この記事は全日本3位以上・日本代表の各競技選手のみが執筆した専門記事です。
本記事は、生物学の学芸員として身体構造に携わってきた経験と、日本代表選手として実際に身体を使ってきた視点から、筋肉の名称と働きを分かりやすく解説するものです。医療目的ではなく、身体の理解と安全なトレーニングのための教育的な情報をまとめています。スポーツファーマシスト(薬剤師)監修。

上腕最上部に位置する三角筋をはじめとする肩の筋肉は上肢帯筋群と呼ばれ、三角筋のほかに回旋筋腱板(ローテーターカフ=棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)と大円筋があります。それらの名称と作用を解説します。
上肢帯筋(musculi cinguli membri superioris)
上肢帯筋群には以下の筋肉が含まれます。
三角筋(musculus deltoideus)

三角筋は前部・中部・後部に分けられ、上腕を伸展・内転・外旋・外転および屈曲・内転・内旋させる作用があります。
回旋筋腱板(Rotator cuff)

回旋筋腱板には棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋があり、棘上筋・棘下筋・小円筋は肩甲骨背面に、肩甲下筋は肩甲骨前面に位置しています。
棘上筋(musculus supraspinatus)
棘上筋は肩関節を外転させる作用があります。
棘下筋(musculus infraspinatus)
棘下筋は肩関節を外旋・外転・内転させる作用があります。
小円筋(musculus teres minor)
小円筋は肩関節を外旋・内転させる作用があります。
肩甲下筋(musculus subscapularis)
肩甲下筋は肩関節を内旋・水平屈曲させる作用があります。
大円筋(teres major)

大円筋は広背筋上部の深層に位置しており、上腕骨と肩甲骨をつないでいます。
主な作用は肩関節の内転(横から腕を閉じる動き)で、このほかにも肩関節の内旋にも関わっています。
全身の筋肉名称
最新のデジタルCG図鑑
部位分割メニュー例

週2・3・4回の部位分割筋トレメニュー
主な筋トレ種目一覧

図解付き主要種目の一覧ページ
下記にリンクしています主要種目の個別解説記事は、動画だけでなく一目で理解しやすい図解付きでフォームについて説明しています。
自重トレーニング
腕立て伏せ(大胸筋)パイクプッシュアップ(三角筋)
ベンチディップス(上腕三頭筋)
懸垂(背筋群)
バックエクステンション(背筋群)
逆手懸垂(上腕二頭筋)
自重スクワット(下半身)
チューブトレーニング
チューブチェストプレス(大胸筋)チューブチェストフライ(大胸筋)
チューブショルダープレス(三角筋)
チューブキックバック(上腕三頭筋)
チューブローイング(背筋群)
チューブカール(上腕二頭筋)
チューブレッグプレス(下半身)
ダンベルトレーニング
ダンベルプレス(大胸筋)ダンベルフライ(大胸筋)
ダンベルショルダープレス(三角筋)
ダンベルサイドレイズ(三角筋)
ダンベルキックバック(上腕三頭筋)
ダンベルローイング(背筋群)
ダンベルカール(上腕二頭筋)
ダンベルスクワット(下半身)
マシントレーニング
マシンチェストプレス(大胸筋)ケーブルフライ(大胸筋)
スミスマシンベンチプレス(大胸筋)
マシンショルダープレス(三角筋)
ケーブルプレスダウン(上腕三頭筋)
ラットプルダウン(背筋群)
ケーブルローイング(背筋群)
スミスマシンデッドリフト(背筋群)
ケーブルカール(上腕二頭筋)
マシンレッグプレス(下半身)
スミスマシンスクワット(下半身)
バーベルトレーニング
バーベルベンチプレス(大胸筋)バーベルショルダープレス(三角筋)
ナローベンチプレス(上腕三頭筋)
バーベルデッドリフト(背筋群)
バーベルベントオーバーロウ(背筋群)
バーベルグッドモーニング(背筋群)
バーベルカール(上腕二頭筋)
バーベルスクワット(下半身)

