ダンベルフライが効かないのはなぜ?大胸筋の伸展・収縮ができてないから

この記事は全日本3位以上・日本代表の各競技選手のみが執筆した専門記事です。

長年トレーナーをしていると、「ダンベルフライが効かない」という相談を受けることが少なくありません。

結論から言うと、このほとんどは「大胸筋が最大伸展も最大収縮もできていない」というのが原因である場合がほとんどで、そのようなケースでは重量設定が重すぎるのがパターンです。

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ダンベルフライの正しいフォーム

こちらの画像は、理想的なダンベルフライのフォームをあらわしています。

やや肘を曲げ、肩甲骨をしっかりと寄せて三角筋の関与をできるだけ少なくします。

まず、肩甲骨を寄せたままダンベルを下ろし、大胸筋を最大伸展させます。そこからダンベルを上げていきますが、この時に肩甲骨の寄せが緩みがちになりますので、しっかりと意識してください。

そして、ダンベルを上げたらそれで終わらず、軽く曲げていた肘を伸ばしてさらにダンベルを押し上げます。

さらに、そのタイミングで軽く顎を引きます。

ここまでして初めて大胸筋が最大収縮します。

こちらは最新版のダンベルフライの図解です。あわせてご参照ください。

ダンベルフライで大胸筋を最大伸展させるために

ダンベルフライで大胸筋を最大伸展できていない人のほとんどが、適正重量より重くダンベルを設定しています。

ダンベルフライはダンベルプレスと違って高重量を追求する種目ではなく、大胸筋を最大伸展させることが最優先の種目です。

ダンベルを重くしていくことにとらわれず、しっかりと下ろせる(コントロールできる)重量設定で行うのが、結局は大胸筋の発達には近道です。

また、前述のとおり肩甲骨が緩んでしまうと肩関節の可動域が狭まり、結果として大胸筋の伸展不足になりますので、常に肩甲骨を寄せる意識を保ち続けましょう。

ダンベルフライで大胸筋を最大収縮させるために

ダンベルフライで最大収縮をするのは、特に大胸筋内側に効かせるためにとても重要です。

「ダンベルフライが効かない」という人の多くは「大胸筋内側に効かない」というのがほとんどで、これは大胸筋と顎の連動性を考慮していないのが原因のほとんどです。

試しに、次の動作をやってみて下さい。

まず、立った状態で、肘を伸ばして腕を胸の前で閉じて手を合わせます。

そこから、顎を上げたり引いたりしてみてください。

もう、体感しましたよね。

ダンベルフライのフィニッシュでは顎を引いて大胸筋を最大収縮させないといけません。

しかし、実際は力を入れようと顎を上げて後頭部をベンチに押しつける人が少なくありません。

こうなると、大胸筋を最大収縮させることは不可能です。

ダンベルフライでは「苦しい時こそ顎を引く」ようにしましょう。

ダンベルフライの種類とやり方

ダンベルフライ

ダンベルインクラインフライ

ダンベルデクラインフライ

ダンベルフライプレス

筋トレを快適にする3大マストアイテム

①手首を保護するリストラップ

ジムトレーナーが本音で解説

プレス系トレーニングの効率を高め、手首を保護するために必須ともいえるマストアイテムがリストラップですが、本当にたくさんのメーカー・種類がありすね。そして、検索ででてくる「推薦されているリストラップ」は正直、全くそうではありません。なぜなら、多くの記事は素人またはそれに近いライターさんが書いているもので、リストラップの本質について書かれてはいません。もちろん、そのチョイスについてもしかりです。

下記の記事は、国内主要メーカーのリストラップ(IPF公認含む)を「ウエイト下垂実験」もふくめて本気で試用・考察したものです。筆者のトレーナーとしての意見、パワーリフティング元日本王者の理論など、「本物のリストラップについて本音で解説」しています。

使えるリストラップをトレーナーが本音で解説

②グリップを助けるパワーグリップ

握力を補助してオールアウトする

プル系トレーニングによくあるのが「握力が先になくなってターゲットの筋肉を十分に追い込めない」というケースです。このような場合、パワーグリップやエイトストラップと呼ばれる握力補助グッズを使うことで、限界まで追い込めオールアウトが可能になります。

その特徴や具体的な使い方は下記の記事で、実際に使用しているものを解説しています。

リストストラップ&パワーグリップの種類と筋トレ目的別の使い方

③腰を守るトレーニングベルト

腹圧を上げて筋力を向上させる効果もある

筋トレのマストアイテムとも言えるのがトレーニングベルトですが、ナイロンベルト・革ベルト・ピン式パワーベルト・フック式パワーベルト・レバーアクション式パワーベルトと、さまざまな種類があります。

下記の記事は各種のトレーニングベルト(パワーベルト)の種類と特徴についてわかりやすく解説しています。

トレーニングベルト(パワーベルト)の種類と効果|筋トレ目的別に適したタイプを解説

部位分割メニュー例


週2・3・4回の部位分割筋トレメニュー

主な筋トレ種目一覧


図解付き主要種目の一覧ページ

下記にリンクしています主要種目の個別解説記事は、動画だけでなく一目で理解しやすい図解付きでフォームについて説明しています。

自重トレーニング

腕立て伏せ(大胸筋)
パイクプッシュアップ(三角筋)
ベンチディップス(上腕三頭筋)
懸垂(背筋群)
バックエクステンション(背筋群)
逆手懸垂(上腕二頭筋)
自重スクワット(下半身)

チューブトレーニング

チューブチェストプレス(大胸筋)
チューブチェストフライ(大胸筋)
チューブショルダープレス(三角筋)
チューブキックバック(上腕三頭筋)
チューブローイング(背筋群)
チューブカール(上腕二頭筋)
チューブレッグプレス(下半身)

ダンベルトレーニング

ダンベルプレス(大胸筋)
ダンベルフライ(大胸筋)
ダンベルショルダープレス(三角筋)
ダンベルサイドレイズ(三角筋)
ダンベルキックバック(上腕三頭筋)
ダンベルローイング(背筋群)
ダンベルカール(上腕二頭筋)
ダンベルスクワット(下半身)

マシントレーニング

マシンチェストプレス(大胸筋)
ケーブルフライ(大胸筋)
スミスマシンベンチプレス(大胸筋)
マシンショルダープレス(三角筋)
ケーブルプレスダウン(上腕三頭筋)
ラットプルダウン(背筋群)
ケーブルローイング(背筋群)
スミスマシンデッドリフト(背筋群)
ケーブルカール(上腕二頭筋)
マシンレッグプレス(下半身)
スミスマシンスクワット(下半身)

バーベルトレーニング

バーベルベンチプレス(大胸筋)
バーベルショルダープレス(三角筋)
ナローベンチプレス(上腕三頭筋)
バーベルデッドリフト(背筋群)
バーベルベントオーバーロウ(背筋群)
バーベルグッドモーニング(背筋群)
バーベルカール(上腕二頭筋)
バーベルスクワット(下半身)

全トレーニング種目一覧

筋トレメニュー全200種目一覧|動画つき解説記事(男女別)
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