ナナホシテントウの生態について解説するとともに、20年以上、生物学学芸員として博物館施設に勤務し、昆虫が専門分野の一つである筆者が、その飼育方法についてご紹介していきます。
ナナホシテントウとはどんな生き物?
ナナホシテントウ(七星瓢虫、七星天道、学名:Coccinella septempunctata Linnaeus, 1758 )は、コウチュウ目テントウムシ科の昆虫の1種。和名のとおり、赤色の鞘翅に7つの黒い紋がある。最も普通に見られるテントウムシの一つ。
ナナホシテントウの成虫の飼い方

ナナホシテントウはアブラムシを餌にしています。このため、飼育ケースにアブラムシのついた植物の枝を水差しにして入れておけば、比較的容易に飼育することができます。
ナナホシテントウの繁殖と幼虫飼育

十分に成熟したナナホシテントウは、植物の葉の裏などに卵塊を産みつけます。

卵は、気温にもよりますが一週間ほどで孵化し、一齢幼虫が出てきます。幼虫の餌もアブラムシなので、絶やさないように与えていきます。
一齢と二齢幼虫は習性的に一定数共食いをしてしまいますが、三齢幼虫になると、十分なアブラムシがあれば共食いをすることはなくなります。

十分に栄養を蓄えたナナホシテントウの幼虫は、植物の葉の裏などで蛹になります。

蛹になった後、一週間〜十日ほどで羽化し、ナナホシテントウの成虫が出現します。
なお、本種は成虫で越冬します。
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