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腰痛時にできる筋トレメニュー|休むのが基本だか行う場合の自宅~ジムマシンでの鍛え方

 

腰痛時には無理をせずに筋トレを休むのが基本ですが、スポーツの競技選手をはじめ、それでもできる範囲で鍛えたいという方もいるでしょう。

筆者も長年にわたり競技生活をしていましたので、腰痛をおしてトレーニングしたことも少なくありません。実際に実施してきた、腰痛時でもできる筋トレメニューを、自宅筋トレとジムマシン筋トレから厳選してご紹介します。


※本記事は提供元サイト(GLINT&bukiya.net)より転載・出力しています。著作権・コンテンツ権・引用および免責事項についてはこちらをご参照ください。また、執筆者情報についてはこちらをご参照ください。

※当サイトでは厚生労働省・Wikipediaなどの公共性・信頼性の高いサイトの情報を元に科学的な根拠(エビデンス)を担保しています。それらについてはこちらの一覧をご参照ください。
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腰痛とは?

腰痛とはどのようなものでしょう?

専門の公益社団法人サイトや公共性の高いWikipediaから奇才を引用しました。

日本整形外科学界による記載

原因と病態

腰(脊柱)に由来するもの

先天異常や側弯症、腰椎分離症など主に成長に伴っておこるもの、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変性すべり症など主に加齢により生ずるもの、腰椎骨折や脱臼などの外傷、カリエスや化膿性脊椎炎などの感染や炎症によるもの、転移癌などの腫瘍によるものなどがあります。

腰以外に由来するもの

解離性大動脈瘤などの血管の病気、尿管結石などの泌尿器の病気、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科の病気、胆嚢炎や十二指腸潰瘍などの消化器の病気、変形性股関節症などの腰以外の整形外科の病気によるものがあります。加えて身体表現性障害、統合失調などの精神疾患や精神的なストレスによる心理的な原因による場合もあります。

引用:日本整形外科学会「腰痛」

Wikipediaによる記載

腰痛(ようつう, Low back pain)とは、腰に痛み、炎症などを感じる状態を指す一般的な語句。 その期間によって、急性(6週間まで)、亜急性(6-12週間)、慢性(12週間以上)に分類される。

大部分の腰痛はたいてい発症から数週間以内には改善され、40-90%のケースでは6週間後までに完全に改善される。しかし急性患者の3分の1は一年後には慢性化し、5分の1は活動に重大な支障をきたす重度になる。

引用:Wikipedia「腰痛」

腰痛時に避ける姿勢

体幹を支えるまたは荷重がかかる姿勢

腰痛時に避けなくてはいけない体勢とは、腕立て伏せのように体幹を維持しなくてはいけない体勢や、ウエイトを保持して立つまたは座るといった腰椎に荷重がかかる体勢です。

逆に、腰痛時でも腰に負担の少ない体勢とは、仰向けまたはうつ伏せで寝る、ぶら下がるといった体勢になり、腰痛時の筋トレもこのようは体勢・姿勢で行う種目に限定されます。

※以下でご紹介するトレーニング種目はあくまでも「腰椎に負担が少ない種目」で、「負担がない種目ではありません」。ご自身の腰痛の度合いを考慮して、ご自身の判断で慎重に実施してください。

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腰痛時にできる大胸筋トレーニング

大胸筋の英語名称・構造・部位詳細・起始停止


読みかた:だいきょうきん
英語名称:pectoralis major muscle
部位詳細:上部中部(内側)下部
起始:鎖骨の内側胸骨前面第2~6肋軟骨腹直筋鞘前葉
停止:上腕骨大結節稜

Wikipediaによる記載

大胸筋(だいきょうきん)は、胸部の筋肉のうち、胸郭外側面にある胸腕筋のうち、鎖骨、胸骨と肋軟骨(第2~第7前面)、腹直筋鞘の3部を起始とし、上外方に集まりながら、上腕骨の大結節稜に停止する。大胸筋を鍛える筋力トレーニング法には多くの種目が存在する。最も手軽で一般的なのはプッシュアップ(腕立て伏せ)であり、バーベルを使ったベンチプレス、ダンベルを使ったダンベル・フライなどもよく知られている。身体前面に位置し、もっとも目立つ筋肉の一つであることからボディビルなどでは重要視される筋肉の一つ。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/大胸筋

足上げベンチプレス・ダンベルプレス

腰痛時にもできて、上半身の押す筋肉グループ=大胸筋・三角筋・上腕三頭筋に有効な筋トレ種目が足上げベンチプレスです。

自宅筋トレの場合は足上げダンベルプレスになります。

足を上げることで腰椎に負担のかかるブリッジを抑制することができますが、その状態は「膝よりつま先を高く上げる」ことが大前提です。つま先が膝より下になる足の上げ方だと、ブリッジが効いてしまい腰椎に負担が生じますのでご注意ください。

なお、通常のグリップだと大胸筋に、広めのグリップだと三角筋に、狭めのグリップだと上腕三頭筋に有効です。

足上げスミスマシンベンチプレス

バーベルベンチプレスの場合と同様に、スミスマシンベンチプレスも足を上げて行うことで、大幅に腰への負担を軽減することができます。

腰痛時にできる三角筋トレーニング

三角筋の英語名称・構造・部位詳細・起始停止


読みかた:さんかくきん
英語名称:deltoid muscle
部位詳細:前部中部(側部)後部
起始:鎖骨外側前縁肩甲骨肩峰肩甲骨肩甲棘
停止:上腕骨三角筋粗面

Wikipediaによる記載

三角筋の肩甲棘部は肩甲棘から、肩峰部は肩峰から、鎖骨部は鎖骨の外側部の1/3からそれぞれ起始し肩関節を覆う様に外下方へと走り上腕骨三角筋粗面に停止する。運動は肩関節を支点にして肩甲棘部が上腕を伸展・内転・外旋させ、肩峰部が上腕を外転させ、鎖骨部が上腕を屈曲・内転・内旋させる。「投げる」ことに関係の深い筋肉であり、投擲系のスポーツでは特に重要視される。ボディビルなどでもこの筋肉の発達が不十分だと肩幅が狭くなり、頭が相対的に大きくなって格好悪くなるのでトレーニングを必要とする。腕立て伏せやベンチプレスなどを行なうことでも充分に鍛えられる筋肉だが、専門的な筋力トレーニングを必要とするのであればフロント・レイズ、サイド・レイズなどのレイズ系の種目、もしくはショルダー・プレスなどが有効。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/三角筋

パイクプッシュアップ

大きく腰を曲げた状態で行うパイクプッシュアップは腰への負担が少なく、しかも三角筋に効果の高い自重トレーニングです。三角筋に効果のある「腕を上方に押し出す軌道」になるよう、斜め後ろ上方へ身体を押し上げてください。

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腰痛時にできる背筋トレーニング

広背筋の英語名称・構造・部位詳細・起始停止


読みかた:こうはいきん
英語名称:latissimus dorsi muscle
部位詳細:上部下部
起始:下位第6胸椎~第5腰椎の棘突起・肩甲骨下角第9~12肋骨正中仙骨稜・腸骨稜後方
停止:上腕骨小結節稜

Wikipediaによる記載

広背筋(こうはいきん)は、背部の筋肉の棘腕筋のうち、下方に三角形をなす筋肉である。第5胸椎(Th5)~第5腰椎(L5)の棘突起、仙骨、腸骨稜、第9~12肋骨を起始とし、下部から上外側方、上部から水平に外側方に向かって走り、上腕骨の上部小結節稜に付着する。チンニング(懸垂)がもっともよく知られており効果も高いが、たいていの人間には負荷が高すぎる。その場合には、ラットプルダウン、ベント・オーバー・ローイング、ロープーリーなどの各種目が存在する。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/広背筋

僧帽筋の英語名称・構造・部位詳細・起始停止


読みかた:そうぼうきん
英語名称:trapezius muscle
部位詳細:上部中部下部
起始:後頭骨上項線・外後頭隆起・頚椎棘突起第7頚椎・第1~3胸椎棘突起第4~12胸椎棘突起
停止:肩甲棘・肩峰

Wikipediaによる記載

僧帽筋(そうぼうきん、英語: trapezius)は、人間の背中の一番表層にある筋肉である。僧帽筋の起始は外後頭隆起から正中を下に下りるように、項靱帯、上項線、第七~第十二胸椎まで続き、停止は鎖骨の外側1/3、肩峰、肩甲骨の肩甲棘である。筋線維は首からの物は下に走り、その後腕の方に向かって横に走る。背中からの物は逆に上に走り同じように腕の方に向かう。筋繊維が異なった方向に走行しているので、多くの動作が可能になっている。上方の筋線維は肩甲骨を持ち上げ、中間付近の筋線維は内側に引っ張り、下方の筋線維は下に下げ、上方と下方の筋線維が両方収縮するときは回転させる。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/僧帽筋

懸垂(プルアップ)

腰椎に負担の少ない背筋+上半身の引く筋肉群トレーニングの代表格が懸垂(プルアップ)です。胸を張り、顎を少し上げて肩甲骨を寄せながら身体を引き上げるのが正しいやり方です。

順手だと広背筋に、パラレルグリップだと僧帽筋に、逆手だと上腕二頭筋に有効です。

ベンチローイング

フラットベンチに完全にうつ伏せになり、ダンベルやバーベルを引き上げるベンチローイングは、腰痛時にも行える背筋のフリーウエイトトレーニングです。

ウエイトを引き上げた時に、状態を反らせてしなうと、一気に負担が腰椎にかかりますのでくれぐれも注意してください。

膝つきラットプルダウン

通常のラットプルダウンは、シートに座りパッドで太ももを押さえますが、この状態は腰椎に強い負担がかかってしまいます。

その点、動画のような床に膝をついた「膝つきラットプルダウン」であれば腰への負担を大幅に軽減することが可能です。

また、広背筋でなく僧帽筋を鍛えたい場合は、パラレルグリップのアタッチメントを使用するとよいでしょう。

腰痛時にできる上腕三頭筋トレーニング

上腕三頭筋の英語名称・構造・部位詳細・起始停止


読みかた:じょうわんさんとうきん
英語名称:triceps
部位詳細:長頭外側頭内側頭
起始:肩甲骨関節下結節上腕骨後面上腕骨後面
停止:尺骨肘頭

Wikipediaによる記載

上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん、Triceps brachii)は人間の上肢の筋肉。腕を伸ばした時によく浮き出る筋肉である。作用としては肘の伸展を行う。長頭は上腕を伸展および内転する。伸展時には肘筋と共に協調して働くが、純粋に肘の伸展をする主動作筋は肘筋である。前腕伸展位の拮抗筋は上腕二頭筋となる。前腕の回内は円回内筋、方形回内筋などと協調して働く。ボディビルなどで、上腕部のトレーニングを行う際には、つい上腕二頭筋(いわゆる力こぶ)ばかりに集中しやすいが、筋肉全体の太さだけで言えば上腕三頭筋の方が太いため、こちらを鍛える方が、より太い腕にする近道であるといえる。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/上腕三頭筋

足上げナローグリップベンチプレス

足を上げてナローグリップで行うベンチプレスは、腰痛時でも上腕三頭筋を鍛えられる種目です。

tricepsbar.jpg

このようなトライセプスバーを使ってパラレルグリップで行うと、さらに腰椎に負担が少なくなります。

腰痛時にできる上腕二頭筋トレーニング

上腕二頭筋の英語名称・構造・部位詳細・起始停止


読みかた:じょうわんにとうきん
英語名称:biceps
部位詳細:長頭短頭
起始:肩甲骨関節上結節肩甲骨烏口突起先端
停止:橈骨粗面

Wikipediaによる記載

上腕二頭筋(じょうわんにとうきん、biceps brachii )は人間の上肢の筋肉。肘関節を屈曲した際によく浮き出る筋で通称力こぶと呼ばれている。作用としては前腕の屈曲と回外(肘を90°で固定し手のひらを上に向ける動作)を行う。屈曲時には上腕筋、烏口腕筋などと共に協調して働くが、純粋に前腕の屈曲をする主動作筋は上腕筋である。前腕屈曲位の拮抗筋は上腕三頭筋となる。前腕の回外は回外筋、腕橈骨筋などと協調して働く。大部分のドアのノブや螺子が右回りに作られているのは前腕の回外時に出る力が上腕二頭筋によって回内時よりも力が出やすいためである。上腕二頭筋全体を効率よく鍛える種目はダンベルカールやバーベルカール、短頭を鍛えるにはコンセントレーションカールやプリーチャーベンチカール、長頭ならインクラインカールやインクラインハンマーカールなどが有効である。他にも、ナローチンニング(懸垂)なども有効である。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/上腕二頭筋

逆手懸垂

腰痛時でも上腕二頭筋を集中的に鍛えられるのが逆手懸垂(チンアップ・チンニング)です。順手懸垂(プルアップ)と違い、肩甲骨を寄せずに背筋をできるだけ使わずに腕の筋力だけで動作するのがポイントです。

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なお、懸垂バーにこちらのようなパラレルアタッチメントをかけて行うパラレルグリップ懸垂は、上腕二頭筋のなかでも特に長頭に有効です。

腰痛時に鍛えにくい部位

腹筋群・長背筋群・下半身

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腰椎を直接動かす体幹の筋肉群=腹筋群や長背筋群を腰痛時に鍛える種目というのはありません。また、腰椎と連動性の高い腸腰筋群や大腿二頭筋を含む下半身の筋肉群も、腰痛時には安静にするのがベストです。

腰痛を防止する筋トレ

非腰痛時に鍛えておきたい筋肉

長背筋群


読みかた:せきちゅうきりつきん
英語名称:erector spinae muscle
部位詳細:腸肋筋最長筋棘筋
長背筋群=脊柱起立筋+多裂筋+回旋筋など

Wikipediaによる記載

長背筋(ちょうはいきん)は、棘背筋のうち、長筋である筋肉の総称。長背筋に属する筋|板状筋(musculus splenius)「頭板状筋(musculus splenius capitis)・頸板状筋(musculus splenius cervicis)」|脊柱起立筋(musculus erector spinae)「腸肋筋(musculus ilicostalis)・最長筋(musculus longissimus)・棘筋(musculus spinalis)」|半棘筋(musculus semispinalis)|多裂筋(musculus multifidus)|回旋筋(musculi rotatores)

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/長背筋

腰痛を防止するためには、腰痛のない日頃から何箇所かの筋肉を鍛えておくことである程度防止することができます。まずは、腰椎を直接的に支えている長背筋群(脊柱起立筋など)を強化し、筋肉のコルセットを作っておくことが大切です。

長背筋群を鍛える種目として基本になるのがバックエクステンション系の種目です。

腸腰筋群


読みかた:ふっきんぐん
英語名称:abdominal muscles
部位詳細:腹直筋外腹斜筋内腹斜筋腹横筋
起始:恥骨稜・恥骨結合・恥骨結節第5~12肋骨外面胸腰筋膜深葉・上前腸骨棘・鼡径靭帯・腸骨稜第7?12肋軟骨内面・鼡頚靭帯・上前腸骨棘
停止:剣状突起・第5~7肋軟骨外面鼡径靭帯・腹直筋鞘前葉・腸骨稜外唇第10~12肋骨下縁・腹直筋鞘・精巣挙筋剣状突起・白線・恥骨

Wikipediaによる記載

腹筋とは、4つの部位で構成されており、腹直筋外腹斜筋内腹斜筋腹横筋で成り立っている。

腹直筋(ふくちょくきん、Rectus abdominis)は、腹部の筋肉のうち前腹壁の中を走る前腹筋の一つ。体幹部の屈曲や回旋、側屈に関与し、呼吸にも寄与している。

外腹斜筋(がいふくしゃきん)は、腹部の筋肉のうち腹壁外側部を走る側腹筋の一つ。肋骨とともに胸郭を引き下げ、脊柱を曲げると同時に、骨盤を引き上げる作用がある。

内腹斜筋(ないふくしゃきん)は、腹部の筋肉のうち腹壁外側部を走る側腹筋の一つ。外腹斜筋と同様に、肋骨とともに胸郭を引き下げ、脊柱を曲げると同時に、骨盤を引き上げる作用がある。

腹横筋(ふくおうきん)は、腹部の筋肉のうち腹壁外側部を走る側腹筋の一つ。内腹斜筋の深層に存在し、下位肋骨、鼠径靱帯、腸骨稜、胸腰筋膜を起始とし、水平に外側に向かって走り、腱膜に移行して腹直筋鞘に付着する。いわゆるインナーマッスルの1つ。下位肋骨を下方に引き、腹圧を高める作用がある。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/腹筋

腰痛対策の筋トレと言えば、痛い箇所周辺=脊柱起立筋の強化ばかり取り上げられますが、脊柱起立筋の拮抗筋の一つである腸腰筋群を強化することも非常に重要です。また、腸腰筋群には、脊柱起立筋の拮抗作用だけでなく骨盤の位置調整・維持の作用もありますのでなおさらです。

内転筋群


読みかた:ないてんきんぐん
英語名称:adductors muscles
部位詳細:大内転筋長内転筋短内転筋薄筋恥骨筋

Wikipediaによる記載

大内転筋(だいないてんきん、adductor magnus muscle)は人間の恥骨の筋肉で股関節の内転、屈曲を行う。小内転筋(しょうないてんきん、adductor minimus muscle)は人間の恥骨の筋肉で股関節の内転、屈曲、外旋を行う。短内転筋(たんないてんきん、adductor brevis muscle)は人間の恥骨の筋肉で股関節の内転、屈曲、外旋を行う。長内転筋(ちょうないてんきん、adductor longus muscle)は人間の恥骨の筋肉で股関節の内転、屈曲、外旋を行う。

引用:Wikipedia

内転筋群は骨盤から下半身(大腿部)にかけてをつなぐ、横方向への腰の強さに大きくかかわる筋肉群です。腰痛と言えば、つい縦方向の筋力強化に意識がいきがちですが、横方向への強さもしっかりと鍛えておきましょう。

腰痛改善のためのストレッチ

腰痛改善のためには、日頃から(非腰痛時)、脊柱起立筋の共働筋や拮抗筋のストレッチを実施し、それらの筋肉の柔軟性を高めておくことも有効です。

ストレッチとは

スポーツや医療の分野においてストレッチ(英: stretching)とは、 体のある筋肉を良好な状態にする目的でその筋肉を引っ張って伸ばすことをいう。筋肉の柔軟性を高め関節可動域を広げるほか、呼吸を整えたり、精神的な緊張を解いたりするという心身のコンディション作りにもつながるなど、様々な効果がある。

引用:Wikipedia「ストレッチ」

ストレッチの効果

厚生労働省によるストレッチの効果に関する記載

ストレッチングとは意図的に筋や関節を伸ばす運動です。体の柔軟性を高めるのに効果的であり、準備運動や整理運動の一要素としても活用されています。最近では美しい姿勢の保持やリラクゼーションの効果が明らかとなってきました。広い場所や道具を必要とすることなく行えることから、愛好者が増えている運動のひとつです。

ストレッチングにより柔軟性が増す理由は、筋の伸張反射の感受性が低下することと筋や靱帯の弾性要素が組織科学的変化を起こすことが要因です。また、ストレッチングは2-3メッツの強度がありますので筋温や体温を高める有効です。これらが柔軟性の向上やウォーミングアップ効果と関連しているのです。

最近ではこれらの効果に加えてリラクゼーションの効果が明らかとなってきました。

引用:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-04-006.html

ストレッチ実施の基本

ストレッチを行う場合の基本は以下の通りです。

①筋肉の収縮方向と反対方向に筋肉を伸ばす

②痛みを感じない程度にゆっくりと伸ばす

③30秒前後を目安とする

④呼吸を止めないように留意する

厚生労働省によるストレッチのやり方に関する記載

ストレッチングを実施する際に注意すべき原則は5つあります。「1. 時間は最低20秒」「2. 伸ばす筋や部位を意識する」「3. 痛くなく気持ち良い程度に伸ばす」「4. 呼吸を止めないように意識する」「5. 目的に応じて部位を選択する」ということです。

健康づくりの現場では安全第一で、傷害のリスクが少ないスタティックストレッチングが用いられることが多いようです。柔軟性の向上の効果に関してはスタティックストレッチングがダイナミックストレッチングに劣ることはないことがわかっています。パートナーストレッチングは補助者に高い技術を求められることが少なくないため、安全に実施するという観点からセルフスタティックストレッチングが勧められます。

引用:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-04-007.html

なお、具体的なストレッチのやり方に関しては下記の記事をご参照ください。

▼詳細記事

腰痛改善に4つの筋トレとストレッチ

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