この記事は30年以上にわたり博物館に務める生物学の学芸員生物多様性保全アドバイザーが執筆した専門記事です。筆者筆者詳細は筆者詳細はこちら。なお、生物学記事のオリジナル画像は、教育目的での使用に限り、参照リンク付きでの転載を許可しています。

スギゴケの育て方と特徴|栽培に必要な環境(光量・気温・湿度)と水槽(テラリウム・ボトル)への適応度

スギゴケの育て方と特徴について解説するとともに、栽培に必要な環境(光量・気温・湿度・土質)および水槽(テラリウム)や苔ボトルへの適応度についてもご紹介します。

スギゴケ(杉苔、Polytrichum juniperinum)は、コケ植物の一種。厳密にはスギゴケ属の1種 Polytrichum juniperinum の標準和名をスギゴケとするが、一般には、スギゴケ属(Polytrichum)および近縁のニワスギゴケ属(Pogonatum)、またはスギゴケ科に属する種の総称として用いることもある。引用︰wikipediaスギゴケ

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スギゴケの分類と学名

スギゴケ科
Polytrichum juniperinum

スギゴケの分布と自生環境

日本全土、朝鮮、中国、ロシアに分布しており、1日数時間ほど直射日光があたる明るい場所の赤土上に多く自生しています。

スギゴケの特徴と育て方

育てるのに必要な光の強さ

本種はかなり明るめの光を好むため、室内栽培でも1日数時間程度の日光があたる東向きの窓際に置くとよく育ちます。

育てるのに適切な気温について

本種は暑さ寒さにとても強い頑強な種類です。

育てるのに必要な湿度について

本種は過湿を嫌うため密閉はせず、土が乾いてきたらたっぷりと水を与えるようにします。なお、密閉栽培(過湿状態)でも生長しますが、この場合、本来の葉姿ではなく、広く半透明な葉に変化していきます。

生育に適した土質とPh

本種は中性の赤土を好みます。栽培には細かく砕いた赤玉土を用いるとよく育ちます。

テラリウムやボトルへの適応度

本種はテラリウムやボトル栽培だと本来の葉姿ではなくなりますが、その状態でも明るい照明さえ当てれば問題なく育ちます。

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