市販品(冷凍ドライカレー・冷凍とんかつ・レトルトカレー)を組み合わせて、忙しい時でもあっという間にできあがる「時短ドライカツカレー」をご紹介します。
この料理の食品のカロリー・栄養素
冷凍ドライカレー(1食分 約400g)
エネルギー 約700〜750kcal
タンパク質 約14〜18g
脂質 約15〜20g
炭水化物 約120〜130g
※主に炭水化物由来のエネルギー源で、筋トレ後のグリコーゲン回復向きです。
冷凍とんかつ(1枚 約120g)
エネルギー 約300〜350kcal
タンパク質 約15〜20g
脂質 約20〜25g
炭水化物 約15〜20g
※揚げ衣による脂質と炭水化物が加わり、総カロリーを押し上げます。
レトルトカレー(1袋 約200g)
エネルギー 約180〜250kcal
タンパク質 約4〜7g
脂質 約8〜12g
炭水化物 約20〜30g
※脂質と糖質を追加し、満足感とエネルギー密度を高めます。
食事全体の一般的な合計PFC(目安)
エネルギー 約1,200〜1,350kcal
タンパク質 約35〜45g
脂質 約45〜55g
炭水化物 約160〜180g
なお、数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。また、食品の栄養素(PFC)および食事全体の栄養(PFC)バランスに関しては食事バランスガイド(農林水産省)の情報を参照しています。
この料理と筋トレの関係性
この時短ドライカツカレーは、忙しい日やトレーニング後に調理の手間を最小限にしつつ、確実にエネルギーを補給できる筋トレ向きのレシピです。冷凍ドライカレーとレトルトカレーに含まれる炭水化物は、筋トレによって消費された筋グリコーゲンの回復に役立ち、トレーニング後のエネルギー不足を素早く補います。
冷凍とんかつは、動物性タンパク質に加えて脂質も多く含み、総摂取カロリーを効率よく引き上げる役割を果たします。筋肥大や体重増加を目的としたトレーニングでは、タンパク質量だけでなく十分なエネルギー摂取が重要であり、このような高カロリー食はバルクアップ期に適しています。
一方で、栄養バランスを厳密に管理できる食事ではありませんが、現実的に継続できる点(手軽さ)は大きな利点です。時間や体力に余裕のない状況でも、筋トレ後に必要なカロリーを確保できることは、長期的なトレーニング継続において無視できません。理想形にこだわりすぎず、こうした時短メニューを選択肢として持っておくことも、筋トレを続けるための実践的な戦略と言えます。
バルクアップ筋トレと身体作り筋トレの食事の特徴

バルクアップを目的とした筋トレでは、体重1kgあたり約2g前後のタンパク質を目安にしつつ、あわせてその2~3倍程度のエネルギー(主に糖質や脂質)を摂取するケースが一般的です。
健康的な身体作りを目的とした筋トレでは、体重1kgあたり約1g前後のタンパク質を一つの目安とし、糖質や脂質の摂取量を調整しながら、全体のエネルギー量をコントロールしていきます。
筋トレと食事の基礎情報・知識
タンパク質の安定摂取

筋トレの成果を継続的に出していくためにはタンパク質の安定的な摂取が必要で、そのためには冷凍タンパク質食材をストックしておくことも有効です。下記は筆者が日本代表競技者として実際に常時ストックしていた冷凍の肉類・魚介類の一例です。
PFCバランスについての基礎知識

食品は、タンパク質(P)・脂質(F)・炭水化物(C)の三大栄養素から構成されており、これらの摂取比率をPFCバランスと呼びます。一般的には「2:2:6」が一つの目安とされますが、筋トレを行う場合は、タンパク質の比率を高めた「4:1:5」前後のPFCバランスがよく用いられます。
ライフスタイルに合わせたPFCバランスの調整
筋トレの食事ではタンパク質重視が基本ですが、カロリー量はトレーニング量だけでなく生活の運動量に合わせ、活動量が多ければ脂質・炭水化物を増やし、少なければ控えめに調整します。
タンパク質とは
タンパク質は筋肉(筋繊維)の主成分であり、筋肥大を目的とした筋力トレーニングでは最も重要な栄養素です。筋肥大には体重1kgあたり約2gの純タンパク質が必要で、これは肉類・魚介類換算でおよそ10gに相当します。
脂質について
脂質は1gあたり9kcalと高カロリーで敬遠されがちですが、エネルギー効率が高く長時間トレーニング前のカロリー源として有効であり、腹持ちの良さから適度に摂取することで間食防止にも役立ちます。
炭水化物について
炭水化物は運動時の主要なエネルギー源で、吸収が速くトレーニング前のエネルギー補給に適しており、筋トレ後は筋再合成に必要なエネルギー確保のためタンパク質と合わせて摂取することが重要です。
具体的な筋トレ向き食品・食事例

下記の記事はバルクアップ・身体作りそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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