IPF・IFA公認品マズレンコ製作所公式ブログ 

【腕相撲の噛み手】アームレスリングのフックのやり方と軌道

腕相撲の噛み手、つまりアームレスリングのフックと呼ばれる技(テクニック)のやり方と軌道について解説します。

なお、アームレスリングの技は個人特性が大きく、やり方や軌道も選手によって異なりますが、本記事で解説するのはあくまでも一般的な方法論です。


※本記事は提供元サイト(GLINT&bukiya.net)より転載・出力しています。著作権・コンテンツ権・引用および免責事項についてはこちらをご参照ください。また、執筆者情報についてはこちらをご参照ください。

※当サイトでは厚生労働省・Wikipediaなどの公共性・信頼性の高いサイトの情報を元に科学的な根拠(エビデンス)を担保しています。それらについてはこちらの一覧をご参照ください。
スポンサーリンク

フックの模範動画

フック(噛み手)は、回外回旋(手の平が上を向く方向に捻る)を加えながら小指の付け根で相手の手首を押さえ込み、斜め下後方に引き倒す技です。ちょうど、雑巾を絞るイメージです。

なお、フックには大きく二種類があり、相手の手首を下敷きにするように下方に噛むローフック(下噛み)と、後方に捻り上げながら上をとるハイフック(上噛み)とがあります。

フックの初動と軌道

フックの初動は真横、またはやや斜め前方にになります。

こちらが、フックの軌道を上から見た図になります。

フックの初動は、①回外回旋(手の平が手前を向く方向に捻る)しながらの横方向への動きになります。ローフック(下噛み)の場合はほんの少し前方へ、ハイフック(上噛み)の場合はほんの少し後方へ動くのが一般的です。

そして、しっかりと相手の手を捕らえたら、②斜め後方・下方に引き下げます。これで、相手の手は完全に自分よりも下になります。

最後に、③親指方向に手首を捻りつつ横方向・やや斜め後方に向けて倒します。この動作を、いわゆる「絞る」と呼びます。

横からフックの軌道を見たのが、こちらの図です。

①横方向に回旋し

②斜め後ろに引き下げ

③斜め横に捻り倒す

という手順で、三次元軌道で相手を倒します。

スポンサーリンク

フックの三次元軌道を再現する鍛え方

フックの三次元軌道を再現しながら腕を鍛えるのに最適なのが、こちらのようなケーブルマシン+専用アタッチメントを使用したトレーニングです。

①一般的なトレーニングマシンは軌道が固定されているのに対し、ケーブルマシンは軌道がフレキシブルであること。

②フリーウエイトでは再現できない「上や前から引く動作」が可能であること。

この二点がケーブルマシンがアームレスリングのトレーニングに必須である理由です。

なお、使用されているアタッチメントは、海外では「デボンララット・ハンドル」と呼ばれ、フックの名人として名高い世界チャンピオン、デボン・ララット選手の監修で製作されています。

フックハンドル

フックハンドル | アームレスリング器具・パワーリフティング用品・マズレンコ製作所日本正規輸入代理店
フックハンドルはアームレスリング元世界チャンピオンのデボン・ララット選手が考案開発したリスト力を鍛えるための前腕トレーニング器具(ケーブルアタッチメント)で、小指側のリスト力を集中的に鍛えられます。 このため、海外ではデボンララットハンドルとも呼ばれています。腕相撲・アームレスリングのみならず、リストのストローク力を要...

また、自宅でアームレスリングトレーニングを行う場合、ケーブルマシンのかわりにトレーニングチューブを使用することで実戦的な軌道が再現可能です。

MYDAYSトレーニングチューブセット | アームレスリング器具・パワーリフティング用品・マズレンコ製作所日本正規輸入代理店
当代理店が海外スポーツ・アウトドア用品メーカーのMYDAYSより独自輸入しているトレーニングチューブセットです。事前にサンプルを輸入し、当代理店運営ジムで試用、その品質は確認済みです。ダンベルのかわりとして各種のトレーニング種目が実施できるほか、「上から引く」「前から引く」といったフリーウエイトでは再現できない負荷方向...

アームレスリングの技の軌道

アームレスリングの二大テクニックであるトップロールとフックは、それぞれ直線軌道で動作するのではなく、複雑な三次元軌道を描くように動作します。

トップロールに関しては、下記の記事をご参照ください。

【腕相撲の吊り手】アームレスリングのトップロールのやり方と軌道
腕相撲の吊り手、つまりアームレスリングのトップロールと呼ばれる技(テクニック)のやり方と軌道について解説します。 なお、アームレスリングの技は個人特性が大きく、やり方や軌道も選手によって異なりますが、本記事で解説するのはあくまでも一般...
スポンサーリンク
当サイト運営・トップ競技者厳選ショップ
生産工場から直接輸入のためリーズナブル

人気OEMパワーベルトがフルラインナップ

愛用ベルトが最新式になるバックル

試合や高重量トレーニングに最適化

北米に続き日本でもブレイク開始

マシン筋トレの疑問を解決する人気記事

自宅トレーニングに必要不可欠な器具は

執筆アスリート陣がリピートしている食材

競技者が本音で解説シリーズ
高品質トレーニングギア武器屋・鬼・GLFIT

当サイト提携ジムONI GYM 24
ONIGYM24大阪店ONIGYM24東京店

当サイト運営ジムで実際に使用している用品

記事制作©FutamiTC/MazurenkoJapan

アームレスリング
マズレンコ製作所公式ブログ|筋トレ専門サイトGLINT