【エビチリのカロリーと栄養素】シェイプアップや筋トレに最適な食べ方・レシピ例

この記事の数値は文部科学省の食品成分データベースに基づいて算出しています。



エビチリは正式には「エビのチリソース」と呼ばれ、中華料理として人気のメニューです。そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、シェイプアップや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。

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エビチリとはどんな食べ物?

エビチリは、中華料理人の陳建民氏が日本人の好みにあわせ、四川料理の「乾燒蝦仁」をアレンジしたオリジナル料理です。

四川料理の乾燒蝦仁は豆板醤の辛味がとても強く、日本人むけではないため、ケチャップやトマトを加えて辛味が抑えられています。

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エビチリのカロリー・栄養素

エビチリ100gあたりのカロリー・栄養素

エネルギー:132kcal
タンパク質:8.16g (32.64kcal)
脂質:7.23g (65.07kcal)
炭水化物:6.92g (27.68kcal)

エビチリは高タンパク質で適度な筋肉合成カロリーを含む、優秀な筋トレ料理であると言えます。

※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。また、食品の栄養素(PFC)および食事全体の栄養(PFC)バランスに関しては食事バランスガイド(農林水産省)の情報を参照しています。

エビチリの目的別の食べ方

バルクアップ筋トレの場合

エビチリは高タンパク質で適度な筋肉合成カロリーも含んでいますので、トレーニング後の食事メニューとしておすすめです。

シェイプアップの場合

エビチリはシェイプアップに必須となるタンパク質を豊富に含んでいますが、カロリーが高い傾向にありますので、食べすぎには注意してください。

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具体的なレシピ例

シェイプ向きエビチリ豆腐

こちらが、今回発表材料のエビ・焼き豆腐・冷凍枝豆と焼肉のたれ+キムチの素です。

まずは、エビをテフロン加工のフライパンで油を使わずに炒めていきます。

続いて、適度な大きさにカットした豆腐を炒めていきますが、全ての面が焼けるように、こまめにひっくり返すのがポイントです。

エビと豆腐に火が通ったら味付けをしていきますが、焼肉のたれとキムチの素を合わせると、簡単に四川風味になりますので便利です。

あとは、冷凍枝豆を加えてさっと炒めて出来上がりです。

このように、お弁当にしても美味しいのでおすすめです。

バルクアップ筋トレとシェイプアップ筋トレの食事の特徴

バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。

健康的なシェイプアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。

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筋トレと食事の基礎知識

PFCバランスについての基礎知識

食品は主に「三大栄養素」と呼ばれている3種類の栄養素から構成されています。それは、P=タンパク質・F=脂質・C=炭水化物で、この3種類の栄養素を食事として摂取する比率のことを「PFCバランス」と呼びます。「タンパク質:脂質:炭水化物」の比率として「2:2:6」が一般的に適切とされているPFCバランスですが、筋トレの効果を高める食事のPFCバランスとしては、筋肉合成に重要なタンパク質の比率を増やして「4:1:5」がベストです。

ライフスタイルに合わせたPFCバランスの調整

筋トレの食事としては、先に述べたようにタンパク質の比率を多くするのが定石ですが、カロリーの摂取量はトレーニング量だけでなく、個人のライフスタイルに合わせて調整することも重要です。具体的には運動量の多い仕事をしている場合には脂質・炭水化物を増やし、デスクワーク主体の仕事をしている場合には脂質・炭水化物を減らす、といった微調整が必要になります。

タンパク質とは

タンパク質とはアミノ酸が鎖状に連結して構成される高分子化合物で、人体においては筋肉(筋繊維)の主な構成物質です。このため、筋肉(筋繊維)を太く強くすることが主目的の筋力トレーニングの食事としては、最も重要視されるべき栄養素です。筋肥大をしていくためには、適切な筋力トレーニングだけでなく、体重1kgあたり2gの純タンパク質が必要となります。純タンパク質2g≒肉類魚介類換算で10gに相当。

脂質について

脂質は1gあたり9kcalと高カロリーであることから、筋トレの食事としては「太りやすい」と考えられて敬遠されがちですが、非常にエネルギー効率が良い栄養素であるため、長時間のハードトレーニング前に摂取するカロリー源として優れています。また、腹持ちが良いことから、適度に摂取することで間食を防ぐ効果もあります。

炭水化物について

炭水化物は運動エネルギーの主体となる栄養素で、摂取から吸収されてエネルギーに換わるまでが速やかなことが特徴です。このため、トレーニング中のエネルギー補給、トレーニング直後のエネルギー補給などに有効です。また、筋肉が消化吸収・再合成される過程では多くのエネルギーが必要となるため、筋トレ後の食事においてはタンパク質食品と合わせて炭水化物を摂取していくことが重要です。

具体的な筋トレ向き食品・食事例

下記の記事はバルクアップ・シェイプアップそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。

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なお、下記の記事はシェイプアップ食品について、詳しく解説したものです。是非、ご自身に合ったシェイプアップ食品を見つけてください

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