
博物館学芸員として30年以上の勤務実績がある筆者が、首長竜・魚竜・モササウルス類など、中生代の海に生息していた巨大爬虫類を対象に、化石標本と学術研究に基づいて大きさ順に整理します。
第1位:ショニサウルス

推定全長:約21m

三畳紀後期の魚竜で、確認されている中で最大級の海生爬虫類です。
第2位:シンボスポンディルス

推定全長:約17〜20m
三畳紀の巨大魚竜で、近年の研究で最大級と再評価されています。
第3位:クロノサウルス

推定全長:約12〜15m

白亜紀前期の短頸型首長竜で、非常に強力な捕食者でした。
第4位:プリオサウルス

推定全長:約10〜12m
ジュラ紀の海に君臨した大型首長竜です。
第5位:モササウルス

推定全長:約12〜14m
白亜紀後期の海の頂点捕食者です。
第6位:ティロサウルス

推定全長:約10〜11m
![]()
大型モササウルス類の代表種です。
第7位:エラスモサウルス

推定全長:約13〜14m

非常に長い首を持つ首長竜の代表種です。
第8位:タニストロフェウス

推定全長:約6〜10m
![]()
三畳紀の特殊な首長型爬虫類です。
第9位:ステノプテリギウス

推定全長:約4〜5m

保存状態の良い化石で知られる魚竜です。
第10位:イクチオサウルス

推定全長:約3〜4m
もっとも有名な魚竜の一種です。
海生巨大爬虫類の大きさ評価について
体長推定は椎骨列・頭骨・ヒレ骨格の復元をもとに行われます。断片標本では誤差が大きく、数値は今後修正される可能性があります。
まとめ
現在の研究では、ショニサウルス類が最大級と考えられていますが、未発見標本の存在により順位が変動する可能性があります。
関連記事

【恐竜大きさランキング図鑑】人や現生哺乳類との比較イラスト画像もまじえて生物学学芸員が解説
博物館学芸員として30年以上の勤務実績がある筆者が、恐竜の大きさを学術記事や資料から科学的に検証し、それらをランキングするとともに人間や現生動物との比較画像を用いながら解説します。
本ランキングは、主要な復元研究・骨格標本・質量推...

【恐竜種類一覧フリー画像図鑑】博物館学芸員がCGイラストをまじえて名前・生態・大きさなどを解説
恐竜の分類ごとに代表種の名前(学名)・大きさ・生態的特徴を博物館学芸員筆者が詳しく解説します。なお、本記事では「狭義の恐竜(竜盤類・鳥盤類)」だけでなく、中生代の巨大爬虫類という「広義の恐竜(首長竜・魚竜・翼竜)」についてもご紹介してい...



