この記事は30年以上にわたり博物館に務める生物学の学芸員生物多様性保全アドバイザーが執筆した専門記事です。筆者筆者詳細は筆者詳細はこちら。なお、生物学記事のオリジナル画像は、教育目的での使用に限り、参照リンク付きでの転載を許可しています。

アクアテラリウムの作り方と飼育生物一覧|博物館学芸員が必要な器材を解説

20年以上生物学の博物館学芸員をしており、数多くの生物を飼育してきた筆者が、アクアテラリウムの作り方(必要な器材)について解説します。

あわせて、当サイトで飼育方法を解説している、アクアテラリウムで飼育できる生物の一覧(飼育方法の記事)をご紹介します。

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オーバーフロー水槽

「アクアテラリウム」は陸場と水場がある形式になりますので、オーバーフロー水槽が必須です。アクアテラリウムでは、通常の水槽と違って水量が半分程度になりますので、あまり小さな30cmや45cmの水槽では水質が安定しません。

やはり60cmクラス以上の水槽が必要でしょう。また、陸場を広くとるためには奥行き30cmタイプではなく45cmタイプが適当です。

クッションタンク

オーバーフローした飼育水を貯めるためにクッションタンクが必要になりますが、アクアテラリウムでは飼育水槽の水量自体が少ないので、クッションタンクは飼育水槽よりワンサイズ小さな45cm水槽で十分でしょう。

外部フィルター濾過槽

アクアテラリウムは水量が少ない分、飼育水を常に綺麗に保つ必要がありますので、濾過システムは濾過能力の高い外部式フィルターが便利です。

外部式フィルターには各メーカーから様々なタイプ・ランクのものが発売されていますが、20年以上生物飼育にたずさわった実経験から、とても便利なのがドイツ製のエーハイムクラシックタイプです。

水槽用チラー(クーラー)

夏場の高水温に弱い生物を飼育する場合は、飼育水を冷却する水槽用クーラー(チラー)をぜひとも用意しましょう。

なお、アクアテラリウムでは飼育水量自体は少ないので、一番コンパクトな60リットルタイプで十分です。

サーモヒーター

飼育生物を冬季にも冬眠させずに飼育したい場合には、このようなサーモヒーターが必要になってきます。ヒーターに直接センサーが埋め込まれた安価なオートヒーターなどもありますが、故障から熱暴走するリスクがありますので、やはりセンサー・サーモ・ヒーターが分離したタイプが安全です。

アクアテラリウムで飼育できる生物の一覧

当サイトで飼育方法を解説しているアクアテラリウム向きの生物の一覧です。各リンク先はその飼育方法の個別記事になっています。

アカテガニ
アカハライモリ
アシハラガニ
アメリカザリガニ
オカヤドカリ
カクベンケイガニ
ガムシ
クサガメ
クロベンケイガニ
ゲンゴロウ
コオイムシ
サワガニ
スジエビ
タイコウチ
タガメ
ダルマガエル
ツチガエル
テナガエビ
トノサマガエル
ニホンイシガメ
ヌマエビ
ヌマガエル
ベンケイガニ
ミズカマキリ
ミナミヌマエビ
ヤシガニ

苔テラリウムのすすめ

当サイトでは、通常のテラリウムだけでなく「苔テラリウム」の作り方や苔の育て方まで、生物学博物館学芸員が詳しく解説しています。ぜひ、ご一読ください。

苔テラリウム&苔玉入門|作り方・育て方や苔の種類紹介

動植物の種類図鑑の一覧ページ

プランクトンから巨大生物・古代生物から現生種まで様々な動植物の種類図鑑はこちら

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