頭は腕を回内(親指を内に向ける方向)させる作用があり、その旋回動作をトレーニングに組み込むことで最大収縮します。
ダンベルキックバックのやり方

ダンベルキックバックは、ただ真っ直ぐ肘関節を伸展させるだけではなく、しっかりと肘を伸ばしきった後に、やや手の平を上に向ける方向に力を加えることで効果が倍増します。
ダンベルキックバックは、重量の問題で効かなくなる種目ではありません。肘を伸ばすだけで終わってしまうと、上腕三頭筋を半分使えていない状態になります。
ケーブルプレスダウンのやり方

また、ケーブルプレスダウンはロープアタッチメントを使い、フィニッシュでやや手の平を後ろに向ける方向に旋回させることで、上腕三頭筋長頭が完全収縮します。
ケーブルプレスダウンも同じで、肘を伸ばす動作だけを繰り返していると、上腕三頭筋長頭の特性はほとんど使われません。
発想の筋トレ
目からうろこのコラム記事集

大好評の発想と工夫の筋トレシリーズを一覧にまとめました。うまく効かせられない筋トレ種目がある時は、ぜひ、参考にしてください。
本記事は、筋トレ種目そのものを変えるのではなく、同じ種目でも結果が変わる「発想と工夫」に焦点を当てたコラムです。
【効率的な筋トレ】まだそのやり方で消耗してるの?目からウロコのコラム記事集
部位分割メニュー例

週2・3・4回の部位分割筋トレメニュー
主な筋トレ種目一覧

図解付き主要種目の一覧ページ
下記にリンクしています主要種目の個別解説記事は、動画だけでなく一目で理解しやすい図解付きでフォームについて説明しています。
自重トレーニング
腕立て伏せ(大胸筋)パイクプッシュアップ(三角筋)
ベンチディップス(上腕三頭筋)
懸垂(背筋群)
バックエクステンション(背筋群)
逆手懸垂(上腕二頭筋)
自重スクワット(下半身)
チューブトレーニング
チューブチェストプレス(大胸筋)チューブチェストフライ(大胸筋)
チューブショルダープレス(三角筋)
チューブキックバック(上腕三頭筋)
チューブローイング(背筋群)
チューブカール(上腕二頭筋)
チューブレッグプレス(下半身)
ダンベルトレーニング
ダンベルプレス(大胸筋)ダンベルフライ(大胸筋)
ダンベルショルダープレス(三角筋)
ダンベルサイドレイズ(三角筋)
ダンベルキックバック(上腕三頭筋)
ダンベルローイング(背筋群)
ダンベルカール(上腕二頭筋)
ダンベルスクワット(下半身)
マシントレーニング
マシンチェストプレス(大胸筋)ケーブルフライ(大胸筋)
スミスマシンベンチプレス(大胸筋)
マシンショルダープレス(三角筋)
ケーブルプレスダウン(上腕三頭筋)
ラットプルダウン(背筋群)
ケーブルローイング(背筋群)
スミスマシンデッドリフト(背筋群)
ケーブルカール(上腕二頭筋)
マシンレッグプレス(下半身)
スミスマシンスクワット(下半身)
バーベルトレーニング
バーベルベンチプレス(大胸筋)バーベルショルダープレス(三角筋)
ナローベンチプレス(上腕三頭筋)
バーベルデッドリフト(背筋群)
バーベルベントオーバーロウ(背筋群)
バーベルグッドモーニング(背筋群)
バーベルカール(上腕二頭筋)
バーベルスクワット(下半身)
