この記事は30年以上にわたり博物館に務める生物学の学芸員生物多様性保全アドバイザーが執筆した専門記事です。筆者筆者詳細は筆者詳細はこちら。なお、生物学記事のオリジナル画像は、教育目的での使用に限り、参照リンク付きでの転載を許可しています。

コツボゴケの育て方と特徴|栽培に必要な環境(光量・気温・湿度)と水槽(テラリウム・ボトル)への適応度

 

コツボゴケの育て方と特徴について解説するとともに、栽培に必要な環境(光量・気温・湿度・土質)および水槽(テラリウム)や苔ボトルへの適応度についてもご紹介します。

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コツボゴケの分類と学名

チョウチンゴケ科
Plagiomnium acutum

コツボゴケの分布と自生環境

日本全土、朝鮮、中国、ロシア、インド、ブータン、ネパール、ミャンマー、ベトナムに分布しており、落葉広葉樹林の湿った地上に多く見れます。

コツボゴケの特徴と育て方

育てるのに必要な光の強さ

本種は比較的光が必要で、1日1時間ほと木漏れ日が当たるか、強めの白色LED照明下でよく育ちます。

育てるのに適切な気温について

本種は高温に強く頑健ですが、長期間30度を超える気温が続くと弱ります。

育てるのに必要な湿度について

本種は高めの空中湿度だけでなく、活着する土も常に湿っている必要があります。また、土だけが湿り空気が乾燥した環境だと、休眠せずに葉先がどんどん枯れていくので注意してください。

生育に適した土質とPh

本種は苔類としては珍しく、富栄養の弱酸性の土を好みます。

テラリウムやボトルへの適応度

本種はテラリウムや苔ボトルへの適応度のとても高い種類です。空中湿度が下がらないよう、テラリウムであればしっかりと蓋をし、強めの室内照明で徒長せずに生育します。

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