
現代社会の一般常識は、ナッツは乾燥させてボリボリ噛んで食べる「間食」ですが、生物学的・人類学的には、ごく最近の穀類農耕文化が始まるまでは、ナッツ類は加熱調理して食べる「主食」でした。
加熱ナッツ+肉類(魚介類)の食事は数万年以上も人類の食事の基本だったので、もちろん、消化吸収効率は高く(ヒト科に適合している)、筋トレの食事方式としても親和性が高いものです。
そこで、今回は現代日本人の主食である穀類(コメ)に旧来の主食であるナッツ類を組み合わせた炊き込みご飯をご紹介します。
ナッツ食と人類史
そのまま、あるいは炒るなどの簡単な加工で食べられるものが多く、油脂などの多量の栄養分を含み、また穀物などと違い採集が容易であったため、狩猟採集社会においてナッツは食生活の根幹をなしていたところが多かった。引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/種実類
このように、かつての人類は肉類(魚介類)+ナッツ類の組み合わせ食が基本であり、生物としての人類の消化形式にも適合していると考えられます。穀類食は農耕文化が始まった、人類史的にはごくごく最近の出来事です。
今回のレシピの材料
こちらが、今回の材料の白米とミックスナッツです。それぞれのカロリー・栄養素は次の通りです。
ご飯一膳(160g)あたり
エネルギー 269kcal
たんぱく質 4g
脂質 0.48g
炭水化物 59.36g
クルミ10個50gあたり
エネルギー:337kcal
タンパク質:7.3g (29.2kcal)
脂質:34.4g (309.6kcal)
炭水化物:5.85g (23.4kcal)
アーモンド10粒10gあたり
エネルギー:60kcal
タンパク質:1.86g (7.44kcal)
脂質:5.42g (48.78kcal)
炭水化物:1.97g (7.88kcal)
カシューナッツ100gあたり
エネルギー:576kcal
タンパク質:19.8g (79.2kcal)
脂質:47.6g (428.4kcal)
炭水化物:26.7g (106.8kcal)
マカダミアナッツ100gあたり
エネルギー:720kcal
タンパク質:8.3g
脂質:76.7g
炭水化物:12.2g
ヘーゼルナッツ100gあたり
エネルギー:684kcal
タンパク質:13.6g (54.4kcal)
脂質:69.3g (623.7kcal)
炭水化物:13.9g (55.6kcal)
ピーナッツ100gあたり
エネルギー: 562kcal
タンパク質:25.4g (101.6kcal)
脂質:47.5g (427.5kcal)
炭水化物:18.8g (75.2kcal)
※実際の調理ではこれらすべてを同量使用するわけではなく、ミックスナッツとして適量ずつ組み合わせて使用しています。
なお、数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。また、食品の栄養素(PFC)および食事全体の栄養(PFC)バランスに関しては食事バランスガイド(農林水産省)の情報を参照しています。
ミックスナッツ炊き込みご飯の作り方
作り方はいたって簡単で、米とミックスナッツを一緒に炊飯器で炊くだけです。
水加減ですが、計量カップでミックスナッツの体積を計り、米と同様の水を入れます。
例:米1カップ+ミックスナッツ1カップであれば、水は2合分
なお、早炊き機能は使わず、通常モードでじっくりと過熱したほうが美味しいです。
乾燥ナッツでは感じにくい、ナッツ本来のふんわりとした優しい甘みが感じられとても美味しいです。また、少量で満腹感が得られるため、量を食べる必要がなく(その分タンパク質食品を胃に入れやすい)、バルクアップ筋トレには優秀な主食だと考えています。
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