
エビフライは子供から大人まで人気の高いフライ料理ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
●エビフライとはどんな食べ物?
エビフライはパン粉などの衣をつけたエビをフライした、日本独特の料理で、トンカツなどとならんで典型的な「洋食料理」とされています。エビフライが作られはじめたのは1900年代初頭、銀座の老舗洋食店「煉瓦屋(元祖オムライスでも知られる)」だと言われており、かつては「エビのカツレツ」と呼ばれていました。
高級店では車海老が使われますが、一般的にはブラックタイガーやバナメイエビが使用されます。
●エビフライのカロリー・栄養素
エビフライ3本50gあたりのカロリー・栄養素エネルギー:133kcal
タンパク質:5.1g (20.4kcal)
脂質:8.0g (72.0kcal)
炭水化物:10.15g (40.6kcal)
エビフライはタンパク質も比較的多いですが、カロリーもかなり高めであることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
●エビフライの目的別の食べ方
・バルクアップ筋トレの場合
エビフライは高タンパク質ですがカロリーも高いので、ご飯を少なくしたり、他の高タンパク質低カロリーな食品と組み合わせ、筋肥大バルクアップに最適な「タンパク質」:「筋肉合成カロリー」=1:2~3になるようにすることをおすすめします。・ダイエットの場合
エビフライはカロリーが高いため、ダイエットには相性のよくない食品ですが、どうしても食べる場合は衣を半分以上落とすなどの工夫が必要です。●具体的レシピ例
・筋トレ向きクルマエビフライ

こちらが今回の材料の国産天然特大クルマエビのエビフライです。衣の下に身が透けて見えており、かなり身が詰まっていることがわかります。

常温で一時間ほど放置し自然解凍します。高級食材を電子レンジにかけて味を台無しにするのは避けたいですね。

解凍ができたら揚げていきます。油は風味を最優先に考え、全て新品の油です。
まずは、中火で中まで火を通し、最後に強火でカラっと揚げます。

揚げ終わりました。すでにエビの芳醇で芳ばしい香りがただよっています。やはり、ブラックタイガーやバナメイエビとは格違いのようです。

せっかくですので、今回はタルタルソースも自作しました。材料は玉ねぎと玉子だけとシンプルです。

茹でてよく火を通した玉ねぎのみじん切りに、ゆで玉子の細切りを混ぜ、マヨネーズであえます。

塩コショウも忘れずに行いましょう。

なお、身の詰まり方をご紹介するために、一本を切って撮影しました。相当ギッシリで凄い歯ごたえでした。
味のほうは、まさに絶品で、筋トレで疲れた身体も一気に回復しそうに感じました。
●バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴

バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
●筋トレと食事の基礎知識

下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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●人気のダイエット食品

なお、下記の記事はダイエット食品について、詳しく解説したものです。是非、ご自身に合ったダイエット食品を見つけてください
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