トマトの栄養価と体づくりへの作用
トマトには食物繊維が適度に含まれており、食事の前後に取り入れることで物理的な満腹感が得られやすく、結果として食べすぎを抑えやすくなります。また、赤色成分であるリコピンは抗酸化作用を持つことが知られており、日常の食事で不足しやすいビタミンC・ビタミンE・カリウムとあわせて、体調管理やエネルギー調整に役立つ食品です。
これらの特徴から、トマトは減量期や身体作り時に扱いやすい食材と言えます。
トマト1個（165g）のカロリーと主な栄養素
エネルギー 31kcal
タンパク質 1.16g
脂質 0.17g
炭水化物 7.76g
トマトはエネルギー量が低く、水分と食物繊維が多いため、総摂取カロリーを抑えたい場面に適した食品です。ビタミンC・ビタミンE・カリウムが比較的多く、日常の食事バランスを整える働きを持ちます。
なお、数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。また、食品の栄養素(PFC)および食事全体の栄養(PFC)バランスに関しては食事バランスガイド(農林水産省)の情報を参照しています。
身体作り時のトマトの使い方
身体作り中の体づくりでは、以下のような取り入れ方が続けやすく効果的です。
● 食前に1個分を取り入れて満腹感を高める
● サラダに加えて食物繊維量と水分量を増やす
● トマトベースの煮込みやソースを活用し、脂質量を抑えた料理にする
生のトマトに飽きる場合は、無塩タイプのトマトジュースを食前に100〜150mlほど用いる方法もあります。
体づくりと食事の組み立て方
下記の記事では、女性向けの高タンパク質・低カロリーな食事メニュー例を具体的なレシピとともにまとめています。
女性筋トレのための食事メニュー例｜高タンパク質低カロリーなレシピ
また、下記のページでは多くの食品と身体作りの関係性をまとめています。
【人気身体作り食材・食品40品目】栄養学的特徴と活用ポイント
当サイトでは1000品目以上の食品の栄養情報（カロリー・タンパク質・脂質・炭水化物）を公開しています。下記ページの検索窓に食品名を入力してご活用ください。