
チーズは脂肪分が多く「太りやすい食品」というイメージを持たれがちですが、風味が強く少量でも満足感を得やすいことから、量を調整しながら上手に取り入れやすい食品でもあります。ここでは、チーズの栄養と身体作り中に使うときのポイントをまとめます。
チーズが身体作り中にも取り入れられる理由

チーズは乳製品由来のタンパク質を含み、少量でも味がしっかりしているため、料理のコク出しや間食の一品として使いやすい食品です。また、脂質を多く含むためエネルギー量は高めですが、その分少量で満足感を得やすいという側面もあります。
ビタミンB群やカルシウムなどの栄養素を含んでいることも特徴で、全体の食事バランスを見ながら「どのくらいの量をどのタイミングで使うか」を決めていくことで、身体作り中でも取り入れやすくなります。
チーズ一枚あたりのカロリーと栄養

スライスチーズ一枚あたりの栄養素の一例は以下の通りです。
エネルギー:61kcal
タンパク質:4.09g (16.36kcal)
脂質:4.68g (42.12kcal)
炭水化物:0.23g (0.92kcal)
一枚あたりのエネルギー量は高めですが、量が把握しやすく、枚数で管理できるのがチーズの使いやすい点です。全体の摂取カロリーを考えながら、取り入れる枚数を調整していくのが現実的です。
なお、数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。また、食品の栄養素(PFC)および食事全体の栄養(PFC)バランスに関しては食事バランスガイド(農林水産省)の情報を参照しています。
チーズを身体作り中に使うときのポイント

身体作り中にチーズを取り入れる場合は、「少量をうまく活かす」ことが大切です。例えば、スライスチーズ1枚をサラダや卵料理に加えたり、パンに薄くのせたりすることで、量を抑えつつ満足感を高めることができます。
おやつとして食べる場合も、枚数や頻度を決めておくと全体のエネルギー量をコントロールしやすくなります。ほかの脂質源(揚げ物・バターなど)とのバランスを考え、1日の合計量が増えすぎないように調整することがポイントです。
筋トレの食事メニュー例

下記の記事では女性のため筋トレ食事メニュー例を、実際のレシピをまじえてご紹介しています。
女性筋トレのための食事メニュー例|高タンパク質低カロリーなレシピ

また、身体作りと各食品の関係性について解説した記事の一覧ページもあわせてご活用ください。

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