【きしめんVSフィットチーネ】どっちが筋トレむき?パスタの代用になるか検証

この記事の数値は文部科学省の食品成分データベースに基づいて算出しています。

平型麺類と言えば、世界のフィットチーネ・日本のきしめんですが、きしめんとフィットチーネのどちらが筋トレむきか、また味・食感としてきしめんはパスタの代用になるのか検証しました。

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きしめんとフィットチーネのカロリー・栄養素

タンパク質量はフィットチーネが上

今回、検証したきしめんとフィットチーネがこちらです。それぞれ100gあたりのカロリー・栄養素は以下のようになります。

きしめんのカロリー・栄養素

エネルギー:105kcal
タンパク質:2.6g (10.4kcal)
脂質:0.4g (3.6kcal)
炭水化物:21.6g (86.4kcal)

フィットチーネのカロリー・栄養素

エネルギー:149kcal
タンパク質:5.2g (20.8kcal)
脂質:0.9g (8.1kcal)
炭水化物:28.4g (113.6kcal)

やはり、植物タンパク質が圧倒的に多い品種であるデュラム小麦を原料とするパスタ・フィットチーネのほうが二倍近いタンパク質量で、筋トレにはフィットチーネのほうが適しています。

続いて、味・食感の検証に移ります。

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お題は鮭クリームパスタ

同一条件同時調理で検証

科学実験の基本にのっとり、同一条件・同一食材・同時調理で鮭クリームパスタを作成していきます。

まずは、鮭の切り身をテフロン加工のフライパンで油を使わずに焼いていきます。

鮭が焼けたら、骨と皮を取り除き、適度な大きさに崩します。

ここから同時調理の開始で、まずは生クリームを入れます。

続いて、カットした野菜類を加えて加熱します。

蓋をしてとろ火にし、生クリームが焦げないように野菜に火を通していきます。

野菜に火が通ったら、きしめんとフィットチーネを加え、塩コショウで味付けをして、水分が飛ぶまで中火で炒めていきます。

出来上がりました。それでは試食に移ります。

きしめんとフィットチーネの味・食感

鮭クリームにはややフィットチーネが合う

実際に試食した感想は、歯ごたえやクリームへのフィット感はややフィットチーネが上に感じました。

しかし、風味の吸い込み具合や絡み具合はきしめんに軍配が上がります。

好みにもよりますが、鮭クリームという土俵ではややフィットチーネが有利に感じました。

醤油をたらすと状況が一変

試食の途中で、やや味に飽きてきたので、ふと思いついて醤油を少し垂らしてみましたが、状況が一変しました。

醤油の風味が加わると、圧倒的にきしめんのほうが美味しくなります。これには驚きでした。

結論として、きしめんはパスタの代わりになり、さらに和風系味付けだとフィットチーネよりも美味しくなります。

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