ポテトチップスは筋トレに使えるか?フレンチフライとの差異も考察して解説

この記事の数値は食品成分データベース(文部科学省)に基づいて算出し、栄養(PFC)バランスに関しては食事バランスガイド(農林水産省)の情報を参照しています。

ポテトチップスは筋トレに有効か?

結論から言います。ポテトチップスは、筋トレにおいて「限定的にのみ」有効です。フライドポテト以上に条件が厳しく、使いどころを間違えるとデメリットのほうが大きくなります。

本記事では、ポテトチップスを「ジャンクだからダメ」と切り捨てず、栄養構造と実践上の扱いから冷静に評価します。

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ポテトチップスの栄養構造

ポテトチップスの原料はじゃがいもです。したがって、炭水化物食品である点はフライドポテトと共通しています。

しかし、ポテトチップスには以下の特徴があります。

・極端に水分が少ない
・脂質比率が非常に高い
・カロリー密度が異常に高い
・食べる量を感覚で制御しにくい

つまり、「少量で大量のエネルギーが入るが、制御不能になりやすい食品」です。

ポテトチップス1袋60gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:332kcal
タンパク質:2.82g
脂質:21.12g
炭水化物:32.82g

なお、数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。また、食品の栄養素(PFC)および食事全体の栄養(PFC)バランスに関しては食事バランスガイド(農林水産省)の情報を参照しています。

筋トレ食品として評価できるポイント

食事量が取れないときのカロリー補助

減量明けや、強度の高いトレーニングが続いた局面では、食事量そのものが確保できないことがあります。

そのような状況では、ポテトチップスはカロリー補助として機能する可能性があります。ただし、これはあくまで「例外的な使い方」です。

携帯性と即効性

調理不要で、持ち運びが容易。咀嚼負担も少なく、短時間で摂取できます。

遠征・移動中・補給が限定される環境では、エネルギー確保という一点においては役割を持ちます。

明確に筋トレ向きでない点

脂質過多による栄養バランス崩壊

ポテトチップスは、炭水化物食品というより脂質食品に近い構成です。タンパク質はほぼ期待できず、ミネラルやビタミンも極めて乏しいです。

これを常用すると、筋トレ以前に「食事の質」が崩れます。

無意識に食べすぎる構造

ポテトチップス最大の問題はここです。

・噛まずに食べられる
・満腹感が出にくい
・袋単位で量が固定されている

この構造は、筋トレにおける食事管理と真逆の方向性です。

ポテトチップスを食べるならこの条件

筋トレに活かすとすれば、以下が限界ラインです。

・バルクアップ期のみ
・食事がどうしても取れない日の補助
・単品で終わらせない
・頻度は極低(常食しない)

「間食として便利だから」という理由で使う食品ではありません。

フライドポテトとの決定的な違い

フライドポテトは、量や油を調整すれば「食事の一部」になり得ます。

一方、ポテトチップスは、どれだけ工夫しても主食や副菜にはなりません。この違いは重要です。

結論:ポテトチップスは非常用エネルギー

ポテトチップスは筋トレ向きの食品ではありません。

ただし

・エネルギー不足
・食事環境の制限
・短期的なカロリー補填

こうした条件が揃った場合に限り、非常用のエネルギー源として使える、それだけです。

筋トレの食事は、快楽を満たすためのものではなく、身体を作るためのものです。ポテトチップスは、その前提を理解した人だけが扱える食品です。

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