
気は優しくて力持ちなイメージで根強い人気のゴリラの生態(分布・餌・寿命・繁殖など)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。
ゴリラとはどんな生き物?
ゴリラは、霊長目ヒト科ゴリラ属(ゴリラぞく、Gorilla)に分類される構成種の総称。
アフリカの森にすむ類人猿

生物学記事
気は優しくて力持ちなイメージで根強い人気のゴリラの生態(分布・餌・寿命・繁殖など)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。
ゴリラは、霊長目ヒト科ゴリラ属(ゴリラぞく、Gorilla)に分類される構成種の総称。

ゴリラはアフリカ大陸中央部に、東西に二つの生息地があり、東側のものをマウンテンゴリラ(ヒガシゴリラ)、西側のものをローランドゴリラ(ニシゴリラ)として二亜種にわけられています。
※最新の分類ではヒガシゴリラ(学名:Gorilla beringei)を、ニシゴリラ(学名:Gorilla gorilla)をとして別種にする意見も有力です。
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ゴリラは、オランウータン・チンパンジーにならび、遺伝子的にかなり人類に近い類人猿で、ヒト科に属しています。
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ニシゴリラの分布域
ヒガシゴリラの分布域
ゴリラは上図のように、アフリカ大陸中央部の東西に分断されて分布しています。

ゴリラは植物食の傾向が強い雑食性で、主に果実・植物の葉を食べるほか、アリ・シロアリをはじめとした昆虫なも食べます。

ヒト科のなかでは最も大きくなる種類で、標準的なオスで180cm180kgにもなります。
また、力も強く、その握力は400~500kgもあることでも有名です。

ヒガシゴリラもニシゴリラのいずれも、オスと複数のメスからなる小さな群れを作って暮らしています。
それでは、ここからはネットのフリー画像から厳選したゴリラの写真をお楽しみください。






