【自宅でのバーベル筋トレ】ホームジムにおすすめのトレーニング器具類を厳選紹介

自宅でのバーベル筋トレにおすすめのトレーニング器具類を、実際にホームジムから発展しクラブチームジムを作った経験をまじえてご紹介します。

執筆者・監修者・運営者情報
筆者は、スポーツ競技の元日本代表としての経験に加え、博物館施設の生物学学芸員として30年にわたり生物の筋肉構造・作用にも知見を積み重ねてきました。さらにその後は設備管理責任者として大型機械設備の構造解析・運用・安全管理を担当し、支点構造や負荷伝達といった工学的知見も蓄積しています。このように「競技者としての経験」「学芸員としての知識」「工学的な構造理解」の三面に精通した上で、本記事の解説を行っています。

まずは絶対に必要なバーベルセット

自宅用なら28mmシャフトがおすすめ

BODYMAKER28mmバーベルセット

IROTEC28mmバーベルセット

ホームジムを作って自宅でバーベル筋トレをする場合に必要不可欠なのがバーベルセットですが、バーベルには通常の直径28mm径のタイプと、直径50mm径のオリンピックシャフトの2種類があります。

上のバーベルは、現在もっとも普及している家庭用トレーニング器具メーカーであるIROTEC(アイロテック)のバーベルのなかでも、床に傷が付きにくいラバープレートの28mmセットと50mmセットです。

価格を比較していただければわかりますが、オリンピックシャフトはかなり割高になります。オリンピックシャフトの利点は、プレートをさし込むスリーブ部分が回転することにより、バーベル挙上動作がなめらかになることですが、リフティング競技などを目指さないかぎりは、それほど重要な機能ではありません。

ホームジム用に揃えるならば、リーズナブルな28mmセットがおすすめです。

本格的ホームジムならオリンピックシャフト

本格的なホームジムを作るのであれば、やはりオリンピックシャフトでバーベルをそろえることになります。オリンピックシャフトはスリーブ部分が回転するので、28mmシャフトに比べて高重量をスームーズに挙上しやすくなります。

筆者のジムで実際に使用しているバーベルセットがGLFITプレートとONIシャフトの組み合わせで、公式競技のものに準じた仕様ながらリーズナブルで、自宅でのバーベルトレーニングに最適です。

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一部屋ならパワーラックの一択

オールインタイプがおすすめ

ホームジムにする空間の広さにもよりますが、多くの場合、一部屋6~8畳あたりが現実的な広さかと思います。

その場合、移動スペースやバーベルと壁との余裕を考慮すると、パワーラック1つにあと数個の器具を設置するのが限度です。

IROTECパワーラック・バーベル・インクラインベンチセット

パワーラックには、高耐加重のシンプルタイプから、簡易ケーブルマシンの附属したものまでさまざまなバリエーションがありますが、最初に入手するのならば、こちらのようなパワーラック+ケーブルマシン+インクラインベンチ+28mmバーベルセットがオールインワンになったものが、バラバラに買いそろえるよりも遙かにリーズナブルでおすすめです。

このようなフル装備のパワーラックだと、懸垂バーやディップスバーも附属していますので、バーベル筋トレだけでなく、自重トレーニングも行うことができ便利です。

なお、インクラインベンチは、その構造上フラットにしてもシート高があり、フラットベンチプレスでは足の踏ん張りが効きませんので、別途、高負荷用のフラットベンチを揃える必要があります。

フラットベンチは三本脚がおすすめ

IROTECフラットベンチEX

フラットベンチには安価な折りたたみ式や、耐荷重が低めのものがありますが、ベンチプレスを行うことを前提にするのならば、やはりこのランクの高耐荷重タイプがおすすめです。

なお、安定性と使い勝手の観点から、三本脚タイプがおすすめです。

四本脚だとベンチローイングなど床に膝をついてベンチを使う種目がやりにくいですし、狭い室内では予想外に足下が邪魔になります。

コンパクトなハーフラックもおすすめ

IROTECパワースクワットラック

ホームジムの空間に余裕があり、別にケーブルマシンや懸垂ラックを用意できる場合には、こちらのようなハーフラックがコンパクトかつ機能的でおあすすめです。

本格的なホームジムなら一器具一機能

家庭用ハイエンドベンチプレス台

マーシャルワールドプレスベンチPRO

空間に余裕があり、本格的なホームジムを作る場合、やはり、ラック類は一種類一機能が断然おすすめです。

まず、ベンチプレス台ですが、ラックの外側でバーベルをグリップするナロータイプは、不安定ですのでおすすめできません。特に家庭内でバーベルを誤って落下させると、確実に床は台無しになります。

家庭用のベンチプレス台で自信を持っておすすめできるのは、こちらのマーシャルワールド製プレスベンチPRO一択です。

筆者も、ホームジム→クラブチームジムを作るにあたり、数多くのメーカーのベンチプレス台を比較し、実際に数種類・数台購入した経緯がありますが、競技ベンチプレスのグリップ幅81cmが余裕でとれるワイドタイプのもので、角材の肉厚1.5mm以上の高強度タイプはこれだけです。

実際に、全日本大会に出場する当ジムのベンチプレス選手も、こちらのプレスベンチPROを日々の練習に使用していますが、150kg程度なら強度的に全く問題がなく、おそらく200kgでも大丈夫です。

購入にあたり、メーカーに業務用との差異を問い合わせましたが、違いは溶接かボルト止めかの違いだけとのことで、定期的にボルトチェックさえ怠らなければ、家庭用でも問題ないと考えています。

スクワットラックのおすすめ

IROTECパワースクワットラック

先ほどもご紹介しましたが、スクワットラックにはこちらがおすすめです。

カール台も揃えたい

ファイティングロードカールベンチTRUST

ベンチプレス台、スクワットラックと揃えたら、もうひとつ入手したいのがカール台です。こちらのような、自宅用ハイエンドクラスがおすすめです。

当ジムでも同タイプを使用していますが、アームレスリング選手が60kgオーバーのバーベルカールを行っても問題ありません。

ケーブルマシンはプレート式がおすすめ

マーシャルワールドPROラットマシン

ケーブルマシンには、ピンをさし込んで重量を変えるウエイトスタック式と、こちらのようなプレート式がありますが、プレート式のほうが他のバーベル器具とプレートの使い回しができて便利です。

こちらのタイプは、当ジムでも多くの選手が5年以上使用していますが、床にアンカーボルトを打ち、チェーンとターンバックルで補強していますので、耐久性にも問題ありません。

1人で使う分には、特に補強なしでも問題ないと感じています。

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忘れてはいけないプレートラック

ワイルドフィットプレートラック

つい忘れがちなのがプレートラックですが、プレートを床に置くと邪魔でつまづきやすいだけでなく、湿気を拾って錆びやすいので、忘れずにプレートラックも用意して下さい。

ほとんどのメーカーの家庭用ラックは三角形のやや不安定なものですが、ワイルドフィットのプレートラックは安定性もよくおすすめです。

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