【ユッケのカロリー】栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)の量と筋肉・筋トレとの関係

この記事の数値は文部科学省の食品成分データベースに基づいて算出しています。

ユッケ(韓国料理)のカロリーと三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)の成分量を解説するとともに、食品と筋肉・筋トレに関する情報もご紹介します。

執筆者・監修者・運営者情報

三大栄養素と筋肉の関係

タンパク質は筋肉の材料となる重要な栄養素です。炭水化物と脂質は筋合成に必要なエネルギー源であるとともに、トレーニング中の運動エネルギーとしても利用されます。一般に、炭水化物は短時間・高強度の運動に、脂質は長時間の運動に適しています。また、三大栄養素はいずれも過剰に摂取すると体脂肪として蓄積されます。

スポンサーリンク

ユッケとはどんな食べ物?

ユッケ(肉膾、??)は、ローフード(生食)の一つであり、生肉を用いた韓国の肉料理。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ユッケ

ユッケのカロリーと栄養素

ユッケ1皿60gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:179kcal
タンパク質:12.2g
脂質:10.5g
炭水化物:5.5g

なお、数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。また、食品の栄養素(PFC)および食事全体の栄養(PFC)バランスに関しては食事バランスガイド(農林水産省)の情報を参照しています。

スポンサーリンク

ユッケ系料理の具体的レシピ例

市販の冷凍ユッケジャンスープがおすすめ!

お家で一からユッケジャンスープを作ることももちろん可能ですが、ダシダやコチュジャン、韓国?油を使ったりと、ちょっと手間がかかるのが難点。そこでおすすめなのが、既に調理された冷凍スープを使うこと。解凍して温めれば簡単に本場の味を味わうことが出来てしまいます!

一人分がワンパックになっています。

具材も結構たくさん入っていそう!スープもたっぷりで意外と重たいです(笑)。

これを電子レンジ500wで5分チン!少し溶けたものをそのままお鍋に入れて温めます。レシピには3-4分温めるように書いてありましたが、なかなか氷状のスープが溶けず、7-8分ほど温めました。

しっかりと温まったらお皿に移して完成です!!

実食レビュー

それでは食べていきましょう。まずこの見た目!真っ赤なスープ…唐辛子の粉も浮いています…これは絶対に辛そう…。 前回ヤンニョムチキン麺の辛さに完全に負けてしまった私ですが、今回はどうでしょうか。

勇気を振り絞って一口。おっ!思ったより辛くない!! そして何より美味しい!!!

もちろんキムチのスープなので食べ進めているとだんだんと体がポカポカしてきますが、辛いのが苦手な私でも十分美味しく食べられる味です。 そして具沢山なのもとても嬉しいですね。牛肉の他に、豆もやし、長ネギ、ほうれん草、ゼンマイが入っていました。野菜をたくさん食べられるのは韓国料理ならでは!

残ったスープにはご飯を入れて、ユッケジャンクッパとしていただきました。 思ったより量もしっかりあって、なかなか満足感のある一品でした。これからの寒い季節、冷えた体を温めるために、いかがでしょうか。 ぜひお試しください!

主なユッケ系料理のカロリーと栄養素

生ハムユッケのカロリーと栄養素

生ハムユッケ1人前150gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:275kcal

タンパク質:15.83g (63.32kcal)
脂質:18.54g (166.86kcal)
炭水化物:9.05g (36.2kcal)

生ハムユッケ丼のカロリーと栄養素

生ハムユッケ丼1人前00gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:696kcal

タンパク質:21.88g (87.52kcal)
脂質:19g (171kcal)
炭水化物:102.56g (410.24kcal)

なお、数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。また、食品の栄養素(PFC)および食事全体の栄養(PFC)バランスに関しては食事バランスガイド(農林水産省)の情報を参照しています。

すき家まぐろユッケ丼のカロリーと栄養素

すき家まぐろユッケ丼(並盛り)1食あたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。

エネルギー:719kcal

タンパク質:37.5g
脂質:17.0g
炭水化物:102.6g

なお、数値と画像は「すき家公式ホームページ」を参照しています。

スポンサーリンク

バルクアップ筋トレとシェイプアップ筋トレの食事の特徴

バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。

健康的なシェイプアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。

筋トレと食事の基礎知識

PFCバランスについての基礎知識

食品は主に「三大栄養素」と呼ばれている3種類の栄養素から構成されています。それは、P=タンパク質・F=脂質・C=炭水化物で、この3種類の栄養素を食事として摂取する比率のことを「PFCバランス」と呼びます。「タンパク質:脂質:炭水化物」の比率として「2:2:6」が一般的に適切とされているPFCバランスですが、筋トレの効果を高める食事のPFCバランスとしては、筋肉合成に重要なタンパク質の比率を増やして「4:1:5」がベストです。

ライフスタイルに合わせたPFCバランスの調整

筋トレの食事としては、先に述べたようにタンパク質の比率を多くするのが定石ですが、カロリーの摂取量はトレーニング量だけでなく、個人のライフスタイルに合わせて調整することも重要です。具体的には運動量の多い仕事をしている場合には脂質・炭水化物を増やし、デスクワーク主体の仕事をしている場合には脂質・炭水化物を減らす、といった微調整が必要になります。

タンパク質とは

タンパク質とはアミノ酸が鎖状に連結して構成される高分子化合物で、人体においては筋肉(筋繊維)の主な構成物質です。このため、筋肉(筋繊維)を太く強くすることが主目的の筋力トレーニングの食事としては、最も重要視されるべき栄養素です。筋肥大をしていくためには、適切な筋力トレーニングだけでなく、体重1kgあたり2gの純タンパク質が必要となります。純タンパク質2g≒肉類魚介類換算で10gに相当。

脂質について

脂質は1gあたり9kcalと高カロリーであることから、筋トレの食事としては「太りやすい」と考えられて敬遠されがちですが、非常にエネルギー効率が良い栄養素であるため、長時間のハードトレーニング前に摂取するカロリー源として優れています。また、腹持ちが良いことから、適度に摂取することで間食を防ぐ効果もあります。

炭水化物について

炭水化物は運動エネルギーの主体となる栄養素で、摂取から吸収されてエネルギーに換わるまでが速やかなことが特徴です。このため、トレーニング中のエネルギー補給、トレーニング直後のエネルギー補給などに有効です。また、筋肉が消化吸収・再合成される過程では多くのエネルギーが必要となるため、筋トレ後の食事においてはタンパク質食品と合わせて炭水化物を摂取していくことが重要です。

具体的な筋トレ向き食品・食事例

下記の記事はバルクアップ・シェイプアップそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。

▼関連記事

【筋トレの食事メニューレシピ例紹介】バルクアップ・シェイプアップそれぞれに最適なカロリー・栄養素比率

下記のリンク先ページには、筋トレに最適な冷凍肉・冷凍魚介類を一覧にまとめています。赤身牛肉・豚肉・鶏肉・マグロ・うなぎなど具体的な料理例も掲載していますので、あわせてご参照ください。

筋トレ向き冷凍食品・食材(肉類&魚介類)まとめ

食事に関する関連記事(人気記事)


食事メニュー例女性の筋トレ食
コンビニの食品おすすめの外食
筋トレ自作弁当最適な鶏肉部位
最適な牛肉部位最適な豚肉部位
最適な焼肉部位最適な焼鳥部位
筋トレ向きサラダチキンレシピ集
筋トレ向きステーキの種類と部位
ジャンクフード最適化チャレンジ

人気のシェイプアップ食品

なお、下記の記事はシェイプアップ食品について、詳しく解説したものです。是非、ご自身に合ったシェイプアップ食品を見つけてください

▼関連記事

【人気シェイプアップ食材・食品40特選】効果の理由と具体的でおすすめなやり方を解説

本サイト「GLINT」は、2019年より筋力トレーニングと運動生理学および生物学に関する専門情報を継続して公開しています。競技経験に基づく実践的な知識と、博物館学芸員としての科学的根拠を重視した解説をもとに、正確で信頼できる情報の提供を目指しています。

競技者が本音で解説シリーズ


当サイト運営ショップ

マズレンコ製作所日本正規輸入代理店


当サイト協賛ショップ

高品質トレーニングギア武器屋・鬼・GLFIT


当サイト提携ジムONI GYM 24
ONIGYM24大阪店ONIGYM24東京店

人気製品・記事

人気のベルトがフルラインナップ! 

愛用ベルトが最新式になるバックル

試合や高重量トレーニングに最適化

北米に続き日本でもブレイク開始
マシン筋トレの疑問を解決する記事

自宅トレーニングに必要不可欠な器具

スポンサーリンク

当サイト運営ジムで実際に使用している用品

記事制作©FutamiTC/MazurenkoJapan


栄養成分
マズレンコ製作所公式ブログ|筋トレ専門サイトGLINT