
世界選手権を目指したトレーニング再開からどれだけ経ったか、もう数える必要がなくなったので詳しくはわかりません。
すでにその日に向けた戦闘準備待機に入ったので大切なのは4年2ヶ月後に世界選手権で戦うというカレンダーだけです。
記事執筆者と編集者

上岡岳プロフィール
アームレスリング主戦績
全日本マスターズ80kg超級2位
アジア選手権マスターズ90kg級3位
学芸員(J-Global掲載ページ)
55歳から60代マスターズ世界選手権にむけてトレーニングを再開

HAYATE選手プロフィール
フィジーク主戦績
(2023~)
マッスルゲート北関東2優勝
テコンドー主戦績
(2009~2020)
JOC全日本ジュニア選手権準優勝
全日本選手権東日本地区大会優勝
全日本学生選手権準優勝
全日本選手権準優勝
2020年度強化指定選手
筋トレで大切なのは体の限界を超えること

さて、筋トレで大切なのは、毎回毎回、前回の自分の限界を少しずつ超え続けるということです。
常に100%のトレーニングだったら、何年経っても、未来の自分は今の自分のまま100%なだけですから。
ですので筋トレの最重要項目は、最後の1レップ(限界後の最後の1回)をいかに押し切るか(または引き切るか)です。
人間は動物です。このため、本能的に自分で自分を壊さないための制御装置(リミッター)が備え付けられているのですが、鍛えて強くなっていくためには、これがとても厄介です。
「もう限界だ」心がそう思ってから(体もそう感じてから)、肉体的な限界はそのほんの少し先で、そこに毎回毎回たどり着けるかが勝負どころです。
心の限界を超えさせるのも心
そして、心の限界を超えて、体の限界にたどり着かせるのもまた心です。
この場合の心とは意志ですね。
そして、その意志を生むのはさまざまで、名誉への欲求かもしれませんし、リアルにお金への欲求かもしれませんし、誰かに報いたい気持ちかもしれません。いや、その人それぞれ固有の割合でこれらが混合してる、と言ったほうが現実的かもしれません。
そして継続して限界を超え続けた先に競技勝利があり、その意志を一般的に「折れない心」と呼ぶのでしょう。
折れない心の手に入れ方を文章で簡単にお伝えすることはできません。それは一人一人違うので、ご自身で見つけてください。
紙一重の覚悟
※映画「オーバーザトップ」は実際のアームレスリング世界選手権と並行して撮影された映画で、実際の世界選手権の様子も多く収録されています。
僕と息子はお互いにそれぞれの競技で、全日本選手権決勝という国内での限界領域、さらにその先の国際戦に何度も立ってきました。特に世界選手権、あれは狂気の場所ですね。
狂気と紙一重の覚悟がないと、たぶん気圧されて立つこともできない空間です。
あぁ、またそこに向かうんだな、と実はもう覚悟を決めたんですけどね。
最期の最期、背中を押すのは、やはり心です。そして、それは自分の心ではなく、支えてくれた人たちの真剣な心です。もちろん戦う相手も同じです。
お互いの人生を賭けた、巻き込んだ人たちの人生も積んだ勝負、執念とかでは生ぬるい、怨念の果たし合い、、、そんな場所です。
だから、勝って報いるしかないんです。
最近のトレーニング
仕事の日は前腕中心の自宅トレーニング、休日は公共ジム+自宅ジムでの細切れのダブルスプリットトレーニングです。
その日まで、いかに壊さず積み続けるか、というコツコツ作業です。
最近の食事
これも、その日までいかに積み続けるかというコツコツ作業ですが、この猛暑のなかで食べ続けるのは結構しんどいです。
主食にしている豆腐も、基本的にはタンパク質量の多い木綿豆腐がベストなのですが、食欲のない日は絹ごし豆腐でごまかしています。あとは、鶏肉ですね。
鶏肉も食べ続けるのはほぼ修行です。あぁ、またこれか、もう一生やりたくなかったんだけど、というのが本音ですが。勝つためには仕方がないです。
もう、咀嚼がしんどいので、鶏肉をジュースにして飲みたい気持ちです。
以下、最近の実際の食事です。
最近の近況

息子から連絡がありました。来年の1月には生まれ育った伊勢に彼の妻を連れてUターン就職するということ。
そして、11月のフィジーク戦に参戦するために準備を始めていること。
おそらく、父である僕の再起が彼に火を入れたのだと思います。
そして、そこが結局、僕たち親子というか一族の本陣です。

毎日、彼の奥さんが低温調理器で2kgの蒸し鶏を作り続け、彼はそれを毎日胃に入れ続けているとか、まだ、炭水化物はけっこう入れてる、とかです。
もう、競技一家としては慣れてしまってますが、一般的な家庭の常識からすると尋常ではないんだろうなと苦笑してます。息子のことをよろしくね、息子の奥さん。
父として僕が見せたものを、今度は息子が父としてまだ見ぬ子に示そうとしているのかな、と感じています。
颯、また行こうか、いつものように這いつくばって。




