この記事は30年以上にわたり博物館に務める生物学の学芸員が執筆した専門記事です。

【ゴリラの種類と生態フリー画像図鑑】分布・餌・繁殖などを生物学博物館学芸員が解説

気は優しくて力持ちなイメージで根強い人気のゴリラの生態(分布・餌・寿命・繁殖など)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。

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ゴリラとはどんな生き物?

ゴリラは、霊長目ヒト科ゴリラ属(ゴリラぞく、Gorilla)に分類される構成種の総称。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ゴリラ

アフリカの森にすむ類人猿

ゴリラはアフリカ大陸中央部に、東西に二つの生息地があり、東側のものをマウンテンゴリラ(ヒガシゴリラ)、西側のものをローランドゴリラ(ニシゴリラ)として二亜種にわけられています。

※最新の分類ではヒガシゴリラ(学名:Gorilla beringei)を、ニシゴリラ(学名:Gorilla gorilla)をとして別種にする意見も有力です。

ヒガシゴリラ(マウンテンゴリラ)

ニシゴリラ(ローランドゴリラ)

ゴリラはヒト科

ゴリラは、オランウータン・チンパンジーにならび、遺伝子的にかなり人類に近い類人猿で、ヒト科に属しています。

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ゴリラの分布


ニシゴリラの分布域

ヒガシゴリラの分布域

ゴリラは上図のように、アフリカ大陸中央部の東西に分断されて分布しています。

ゴリラの餌

ゴリラは植物食の傾向が強い雑食性で、主に果実・植物の葉を食べるほか、アリ・シロアリをはじめとした昆虫なも食べます。

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ゴリラの大きさと握力

ヒト科のなかでは最も大きくなる種類で、標準的なオスで180cm180kgにもなります。

また、力も強く、その握力は400~500kgもあることでも有名です。

ヒガシゴリラもニシゴリラのいずれも、オスと複数のメスからなる小さな群れを作って暮らしています。

ゴリラの写真集

それでは、ここからはネットのフリー画像から厳選したゴリラの写真をお楽しみください。

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