【筋トレむきアジフライの作り方】砕いた麩を使い衣も植物タンパク質強化

この記事の数値は文部科学省の食品成分データベースに基づいて算出しています。

アジはタンパク質とミネラルが豊富で筋トレのバルクアップ・筋肥大に最適な魚の一つですが、なかでもアジフライは美味しくて人気の料理です。今回は、衣に砕いた麩を使い植物タンパク質でアミノ酸も強化したレシピをご紹介します。

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アジと麩のカロリー・栄養素

タンパク質のコラボレーション

こちらが、今回の材料のアジと砕いた麩です。それぞれ100gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

○アジのカロリー・栄養素

エネルギー:121kcal
タンパク質:20.7g (82.8kcal)
脂質:3.5g (31.5kcal)
炭水化物:0.1g (0.4kcal)

○麩のカロリー・栄養素

エネルギー:385kcal
タンパク質:28.5g (114kcal)
脂質:2.7g (24.3kcal)
炭水化物:56.9g (227.6kcal)

どちらも非常に優秀なタンパク質食品であり、麩には良質な炭水化物も含まれているので、タンパク質量だけでなく筋肉合成カロリーも十分であると言えるでしょう。

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アジフライの作り方レシピ

オリーブオイルで揚げずに焼く

今回は、魚をさばくのが苦手な方でも扱いやすいアジの一夜干しを材料に使いました。まずは、半分に切ります。

続いて、胸びれのラインで切り込みを入れます。

尻尾のほうから背骨に沿うように包丁を入れ三枚おろしにし、皮をむきます。

最後に肋骨をそぎ落とし、アジの下ごしらえは完了です。

三枚おろしにし、皮をむいた味に砕いた麩をまぶしていきます。この時に軽く塩コショウで味付けをします。

フライパンにオリーブオイルを少し多目にしきます。揚げるよりもずいぶんカロリーカットになります。

あとは、焦げないように時々ひっくり返しながら、表面がきつね色になるまで焼きあげて出来上がりです。

簡単にできて、とても美味しく筋肉にもよいので、是非お試しください。

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バルクアップ筋トレとシェイプアップ筋トレの食事の特徴

バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。

健康的なシェイプアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。

筋トレと食事の基礎知識

PFCバランスについての基礎知識

食品は主に「三大栄養素」と呼ばれている3種類の栄養素から構成されています。それは、P=タンパク質・F=脂質・C=炭水化物で、この3種類の栄養素を食事として摂取する比率のことを「PFCバランス」と呼びます。「タンパク質:脂質:炭水化物」の比率として「2:2:6」が一般的に適切とされているPFCバランスですが、筋トレの効果を高める食事のPFCバランスとしては、筋肉合成に重要なタンパク質の比率を増やして「4:1:5」がベストです。

ライフスタイルに合わせたPFCバランスの調整

筋トレの食事としては、先に述べたようにタンパク質の比率を多くするのが定石ですが、カロリーの摂取量はトレーニング量だけでなく、個人のライフスタイルに合わせて調整することも重要です。具体的には運動量の多い仕事をしている場合には脂質・炭水化物を増やし、デスクワーク主体の仕事をしている場合には脂質・炭水化物を減らす、といった微調整が必要になります。

タンパク質とは

タンパク質とはアミノ酸が鎖状に連結して構成される高分子化合物で、人体においては筋肉(筋繊維)の主な構成物質です。このため、筋肉(筋繊維)を太く強くすることが主目的の筋力トレーニングの食事としては、最も重要視されるべき栄養素です。筋肥大をしていくためには、適切な筋力トレーニングだけでなく、体重1kgあたり2gの純タンパク質が必要となります。純タンパク質2g≒肉類魚介類換算で10gに相当。

脂質について

脂質は1gあたり9kcalと高カロリーであることから、筋トレの食事としては「太りやすい」と考えられて敬遠されがちですが、非常にエネルギー効率が良い栄養素であるため、長時間のハードトレーニング前に摂取するカロリー源として優れています。また、腹持ちが良いことから、適度に摂取することで間食を防ぐ効果もあります。

炭水化物について

炭水化物は運動エネルギーの主体となる栄養素で、摂取から吸収されてエネルギーに換わるまでが速やかなことが特徴です。このため、トレーニング中のエネルギー補給、トレーニング直後のエネルギー補給などに有効です。また、筋肉が消化吸収・再合成される過程では多くのエネルギーが必要となるため、筋トレ後の食事においてはタンパク質食品と合わせて炭水化物を摂取していくことが重要です。

具体的な筋トレ向き食品・食事例

下記の記事はバルクアップ・シェイプアップそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。

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【筋トレの食事メニューレシピ例紹介】バルクアップ・シェイプアップそれぞれに最適なカロリー・栄養素比率

下記のリンク先ページには、筋トレに最適な冷凍肉・冷凍魚介類を一覧にまとめています。赤身牛肉・豚肉・鶏肉・マグロ・うなぎなど具体的な料理例も掲載していますので、あわせてご参照ください。

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