この記事は30年以上にわたり博物館に務める生物学の学芸員生物多様性保全アドバイザーが執筆した専門記事です。筆者筆者詳細は筆者詳細はこちら。なお、生物学記事のオリジナル画像は、教育目的での使用に限り、参照リンク付きでの転載を許可しています。

【ナナホシテントウの飼い方図鑑】生態的特長と飼育繁殖方法について博物館学芸員が解説

ナナホシテントウの生態について解説するとともに、20年以上、生物学学芸員として博物館施設に勤務し、昆虫が専門分野の一つである筆者が、その飼育方法についてご紹介していきます。

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ナナホシテントウとはどんな生き物?

ナナホシテントウ(七星瓢虫、七星天道、学名:Coccinella septempunctata Linnaeus, 1758 )は、コウチュウ目テントウムシ科の昆虫の1種。和名のとおり、赤色の鞘翅に7つの黒い紋がある。最も普通に見られるテントウムシの一つ。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ナナホシテントウ

ナナホシテントウの成虫の飼い方

ナナホシテントウはアブラムシを餌にしています。このため、飼育ケースにアブラムシのついた植物の枝を水差しにして入れておけば、比較的容易に飼育することができます。

ナナホシテントウの繁殖と幼虫飼育

十分に成熟したナナホシテントウは、植物の葉の裏などに卵塊を産みつけます。

卵は、気温にもよりますが一週間ほどで孵化し、一齢幼虫が出てきます。幼虫の餌もアブラムシなので、絶やさないように与えていきます。

一齢と二齢幼虫は習性的に一定数共食いをしてしまいますが、三齢幼虫になると、十分なアブラムシがあれば共食いをすることはなくなります。

十分に栄養を蓄えたナナホシテントウの幼虫は、植物の葉の裏などで蛹になります。

蛹になった後、一週間〜十日ほどで羽化し、ナナホシテントウの成虫が出現します。

なお、本種は成虫で越冬します。

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