
餃子は味・満足感・汎用性に優れた料理ですが、筋トレ視点では脂質が多く、たんぱく質密度が低いという明確な弱点があります。さらに皮由来の炭水化物が加わるだけでなく、その皮自体が調理時に脂質を吸い込む点も、栄養設計上のデメリットになります。
そこで発想を逆転させ、餃子の構造だけを残し、中身を筋トレ向けに最適化したのが、このハンバーグです。
皮は使わず、主原料は豚ヒレ肉と鶏ささみを使い、餃子らしさは、刻み野菜と香味野菜で担保し、脂質は極限まで排除しています。
レシピ設計の考え方

豚ヒレ肉は赤身肉の中でも脂質が非常に少なく、鉄・亜鉛を含む動物性たんぱく源です。
鶏ささみは高たんぱく・低脂質の代表格で、全体のたんぱく質密度を底上げします。
ここに、玉ねぎ・ニラ・にんにくを加えることで、餃子由来の風味と食後満足感を確保しています。小麦粉や皮を使わないため、炭水化物は最小限です。
皮なし餃子の推定カロリー・栄養素

想定分量(2枚分)
豚ヒレ肉150g
鶏ささみ150g
玉ねぎ100g
ニラ30g
塩・胡椒少量
油は焼き面に最小限のみ使用
食材別カロリー・栄養素(推定値)
【豚ヒレ肉 150g】
カロリー:174kcal
たんぱく質:33.3g(133.2kcal)
脂質:3.6g(32.4kcal)
炭水化物:0g
鉄:0.9mg
亜鉛:3.0mg
ビタミンB1:1.1mg
【鶏ささみ 150g】
カロリー:162kcal
たんぱく質:36.9g(147.6kcal)
脂質:1.8g(16.2kcal)
炭水化物:0g
ビタミンB6:0.9mg
ナイアシン:14mg
【玉ねぎ 100g】
カロリー:37kcal
炭水化物:8.8g(35.2kcal)
カリウム:150mg
【ニラ 30g】
カロリー:6kcal
炭水化物:1.3g(5.2kcal)
βカロテン:1350µg
ビタミンK:15µg
2枚分合計(推定)
総カロリー:約379kcal
たんぱく質:約70.2g
脂質:約5.4g
炭水化物:約10.1g
脂質エネルギー比率は10%台に収まり、極めて筋トレ向きの構成です。
筋トレ視点での評価
このハンバーグは、一般的な餃子や市販ハンバーグとは別物です。たんぱく質密度が高く、脂質が少ないため、筋肥大期でも減量期でも使えます。
特に優れているのは、「低脂質なのに、食べた感がある」「噛みごたえと香味野菜で満足感が出る」という点です。
白米を合わせればバルクアップ向き、単体や野菜添えなら減量向きと、使い回しも効きます。
結論
餃子を筋トレに最適化すると、皮を捨て、中身を再構築するのが正解です。豚ヒレ肉とささみを使ったこのハンバーグは、餃子の思想を残したまま、筋トレ食として完全に別次元へ引き上げた一例です。
「美味しいものを我慢する」のではなく、「構造を理解して作り替える」、それが、筋トレと食事を長期で両立させる現実的な答えです。
これまでに実際に作った筋トレ向き餃子

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