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とんがりコーンは独特の形と食感で人気のロングセラースナック菓子ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、シェイプアップや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
とんがりコーンとはどんな食べ物?
とんがりコーンは、ハウス食品が米国ゼネラルミルズ社と提携してはじめてスナック食品部門に進出したお菓子で、1978年が発売開始年となっています。
一番人気で主力のあっさり塩味のほか、焼きとうもろこし味、バターしょう油味、沖縄ゴーヤーチャンプルー味、北海道スイートコーン味などが発売されてきましたが、2019年現在は、あっさり塩味・焼きとうもろこし味・塩キャラメル味の3種がラインナップされています。
とんがりコーンの原型BUGLES
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とんがりコーンの原型とも言え、1965年からGeneral Mills社が発売しているのが、こちらのBUGLESです。
商品名のBuglesとは「ラッパ」の意味で、その形状に名前は由来しています。コーンミール粉を練ったものをココナッツ油で揚げており、一般的な植物油であげられるスナックとは風味が違うことが大きな特徴です。
なお、BUGLESはロングセラースナックとして、ウエストシカゴの工場が2017年に閉鎖されるまで長らく製造され、米国人に親しまれてきました。
とんがりコーンのカロリー・栄養素
とんがりコーン一箱75gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:406kcal
タンパク質:4.0g(16.0kcal)
脂質:22.8g(205.2kcal)
炭水化物:46.2g(184.8kcal)
とんがりコーンは、炭水化物と脂質を中心とした非常に純度の高いカロリー食品であることがわかります。
※数値は「とんがりコーン公式ページ」を参照しています。
とんがりコーンの目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
とんがりコーンは、とても純度の高いカロリー食品ですので、筋肥大バルクアップ筋トレ前のカロリー補給に適しています。
シェイプアップの場合
とんがりコーンは、かなりカロリーが高い食品ですので、シェイプアップには向かない食品と言えます。
バルクアップ筋トレとシェイプアップ筋トレの食事の特徴

バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なシェイプアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
PFCバランスについての基礎知識

食品は主に「三大栄養素」と呼ばれている3種類の栄養素から構成されています。それは、P=タンパク質・F=脂質・C=炭水化物で、この3種類の栄養素を食事として摂取する比率のことを「PFCバランス」と呼びます。「タンパク質:脂質:炭水化物」の比率として「2:2:6」が一般的に適切とされているPFCバランスですが、筋トレの効果を高める食事のPFCバランスとしては、筋肉合成に重要なタンパク質の比率を増やして「4:1:5」がベストです。
ライフスタイルに合わせたPFCバランスの調整
筋トレの食事としては、先に述べたようにタンパク質の比率を多くするのが定石ですが、カロリーの摂取量はトレーニング量だけでなく、個人のライフスタイルに合わせて調整することも重要です。具体的には運動量の多い仕事をしている場合には脂質・炭水化物を増やし、デスクワーク主体の仕事をしている場合には脂質・炭水化物を減らす、といった微調整が必要になります。
タンパク質とは
タンパク質とはアミノ酸が鎖状に連結して構成される高分子化合物で、人体においては筋肉(筋繊維)の主な構成物質です。このため、筋肉(筋繊維)を太く強くすることが主目的の筋力トレーニングの食事としては、最も重要視されるべき栄養素です。筋肥大をしていくためには、適切な筋力トレーニングだけでなく、体重1kgあたり2gの純タンパク質が必要となります。純タンパク質2g≒肉類魚介類換算で10gに相当。
脂質について
脂質は1gあたり9kcalと高カロリーであることから、筋トレの食事としては「太りやすい」と考えられて敬遠されがちですが、非常にエネルギー効率が良い栄養素であるため、長時間のハードトレーニング前に摂取するカロリー源として優れています。また、腹持ちが良いことから、適度に摂取することで間食を防ぐ効果もあります。
炭水化物について
炭水化物は運動エネルギーの主体となる栄養素で、摂取から吸収されてエネルギーに換わるまでが速やかなことが特徴です。このため、トレーニング中のエネルギー補給、トレーニング直後のエネルギー補給などに有効です。また、筋肉が消化吸収・再合成される過程では多くのエネルギーが必要となるため、筋トレ後の食事においてはタンパク質食品と合わせて炭水化物を摂取していくことが重要です。
具体的な筋トレ向き食品・食事例

下記の記事はバルクアップ・シェイプアップそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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なお、下記の記事はシェイプアップ食品について、詳しく解説したものです。是非、ご自身に合ったシェイプアップ食品を見つけてください
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