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アームレスリング台を選ぶ際に留意すべきたった3つのことを元日本代表選手が解説|世界公式規格の寸法も公開

当サイトが運営するトレーニング用品ショップ「マズレンコ製作所日本正規輸入代理店」は、一般的なトレーニング用品やパワーリフティング用品も数多く取り扱っていますが、なんといっても母体はIFA国際アームレスリング連盟公式メーカー・ショップである「MazurenkoEquipment(マズレンコ器具)」の日本公式ショップです。

写真:PAL最高峰のプロマッチTOP8の公式台

当然ながら、日本で唯一PAL(世界プロアームレスリングリーグ)やIFA・WAFの世界規格公式アームレスリング台を取り扱うショップです。

写真:WALで使用される規格のEAC製テーブル

また、このほかにも非PAL系の北米プロアームレスリング団体で公式採用されている規格であるEACアームレスリング台も正規代理店として国内で唯一取り扱っています。

さて、アームレスリング台を購入しようとネット検索をするとさまざまなタイプがAmazon・楽天・Yahoo・メルカリなどで新品・中古販売されていますが、特に知識のない方はどれを買うのが適切なのか判断に困ると思いますので、専門店として、またアームレスリング元日本代表選手という競技者の立場からも解説します。

アームレスリング台を選ぶ際に気をつけるポイントはたった3つです。


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ポイント1:強度は総重量で判断する

アームレスリング台に求められる最大の条件は「強度」です。アームレスラー同士の試合や練習はもちろんですが、大の男が全力で腕相撲をするだけでも、相当の荷重がテーブルには加わります。

アームレスリング台の強度を見分けるための最も良い手段が「総重量で判断する」ことで、重い台ほど頑丈にできています。

写真のPAL・IFA・WAF世界公式台ですと総重量50kgもあります。また、WALタイプでも40kg、これら公式台の練習台タイプで30kg前後の重量があります。

安価に売られているアームレスリング台の総重量は、重くて20kg、ひどいものだと10kg程しかありません。実際、これらは非常に使いづらい、または使えないと言えます。

貧弱な台だと試合中にフレームがしなってしまったり、台ごと動いてしまったりして非常に使いにくいものです。このような台だと、台を押さえる人が1~2名必要になり、少人数での練習には使えません。

また、当然ですが使用するたびに各所がしなるので、台自体の寿命も長くありません。

ポイント2:下枠がH型のものを選ぶ

次に大事なポイントが下枠の形状です。ほとんどのアームレスリング台は下枠がH型をしています。これは、アームレスリングでは守勢と攻勢で軸足の位置を移動させる必要があり、軸足の動きを妨げないようにするためです。

しかしながら、まれに下枠が四角形のものが見受けられます。これは、おそらく鋼材の薄さ(弱さ)を補うために強度の取りやすい四角形にしているのですが、この構造だと試合中に足が枠に引っかかって邪魔で仕方がありません。

四角タイプで試合をすると、守勢から攻勢、攻勢から守勢に移行する際に軸足を浮かせて移動させないといけなくなりますが、そもそもコンタクトスポーツにおいて攻防中に軸足を浮かせるというのはあり得ない話です。

アームレスリング台の下枠は、必ずH型のものを選びましょう。

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ポイント3:世界公式規格の寸法のものを選ぶ

アームレスリング台を購入する、練習するからには、当然試合への出場が念頭にあると思いますが、当たり前ですが、普段の練習は実際の試合で使われるテーブルの規格・寸法でなくてはいけません。

実際の話、WAFやIFAなどの公式世界大会まで統一されているアームレスリング台の規格・寸法・構造などを含む意匠権はMazunrekoEquipmentが所有しており、このタイプのものを無許可でコピーして製造・販売することはできません。

※WALタイプ(EAC製品)はWAF・IFAタイプと構造が異なるため意匠権侵害にはなりません。

また、そのようなコピー品を購入して練習し、その風景をSNSなどに投稿すると、権利者から質問・警告がきたり、最悪のケースでは訴えられることにもなりかねません。

もちろん、コピー品で試合を行うなどということは論外です。

世界公式規格アームレスリング台一覧

PAL・WAF・IFA世界公式規格台

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WAL系規格台

北米の一部プロアームレスリング大会(非PAL系)でも使用されている高耐久タイプのアームレスリング台です。外国のヘビー級選手の試合にも耐えられる強度があります。総重量43kgタッチパッドの構造が違うのでMazurenkoEquipment製アームレスリング台への権利侵害が発生しないため、あらゆるイベントで使用可能で、SN
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Mazurenko製練習台

総重量30kgIFA・PAL規格のアームレスリング公認練習台です。テーブルトップの各パッドおよびペグは世界公式台と同一寸法・部品で構成されていますので、全日本決勝や国際大会と同じ環境で普段から練習できます。本体は価格を抑えるために簡素化されていますが、他のメーカーの類似品・コピー品とは頑丈さが比較になりません。練習台と
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EAC製練習台

EACブランドの練習台です。練習台とは言え、国内で出回っているコピー品やAmazonで販売されている格安中国製品と違い、総重量32kgと高耐久・高強度です。タッチパッドの構造が違うのでMazurenkoEquipment製アームレスリング台への権利侵害が発生しないため、あらゆるイベントで使用可能で、SNS等へのアップも
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世界連盟公式アームレスリング台が設置されているジム

この記事を書いたアームレスラー(元日本代表選手)

上岡岳
アームレスリング元日本代表
ジムトレーナー・生物学学芸員
一般社団法人日本アームレスリング連盟
(常任理事・広報部長・レフェリー委員長)

アームレスリング戦績

1997三重県75kg級優勝

2000三重県85kg級優勝

2006全日本社会人選手権85kg超級2位

2007アジア選手権85kg級5位

2011全日本マスターズ80kg超級2位

2011アジア選手権マスターズ90kg級3位

2014全日本マスターズ90kg級3位

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