筋トレにすき家はアリか?結論は「増量期・回復期限定」なら使える

この記事の数値は食品成分データベース(文部科学省)に基づいて算出し、栄養(PFC)バランスに関しては食事バランスガイド(農林水産省)の情報を参照しています。

結論からはっきりさせます。筋トレにおいて、すき家牛丼は、目的を間違えなければ十分に使えます。

ただし前提条件は明確で、減量目的ではなく、増量期または回復期に限定されます。すき家は「筋トレ向け管理食」ではありませんが、現実的な外食として見た場合、エネルギー補給効率は非常に高い部類です。

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短時間でカロリーを入れられる

すき家の牛丼は、白米による即効性のある炭水化物と、牛肉由来のタンパク質・脂質で構成されています。トレーニング直後やハードな練習が続く時期は、筋肉だけでなく中枢神経や全身の回復にもエネルギーが必要になります。その点で、短時間でカロリーを入れられる牛丼は、理屈よりも実用性が勝る食事です。

すき家牛丼(並盛)のカロリー・栄養素

すき家牛丼(並盛り)1人前あたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:733kcal
タンパク質:22.9g
脂質:25.0g
炭水化物:104.1g

すき家牛丼(特盛)のカロリー・栄養素

特盛り牛丼1食545gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:1176kcal
タンパク質:40.4g
脂質:49.0g
炭水化物:143.7g

なお、数値は「すき家公式ホームページ」を参照しています。

食べ切れる量で最大効率

さらにチーズや卵を追加することで、タンパク質量と脂質が増え、体重を増やしたい局面では強力な武器になります。特に食が細い人や、自炊が難しいタイミングでは「食べ切れる量で最大効率」を狙える点は無視できません。

すき家チーズ牛丼のカロリー・栄養素

すき家とろ〜り3種のチーズ牛丼(並盛)1食あたりのカロリーと栄養成分は以下の通りです。

エネルギー:911kcal
タンパク質:34.3g
脂質:38.4g
炭水化物:107.7g

ねぎ玉牛丼(並盛)のカロリー・栄養素

ねぎ玉牛丼1人前(並盛り)あたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:843kcal
タンパク質:30.7g
脂質:31.5g
炭水化物:108.7g

減量期には不向き

一方で、減量期にすき家を常用するのは現実的ではありません。脂質と炭水化物の比率が高く、細かな調整が難しいため、体脂肪を落とすフェーズでは足を引っ張ります。すき家は毎日の正解ではなく、目的が定まったときに使う選択肢です。頻度を落とし、目的を限定すれば例外的に使えるケースもありますが、基本は増量期向けと考えるのが安全です。

すき家まぐろたたき丼ならあり

すき家まぐろたたき丼(並盛り)1食あたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:609kcal
タンパク質:30.0g
脂質:10.2g
炭水化物:99.0g

筋トレとすき家の関係性

本記事は栄養指導ではなく、実際に筋トレを行いながら外食を使ってきた経験に基づく評価です。筋トレと食事は理想論よりも現実対応が重要です。すき家は「増やすべき時期」に限って使えば、十分に成立する外食だと考えています。

すき家のタンパク質強化

【すき家の牛丼筋トレ最適化チャレンジ】良質タンパク質追加で理想の栄養バランスに
すき家の牛丼は、タンパク質は多いものの栄養素バランス的にはハイカロリーに傾いています。しかしながら、一手間かけて良質なタンパク質を追加することで、かなり筋トレ筋肥大に有効な食事にすることができます。 すき家の牛丼のカロリー・栄養素 比率...

バルクアップ筋トレと身体作り筋トレの食事の特徴

バルクアップを目的とした筋トレでは、体重1kgあたり約2g前後のタンパク質を目安にしつつ、あわせてその2~3倍程度のエネルギー(主に糖質や脂質)を摂取するケースが一般的です。

健康的な身体作りを目的とした筋トレでは、体重1kgあたり約1g前後のタンパク質を一つの目安とし、糖質や脂質の摂取量を調整しながら、全体のエネルギー量をコントロールしていきます。

筋トレと食事の基礎情報・知識

タンパク質の安定摂取

筋トレの成果を継続的に出していくためにはタンパク質の安定的な摂取が必要で、そのためには冷凍タンパク質食材をストックしておくことも有効です。下記は筆者が日本代表競技者として実際に常時ストックしていた冷凍の肉類・魚介類の一例です。

筋トレ向き冷凍食品・食材(肉類&魚介類)まとめ

PFCバランスについての基礎知識

食品は、タンパク質(P)・脂質(F)・炭水化物(C)の三大栄養素から構成されており、これらの摂取比率をPFCバランスと呼びます。一般的には「2:2:6」が一つの目安とされますが、筋トレを行う場合は、タンパク質の比率を高めた「4:1:5」前後のPFCバランスがよく用いられます。

ライフスタイルに合わせたPFCバランスの調整

筋トレの食事ではタンパク質重視が基本ですが、カロリー量はトレーニング量だけでなく生活の運動量に合わせ、活動量が多ければ脂質・炭水化物を増やし、少なければ控えめに調整します。

タンパク質とは

タンパク質は筋肉(筋繊維)の主成分であり、筋肥大を目的とした筋力トレーニングでは最も重要な栄養素です。筋肥大には体重1kgあたり約2gの純タンパク質が必要で、これは肉類・魚介類換算でおよそ10gに相当します。

脂質について

脂質は1gあたり9kcalと高カロリーで敬遠されがちですが、エネルギー効率が高く長時間トレーニング前のカロリー源として有効であり、腹持ちの良さから適度に摂取することで間食防止にも役立ちます。

炭水化物について

炭水化物は運動時の主要なエネルギー源で、吸収が速くトレーニング前のエネルギー補給に適しており、筋トレ後は筋再合成に必要なエネルギー確保のためタンパク質と合わせて摂取することが重要です。

具体的な筋トレ向き食品・食事例

下記の記事はバルクアップ・身体作りそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。

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【筋トレの食事メニューレシピ例紹介】バルクアップ・身体作りそれぞれに最適なカロリー・栄養素比率

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